五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・5・5

2014-05-06 14:07:46 | 日記
今朝起きてベッドからいつもの様に母に電話すると、大変だったわね?あなたの処は大丈夫だった?と言われ、何のことだか分からない。大きな地震があったのよ。知らなかったの?うん、知らなかった。ずっと寝ていたと答えて呆れられた処をみると、どうやらかなり大きな地震だったようで、テレビをつけたら震度5だったとか。コメンテイターの皆が飛び起きたと言っていたけと、私は瞬きもしない。普段は一時間おきにトイレに起きるのに、薬((マイスりー)飲んで眠った効果か?ということは、寝る前にベッドの傍に通帳など大事な物をいれた鞄を置き、カードや現金をしまったズボンをすぐ履けるようにして寝ているけど、無駄ッてことかも知れない。朝風呂の後、今日も食欲がないので、納豆玉子かけご飯に漬け物、豆腐の味噌汁で軽い食事をして部屋を出て、目黒駅前の目黒シネマへ。「そして父になる」と「四十九日のレシピ」(脚本・黒沢久子、監督タナダユキ)の二本立てだけど、お目当ては後者。タナダさんの作品は去年WOWOWで偶然見た「俺たちに明日はないッス」が最初だったが、それに引き金になって「百万円と苦虫女」もとても面白く見たので、この作品も封切り中に見ようと思っていたのに時間の都合で見ることが出来ずに残念な思いをしていたのだけど、近所の目黒シネマで二番館上演されているのを知ってラッキーとばかり駆けつけたのだ。脚本家の黒沢久子さんともごく親しいし、どうしても贔屓目に見てしまったが、この映画の肌合いは私にとってとても心地よかった。今月はWOWOWで彼女の監督作品「ふがいない僕は空を見た」も放送されるらしいし楽しみだ。4時前に店に入って開店準備。今日の老老ディナーには妹も加わって、豚の生姜焼きの新タマネギのサラダ、蛸と大根の柔らか煮、ポテトカレーニンニクソティ、漬け物とちりめんじゃこの炒飯で「老老老ディナー」。自分ながらに微笑ましく思える親子の光景。人生にそんな一ページがあってもいい。食後、ロスに戻る妹を見送ってから予約がなかったので経理資料をみながら電卓を叩く。新しい店を作る上での開店費用はトータルで501万円強。当初の予算より150万はオーバー。おまけに四月の収支は売上がたった29万円なのに、経費が開店早々とは言いつつも108万円もかかって約79万円の赤字。ここまで凄いともう思考放棄だ。しばし誰もいない店の中で数字を見つめつつぼんやりしていたが、予約なしでいらっしゃるお客さんも今日はなさそうなので、11時半には引き揚げる。帰りどうしてもコロッケパンが食べたくなって五反田駅前スーパーで残り物のコロッケと食パンを買って、部屋でソースをい一杯かけてパンにしみこませて録画しておいた「極悪がんぼ」(脚本・池上純哉)を見ながら食べる。このドラマ、最初はこれだけのキャスティングを揃えるなんて凄いと思ってみていたけど、回が進むに連れて「食材」を生かしきってないような気がする。反対にコロッケパンはコロッケとパンとソースとキャベツだけなのに美味しい。これは今日みた「四十九日のレシピ」の影響。でもこの映画で、父親役の石橋連司がコロッケパンを嫌いなのかよく分からなかったけど、何故なのか?そしてコロッケパンの後で絶対変だけどWOWOWで檀蜜の「私の奴隷になりなさい」(脚本・港岳彦、監督・亀井享)を見ることになってしまう。これは圧倒的にフロデューサー(大森氏勝)の勝利。檀蜜がブレークする前にこんな企画を建てられるなんて凄い、なんて見終わった後にはもうお腹がすいている。コロッケパンを三枚も食べた筈なのに何故だ?と思ったけと、考えてみれは今日は老老老ディナーと言いつつ店の人間的にサービスするのが殆どであまり食べてないことに気づいてインスタントスープにご飯を軽くいれて啜る。何が食欲がないだ?
コメント
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