現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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やっとかめ文化祭 狂言4

2013-11-06 | わくわく
狂言 鐘の音 オアシス21ふれあい広場 18時から。よい舞台であった。舞台は毎回説明があって、今回は佐藤友彦さんの説明で能楽堂の半分以下のここでも狂言はできる、やるということで、舞台が良かったと言うのはしつらえのことでなくて、素晴らしい演技だった、と感想を持ったということである。狂言の出前に来ているんだと、そうおっしゃるのは、毎夜の、楽しむわたしにはありがたいことである。演ずる前の解説もふだんならば望みえないこと、見どころの、鐘を突く所作とその音を楽しみにということで、始まった。主人には佐藤融さんが扮して親子の演技は見ていてこの上なく愉しい。 . . . 本文を読む

日本語語彙論 語の意味記述

2013-11-06 | 語と語彙
語は文法の単位と捉えられた。文法は明治期に取り入れられた枠組みである。文法が翻訳語と説明される。その外来の文法のとらえ方は文とはなんであるかという議論を日本語に持ち込んだ。しかし、日本語は文よりも語とは何かということを議論し続けてきた。語の意味はそうして捉えようとしたのであるが、語は語法という枠組みで議論される。文法の語よりも、語法としての語の記述は日本語に句法をもたらし得なかっただけに詞と辞とその分類にとどまる。文法、語法、句法となるとそこでの語の扱いは枠組みによっておのずと異なるところである。文法が捉えられて国語に自覚的になって、ほかの法が詳しく議論を展開したわけではないので、いまだにその区別があきらかにされないままに日本語の実態はある。文法の語の意味記述はいくつかみられるところ、語法となると語の構成をとらえながらそれを語の規則として整理することはなかったようだ。語はそのままで、いま言うところの、文になりうる。語の意味記述には詞を見るだけであった。いまでいう品詞である。その詞をとらえれば句が現れて、句そのものが、また言うところの文であるから、その句に語を見ることが大切となる。いま言うところ、文は句であるに過ぎないのである。したがって語の意味記述は句におけるとらえ方をおくことになる。次いでそれでは、文法の文とすべきは日本語では何か、それは文章である。 . . . 本文を読む

芸能

2013-11-06 | 日本語百科
芸能は大衆演芸の意味を表すようになって久しい。辞書義にも映画、演劇、落語、歌謡、音楽、舞踊などを挙げるようになった。またその語誌には大正年間にこの語は娯楽を意味内容に持つようになったとする。漢語として移入した芸能は史記に見えて史記亀策伝に、博開芸能之路、悉延百端之学、とある。中国での芸は古く士以上の者の学修すべきものとされ、礼、楽、射、御、書、数の六種の技芸と説明される。御は馬術である。中国古代の卿大夫けいたいふ、高級官僚以上の子弟が学ぶ六種の教養課目として、周礼しゅらい、大司徒だいしと、保氏ほうし の職官に見えるようだ。いま、わたしたちに芸能というときに芸と能と、その表すところに始まって才芸、技芸、学芸、芸術そして芸事などの語と、技能、才能などの語があげられる。演芸という語が、演芸という名称は明治以後のもので、演劇を中心に、歌舞音曲や寄席芸を含むと説明されて、芸能の表すところを現在のように意味づけたようでもある。 . . . 本文を読む

偽装

2013-11-06 | 日本語どうなるの?
誤表示、不適切表示でったとするものが、その後、つぎつぎと現れてもはや誤表示でなくなってきている。予想されたことではあったが、ホテルから百貨店にひろがって、テレビニュースで謝罪をする画面が繰り返される。高島屋が9年半使っていたブラックタイガーを車エビなどと表記と違う食材をつかっていたと公表した。。全国の店舗で売られたおせちにもブラックタイガーを車エビとする例があり、偽装表示の販売数は18万点を超える。朝日新聞デジタルによると、    >偽装表示はホテルにとどまらず、百貨店などにも広がっていた。相次ぐ偽装表示  6店は、日本橋店、岡山店、横浜店、新宿高島屋レストランズパーク、タカシマヤフードメゾン新横浜店、子会社が運営する商業施設「柏高島屋ステーションモール」(千葉県柏市)。6店内のレストランや総菜売り場の計10カ所で62点のメニューで偽装表示がわかった。偽装表示されたものの売上額の合計は3億円程度にのぼるという。  日本橋店では、高島屋が直営する総菜店「フォション」で2006年10月~今年10月に売っていた「車海老(えび)のテリーヌ」でブラックタイガーを使っていた。同店に入るレストラン「麦星byグリル満天星」では、04年4月~今年11月1日に提供した「牛テキ丼」などで、ブロック肉を結着材でつなぎあわせていたが、「ヒレ肉」と表示していた。横浜店のレストラン「ニホンの食卓つくみ」では、11年10月~今年10月末に提供された「和牛メンチカツ」が、実際は和牛50%・豚肉50%の合いびきミンチ肉を使っていたという。 . . . 本文を読む

言志後録 晴朗の気

2013-11-06 | わくわく
言志後録 139  学問をする人は、各自勉強して学識を得るから、これを総て人に与えて見せるということはもちろん良いことである。しかし、自分の主張する所が大変度が過ぎ、これを掲げて一種の宗旨―宗門協議の趣旨―となすようなことがあれば、将来必ず弊害を招くことになりかねない。これは、憂慮すべきことである。  140  夜の月を眺めるのは、晴朗な気を観賞して楽しむにあるので、月が円くなったり、欠けたり、晴れたり、かげったりするのを見るのではない。咲いた花を見るのは、その生き生きした花の心を観賞して楽しむにあるので、花の紅や紫の色とか、花の香りなどは問題外である。   花を観賞する花鳥風月の嘆をさしているのだろうか。晴朗な気、生き生きした花の心、そういうことであろうかとも思う。 . . . 本文を読む