朝、母を病院へ連れていこうとしたらすぐ下の弟が付き添うと言い出したのでお役御免になる。医学博士の息子がいながらいい加減な治療をさせとく訳にはいかないということらしいが、折角博士がお出ましになっても、高卒水商売の私が付き添っていた時と担当医師の診断指示は同じで、結局原因はストレスと疲労。とにかく休めとだけ言われたらい。病院と医者も大変だ。でも、いい加減な医者もいることは事実で、かかりつけの××医は患者が一杯いると診察は挨拶程度で、いつもの様に薬を処方しておきますからで終わるのに、今日は検査の結果が凄い数値になっているので血液検査と尿検査をしていくように指示する。ちょっと待って。検査の結果って?先月来た時にはしなかったのに結果って何の結果?と聞きただしたら、先月の検査の結果ですよと言い張る。あの、先生。それは三月にやった検査の結果で、四月に来た時に結果はお聞きしましたと言い返すと、数値が悪いんだから毎月検査はやらなくちゃいけないんだと反論してくる。そうなるとバトル。だったら何故先月は検査をしなかったんですか?いい加減な診察しないで下さいよと大声をだしてしまう。ごめん、勘違いだったんだと言ってくれればそれで済んだのに、患者は医者の云う通りしていればいいんだよと云う権威的な物言いに、朝から母の病院問題?でイライラさせられたこともあって、クレーマーはどんどん質が悪くなっないく。看護士が間に入って、仕方なく検査だけはやって薬を処方はしてもらったけと、二度とあの病院には行きたくない、と云うか行けない。そんな理屈っぽくなっている時にいらしたお客さんは不幸というしかない。法律事務所のNさんはいつものように稲荷寿司を土産に雨の中来てくれたと云うのに、何かの拍子に映画「エデンの東」の話になって、その連続で監督のエリア・カザン問題に繋がって、それは即ハリウッドの赤狩り問題、そして一つの作品は人物の経歴と独立して存在しないのかと云う、およそ飲み屋らしく問題に議論が発展して行ったのは、あくまで私が全身で理屈モードに入っていたからだ。でも、後から来たライターのIさんには、料理を注文されたことで頭が飲食店の親爺に戻ったようで、絡まずに普通の会話を続けて12時近くまで。雨が凄く、途中まで歩きかけたけど、すぐに断念して恵比寿まで歩いて後は電車で大崎経由で自宅。それでも35分はかかった。昨日歩いて40分で部屋まで帰れたのが何だか不思議だ。部屋でNさんに貰った稲荷寿司を食べながら録画してあった「極悪ガンボ[と「YOUは何しに日本へ?」を続けて見る。後者に出ていたポルトガル人の若い女性が恋人のメキシコ人の若い男とイチャイチャしているのを見て異常なジェラシー。、何に対してか?