神流川カジカ人工産卵床 ～ 産卵確認 ～

関東一の清流、神流川

神流川が流れる神流町はアユとともに清流のシンボルであるカジカによる地域振興に取り組んでいます。

町と漁協ではカジカ増殖のために、２月19日に神流川に人工産卵床設置作業を行いました。



その後、設置した人工産卵床はどうなったでしょうか？
３月末にその後の様子を見てきました。
桜の話題を優先したため、紹介がだいぶ遅くなってしまいました・・・

カジカはオスが産卵に適した場所になわばりを作り、そこにやってきたメスに卵を産ませ、稚魚がふ化するまでオスが卵を保護します。
現地調査を行ったときは、まだカジカの産卵・保護期間中だったので一部の人工産卵床のみチェックを行ったのですが、いくつかの人工産卵床で卵を確認することができました。

瓦を利用した人工産卵床に産みつけられたカジカの卵


自然の産卵床でも卵を確認しましたが、人工産卵床に産みつけられていた卵の量は、その数倍。
人工産卵床には１カ所あたり５尾くらいのメスが産卵していたのではないでしょうか。予想以上の成果です。

地元の方々の努力により、カジカが神流川名物になる日も近いと思います。微力ながら私もお手伝いさせて頂きます。

神流町


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今日、職場の駐車場にて

タンポポの綿毛ふわふわ