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ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

利用理教室は中華 (^_-)-☆

2007-05-26 08:02:43 | 料理
 月に一回の出稽古でした。実は私、日本料理、しかも懐石料理を習い、教室で教えているのですが、今日の献立は中華でした。勝手が違い、教える手伝いをするはずなのに倣う生徒さんと同じ気分。数日前に献立が手に入っている分だけ予習ができているというだけ(^^ゞ

 この頃お稽古事に通う生徒さんは料理教室に限らず、お茶やお花でも減少傾向らしいのですが、①懐石料理は材料費がかさむ ②10年近く習っている方と習い始めた方が同じ教室だと扱いなれない食材と献立に習い始めた方はひいてしまって続かない ③近所のスーパーで気軽に手に入る材料でできる献立にして欲しい(この教室、魚はいつも魚屋さんで注文仕入れなのです) 等などの意見が先月に出て、出した結論は懐石料理だけではなくて中華や洋食を年に数回入れるということでした。ネットで教室内容を変えて募集をかけたそうですが、新しい参加者はゼロでした。

おもてなしの中華料理
 ★魚香茄子 ユイサンチェツ(茄子の四川風炒め)
 ☆油淋鶏去骨 ユリンチイクオチイ(鳥肉の香味焼き)
 ★糖醋魚 タンツオユイ(鯖の甘酢あんかけ)
 ☆蒸蛋 ズンダン (中国風茶碗蒸し)

これでも初歩の料理とか。確かに懐石よりも神経こまやかな作業はない。材料は手に入りやすいものばかり。何より手間が少ない分、時間が早くできました。

 う~ん、懐石料理を習うためにいらした方々が、こういう風にして納得いくのだろうか。私がお習いしている宗家は確かに月謝も半端ではなく高いです。でも食材も吟味してあり、包丁が綺麗(手さばきが綺麗ということです)、伝えられてきた伝統の日本料理を次の時代に伝える使命のようなものを感じます、その一端を習っている私たちは引き受けていくのだと言う思いになる教室です。せめて、子ども達に…。

 でも、たまには中華もいい、ですが。