ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

見事ないけばな・・・あやめでしょうか

2012-05-11 23:23:26 | 日々の出来事
今日は赤坂教室でのお稽古日でした。

本科、研修科、B師範科、A師範科と十数年通って(多分もうすぐ20年? 結婚前後の数年を加えるともっと)、ずっとずっと先輩方のクラスと思っていた最後から二クラス目に今日からクラス替え。今まで一緒に学んでいた仲間と一緒に進級(?)でしたが、教室に向かう前は緊張して、心臓が飛び出しそう!と思うほどでした。
思わず、いつも仲良くしているAさんにメールしたら、「今までと変わらず、みんな一緒。心配しないで大丈夫だと思うけど」と返事がありました。

教室の玄関先についたら、アップした季節の花あやめたちが正面にお出迎え(クリックすると画像大きくなります)。すごい良かったですよ、大振りの華やかさに心が落ち着きました。いつもの仲間もいて教室に移動して、板書にある今日の献立を写し書きはじめたら落ち着いてきて、いつものようにお料理を楽しめました。皆もきっといつもよりテンションが高かったのか、すごい段取り良く、手際よく、あわびと茄子の炊合せ、とり貝と青柳、新れんこんの三杯酢、あわびと竹の子ごはん。久しぶりの胡麻豆腐作りも上出来。手づくりの胡麻豆腐は本当に美味しい。あっという間に準備と講義1時間半、実習1時間半、食事片付け1時間半。早くできても食後のおしゃべりが弾んで終わったのはいつもの時間でした(笑)

先輩方のテーブル二つ、新しい仲間のテーブル二つ。来月から何年かは同じ顔ぶれ。やっぱりいいな、お料理を始めると気持ちが居場所に戻るような気がします。

何年も前、宗家の奥様と話していた時に「お料理は奥が深いのよ。献立、素材、技術、一般教養、そして作り手のコンディションと人柄…。あなたはキリスト教を信じているけれど、信仰も同じでしょ。神様と相対するあなた、その間には分からないこと、分かりたいこと一杯あるでしょ。だから、がんばって」というような(正確ではないけれど、そんなような)ことを聞きながら、そうかもしれないと思ったことは覚えています。

   神様と一緒にある実感、神様のこともっと知りたいと思いワクワクドキドキしているとき
  何を作ろうか、どの材料にしようか、どうしてもこれ作りたいとあれこれ考えて
  ワクワクしながら買い物して、調理をはじめて、盛り付けと配膳がうまくいった時の嬉しいこと
  そして美味しそうに食べる顔・・・
  幸せな時で~す!! それぞれに悩む時もあるのだけれど、でもいいんです、それも。


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