ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

蕪の万寿菊

2007-02-06 11:34:01 | 料理
 この間蕪の大ぶりなものが売っていたので、日曜の献立に手の込んだ「万寿菊」の煮物にしようと求めた。蕪に飾り包丁を入れて、万寿菊のように綺麗に仕上げる。これが、かなり手間がかかる。皮を梨むき(りんごをくるくると皮むくように)にしてから、元からV字に切り込みをいれ、間あいだに一段2段3段とV字に組んでいく。細かくやれば細かい菊花になり、粗くしてもそれなりに…。5個を綺麗に仕上げようとするとそれだけで時間がかかるので、気持ちに余裕がないときでないとできない。菊花に剥きあがったものを湯蒸し(ボールに水を張り、その中に蕪を浮かべて蒸し器にかける)、蕪が柔らかくなったら、だしで煮含めていく。そこまでは土曜の仕事。

 日曜には、炊き合わせる生麩と椎茸,ミツバ,蟹ほぐし身を別鍋で味をつけて、椀に炊き合わせて盛り付けた。作っている間は、できあがったら写真を撮ろうと思っていたのに、出来上がったらすっかり忘れてしまった。跡形もなくなってから気がついて、残念! 適度な大きさのある蕪が手に入るとき、心に余裕があるときとタイミングがあったときにしか作らないので、ア~~、くやしい。

 献立はは、蓮根の薄切りに鳥のつくねを挟んで焼いてたれ味にしたもの、黒豆、切干大根のゴマサラダでした。もうそろそろ名残りになるりんごのコンポートをデザートに。

 近いうちにまた万寿菊、作りましょうっと。


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