五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・5・13

2014-05-14 13:44:18 | 日記
朝昼兼用の食事(鮭、納豆、漬け物、ポテトサラダ、若布とネギの味噌汁)を済ませた後、録画しておいた「ニュースルーム2」を見たり、この日記を書きつつ、カレールーを作る。開店以来まだ一食しかオーダーされてなくて、作っては廃棄し、廃棄しては作るの繰り返しだけど、16年前広尾で店を始めて以来、ずっと作り続けているし、多分これからもオーダーはないだろうと思うけど、惰性で作る。二時間かけて完成。店に持っていく為にタッパーウェアにいれて冷ます。また今日もバスで寝ていこうとタイムテーブルを調べたら、十分後だと分かって慌てて出かける準備をして部屋を飛び出す。カレールーを入れたタッパーウェアは忘れなかった。少し煮込みが足りないかも知れない。店でもう一度火を入れようと思った途端、ふとガスを止めただろうかと不安になる。もう少し煮込みたかったので、店に持っていく分はタッパーに入れた後、残りはまだ弱火にしたままだったんじゃないか?いや、ふたが見つからなくて鍋に布巾をかけたことは覚えている。だとしたら火は消した筈。それに万が一火がついたままでも最近のガスコンロは焦げついたりすると自動的にスイッチが切れる装置がついているから大丈夫と思ったもののの、万が一火がついたままで布巾が何かの拍子に落ちて燃えたりしたら……と想像していたらバスの中でのんびり居眠りなんかしていられない。もう品川駅から泉岳寺まで来ていたけど、バスを飛び下り、タクシーでマンションまでUターン。こう云うことって今までにも何回かあったけど、全てセーフ。今日もガスのスイッチは切ってあってホッとしたけど、もしもこれがバスじゃなくてリスボン行きの急行列車だったら、いや飛行機だったら私はどうするのだろうか?もう一度引き返すのではないかと想像する脅迫神経症。そのこともあって買い物する時間がなくなってしまって店についたのは5時過ぎ。床をモップ拭きし、トイレを掃除しただけで老老ディナーの準備。今日のメニューは紫蘇とちりめんと鰹節入りの玉子焼、天ぷらの揚げ玉にわさびを溶かした鰻のたれをかけた冷や奴、自家製ポテトサラダに明太子入りおにぎり。早い時間に某美人のRさんが仕事の途中で来てくれて、今度の芝居の話。デンティストの話に乗ってくれて演出をやってみたいと言ってくれる。スケジュールとか色々問題は想像されるけど、この話がうまく行ったら面白い。しばらくしてライターのIさんが彼の雑誌で対談した新人女優のLさんと事務所社長のMさんを連れて来店。時間的に料理をオーダーされるが、作り置きしてあったのは蛸と大根の柔らか煮やレバーの赤ワイン煮、タラモサラダと悉くIさんが苦手なもの。反対に好物のバカリャウのコロッケやソーセージは品切れになっていたのでオーダーに応じるのに悪戦苦闘する。Lさんに今度準主役で出演したSM映画のチラシを渡され、この縛られているのが私です、と言われて、女優さんの裸には慣れている筈なのに、一瞬ドギマギする。それは彼女の育ちのよさがそうさせたのか?12時過ぎ店を出る。ずっと立ちっぱなしだったので足がしんどかったけど、芝居のことを考えて歩いていたら別に苦じゃなくなる。部屋で紅茶にJダニエル垂らして飲みながら録画してあった「トクソウ」((脚本・鈴木智)見る。三浦友和がずっと敵役なのかということがサスペンスか?
コメント
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