釜石でのボランティア６日間のあと、最後の日は活動なしで岩手県を駆け足で体感のプレゼントを友人から頂きました。
遠野ふるさと村で昔ながらの山里の風景、文化、曲がり家・・本当にゆったり、ゆったりと時間の流れの中に身を置いた感じがします。そして郷土名物の「こびる＝おやつ」に「ひっつみ」を頂きました。体が温まった美味しいおだしのすいとんのような素朴な味のひっつみ、きっと各家で味が違うのでしょうね。今度は家で挑戦しようかと思います。
花巻は宮沢賢治の出身地。記念館とか見て回る時間はなかったのですが、賢治の日時計のイートハーブでまたまたぼ～～っとした空間を過ごすことができました。ボランティアで何となく緊張の中にいたであろう身体から、力が抜けていくような感じです。本当に素敵なホスピタリティーを持つ友人に感謝です。
そして、小岩井牧場と岩手山。遠野にいるころは雲が厚く、岩手山が見え始めた時もうっすらとした稜線でしたが、小岩井牧場についたころには青空で広々とした草地に桜、岩手山と本当に広々と心が溶けて、寛がっていくような瞬間でした。牧場ですから、勿論大好きなソフトクリーム付き。
平日は忙しく仕事をし、週末にボランティアさんへの負担が少しでも軽くなるようにとベースに入るようにしていらっしゃる決して暇じゃない友人が、「遠くから来てくださることに本当に感謝しているから」と私がゆっくりと過ごせるように気配りして、場所を選んで、時間を使って一緒に過ごしてくださって《ありがたい！》思いでいっぱいでした。
仕上げは盛岡冷麺と焼肉。もういうことのない感謝と共に新幹線で帰路につきました。疲れは半減したと思います。でも受け止めた沢山の思いは忘れないでこちらで生活したいと思っています。
