五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・4・30

2014-05-01 12:02:06 | 日記
朝早く以前の店の女性客から電話があって膵臓眼、腰痛がひどいので医師の診察を受けたら膵臓ガンに罹っているとことが判明。他の内臓にも転移していて、余命は後一、二カ月とのこと。かける言葉が見つからない。広尾時代から通ってきてくれたから知り合ってもう15年以上になるけど、それほど親しかった訳ではない。電話だってかけてきたのは初めてだし、見舞いに行くのも躊躇われる。だから何もしない。何もできない。近々一人の人間がその人生を終えていくのを想像しているしかない。口内炎が悪化している。舌の裏に出来たみたいで、何を食べても接触するし、濃い味は染みる。だからと言って夕べからの空腹を放置している訳にはいかない。ミネストローネの缶詰をあけて少量のご飯を混ぜてゆっくりすする。今日も予約がなかったので、のんびりしていたら、某美人のMさんが電話してきて4時過ぎに来店。途中で母も加わってお喋りが弾んだこともあって7時ごろまでにヴィーニョヴェルビを一本あけていく。9時過ぎ法律事務所勤務のNさんがこれまた当日予約でいつも様に稲荷寿司を土産に来店。六千円分の料金に見合うようにジョニ赤のハイボールをオーダーされない内にどんどん作って飲んでもらう。12時過ぎにNさんも引き揚げたので、こっちも帰る。ちょっと前まで凄い雨だったのに店を出ようとした時は止んでいたので傘は置いていこうと歩きだしたのが大間違い。後10分ほどでマンションと云う処で、驟雨。びしょ濡れになって帰宅。着替えをすると温かいお茶を飲むまでブルブル震えている。軟膏を塗ったお蔭で口内炎は治りかけてのでお茶と一緒にいただいた稲荷寿司を口にいれる。セーフ。膵臓ガンと口内炎の違いについて考えるのは不謹慎だろうか?
コメント
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