ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

神様の計らい ~叔父の帰天に思う~

2014-06-04 14:38:30 | カトリックの信仰
従妹のU-子は今、夫の海外赴任でアジアの西端にいます。叔父の容態変化ですぐに三人の子供のうちの真ん中の子を連れて帰国しました。そして、今週T国に残した長男の修学旅行のために土曜日の晩成田に移動し、早朝便でT国に戻り、修学旅行が終わったら残りの二人を連れてまた帰国する予定でした。成田に行く前に叔父は帰天しました。飛行機の中はもちろん、T国に行っていても悔いを残したかもしれない。そんなことが無いように叔父が娘への最後のプレゼントをしたのでしょうか。神様の計らいは私たちにはわかりません。

叔母はもともと高血圧体質で降圧剤を服用していました。でもこのひと月の出来事は血圧の調子を狂わせ、最高血圧が100で最低血圧が30という日が続くときもあり、乱高下が大きくて安定しない状態になりつつありました。なるべく休むようにと娘二人がやりくりしていましたが、叔母に何かあったら困ると叔父は優しい思いを尽くしたのでしょうか。神様の計らいは私たちにはわかりません。叔母は叔父が治らぬ病で苦しい思いをしているのなら、いつ召されてもいいと思っていたとすべてを神様に委ねていました。あっぱれ!です。

叔父には姪や甥が12人います。入院中を除いて11人がこの10日間位、叔父に会い、言葉を交わすことができました。皆に「また!」と言いながら、「また!」は天の国での再会のことだったのでしょうか。神様の計らいは分かりません。
でも、私たちはいつも温厚で、フットワーク軽く兄姉のいる時はもちろん、居なくなっても「どう?元気にしている?」と顔を出してくださっていた優しい笑顔のおじちゃまを忘れないでしょう。

おじちゃま:
「だる~い」とおっしゃっていた苦しみから解放されて、天国で今頃父とお酒を飲んでいますか? 空手の仲間、大学のガキ友達とわいわいと騒いでいらっしゃいますか? カトリックの葬儀は初めてとおっしゃるY-子ちゃんのご両親がこんなに温かくて、さわやかな気持ちになれた葬儀は初めてでしたとおっしゃっていましたよ。おじちゃまの仁徳が沢山の友人と後輩に伝わって、沢山の人を繋げました。お疲れ様でした。神様の許で変わらぬ笑顔でお過ごしください。


すべての人に時があり、すべ他の人の必要なことは何でもご存じの神様がなさることは、すべて意味のあることなのだと思います。アーメン


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