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やっとかめ文化祭 狂言4

2013-11-06 | わくわく
狂言 鐘の音 オアシス21ふれあい広場 18時から。よい舞台であった。舞台は毎回説明があって、今回は佐藤友彦さんの説明で能楽堂の半分以下のここでも狂言はできる、やるということで、舞台が良かったと言うのはしつらえのことでなくて、素晴らしい演技だった、と感想を持ったということである。狂言の出前に来ているんだと、そうおっしゃるのは、毎夜楽しむわたしにはありがたいことである。演ずる前の解説もふだんならば望みえないこと、見どころの、鐘を突く所作とその音を楽しみにということで、始まった。主人には佐藤融さんが扮して親子の演技は見ていてこの上なく愉しい。


>世界大百科事典 第2版の解説
かねのね【鐘の音】
狂言の曲名。太郎冠者狂言。成長した息子の元服に際し,黄金作りの刀を差させてやろうと思った主人が,太郎冠者に,鎌倉へ行き〈金(かね)の値(ね)〉をきいてこいと命ずる。太郎冠者はそれを〈鐘の音(ね)〉と勘違いして,鎌倉の寺々をめぐり歩き,鐘楼堂の鐘をついて音色を聞きくらべてくる。帰宅してその旨を主人に報告し,主人に叱責されるが,即興的に鎌倉の寺々を回った様子を謡い舞って機嫌をとり結ぶ。各流にあり,シテは太郎冠者だが,大蔵流の台本ではアドに主人と仲裁人が登場するのに対し,和泉流では主人だけ。

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