ベトナムのバイク天国には、度肝を抜かれました。
ホーチミン市の人口700万弱に対し、走って入るバイクの数は、300万台。
二人に一人が、バイクに乗っている勘定です。
ベトナム人の生活は、バイクが無ければ、成り立ちません。
恋人とのデイト、生活物資の調達、通勤通学、資材の運搬。
日常のありとあらゆるところに浸透しております。
バイクの必要性はわかるのですが、あまりにバイクの台数が多い上に、
交通道徳の教育が付いて行かず、我々、日本人から見ると、無法者の世界です。
それと言うのも、日本の二輪車企業のベトナム進出が、激しすぎるせいです。
ホンダ、ヤマハ、スズキ、川崎、日本の有力メーカーが、こぞって進出しているのです。
特に、ホンダは、近くに、新工場が稼動して、一人勝ちの情勢です。
雨が降ったらカッパを着て、暗くなったら、ライトをつけて、今日も彼らは
走り続けます。