五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・5・25

2014-05-26 16:56:55 | 日記
先々週ライターのIさんと来店してくれた新人女優の桜木梨奈さんが出演している映画『花と蛇』ZERO(脚本・港岳彦、監督・橋本一)を丸の内TOEIまで見に行く。「花と蛇」は谷ナオミ版(脚本・田中陽造、監督・小沼勝)、杉本彩版(脚本監督・石井隆)と見ていて、圧倒的にヒロイン(静子)勝負のSM映画だとばかり思っていたが、今回は三人ヒロインで、喜劇的要素も散りばめられた番外篇とでも呼ばれる「花と蛇」か?それはそれなりに是。そのまま店へ。母の具合は依然として回復に向かってない。何度となく夜間休日診療にいこうと誘うが、その種のことに抵抗があるらしく、断固として行こうとしない。病院と医者と薬に関してはそれぞれ人によって対し方があるから無理強いは出来ない。さっぱりした食事がしたいと云うので蕎麦を茹でてざる蕎麦にする。それだけじゃ足りないので、春菊とタマネギの天ぷらを揚げる。SM映画のテイストと老老ディナーのテイスト。自分の中で当然の様に繋がっているのが可笑しい。でも、それが芝居の台本には繋がらない。今日もダラダラあーでもないこーでもないとウツラウツラしながら思い浮かべただけ。お前なんか自殺しちまえっと自分に向かって呻いてみたりする。救いは歩きたいと云う欲望。今日はポルトガル誤の勉強もせず、芝居のことも考えずに早足で歩いたら、いつもは一時間はかかる店から部屋までがなんと40分に短縮。一円の売り上げもなく、一行の台本も書けず、ただやったことと行ったら母の食事を作る為だけに店に通って、帰りが20分短縮したと言って喜んでいる。ちょっとした不条理劇。帰宅後、毎週予約になってしまっているドラマ『××』を見る。こっちは違った意味の不条理劇。
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