ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

細やかな手仕事!

2015-07-13 13:57:57 | 日々の出来事


友人がI市へボランティアに出かけました。あの2011年から年に一度、ある時は2度ずつボランティアに行っています。私は同じ頃、全く同じではないとしても3月以来それぞれの置かれた場で被災地へ、被災された方々と共に在りたいと祈り続けていました。私はK市へ、主に調理とベースに来て下さる方たちと共に手を動かし、おしゃべりに耳を傾けるボランティア活動をしています。

派遣された場は違い、それぞれの受け止めるものを分かち合いながら自分の知らない場での繋がりも大切に過ごしています。

そして、彼女は針仕事が好きです。そのカリスマを活かしながら耳を傾けて被災された方々と共にその時を過ごしています。今年はシャツ型ティッシュケースを携えて、楽しい笑顔と共に作り出す喜びを味わうことができたようです。

4年半たって、土地は整地されて、復興住宅が建ち始め、被災された方々は自宅から避難所、避難所から仮設、仮説から復興住宅や異なる仮設、または自宅を再建して何度か引越しを余儀なくされています。それは4年半前とは違う共同体や生活様式を何度となく再構築する過程でもあります。
もう4年、されど4年・・・

彼女の丁寧な手仕事に、被災地に、被災された方々と共に在りたいという暖かいぬくもりを感じます。いつもひとつ分けて頂きます。丁寧な針跡に想いを受け取って、今年はまだ伺っていないK市のボランティアベースのことを思っています。