升井紘 浮沼亭日記

新型コロナも土砂災害も飛んで行け!

いくら追求しても「暖簾に腕押し」

2015年03月26日 00時01分39秒 | 日記

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これだけ政府がボロを出しても攻めきれない野党です。

 

国などから多額の補助金を貰った企業が、大臣の政治団体へ政治資金として寄付したことをお忘れではないと思います。安倍総理をはじめ多くの大臣が政治資金規正法の網をすり抜けていたのに。国会審議で追求し、大臣を辞めさせることは出来ませんでした。

一人だけ辞めてしまって 「みんなが辞めないのなら、私も辞めなければよかった」 と残念がっているでしょう。

 

一番の原因は、民主党の岡田代表も同じような政治献金を受けていたからです。

 

そして今度は安倍総理のこんなミス、と言うよりも 「本音」 を出したというほうが妥当かも知れません。

 

首相の「我が軍」発言、民主は国会で追及へ 維新も批判

 

 安倍晋三首相が20日の国会質疑で自衛隊を「我が軍」と述べたことに対し、野党から24日、批判が相次いだ。

  民主党の細野豪志政調会長は会見で「これまで自衛隊という形で、憲法の枠組みの中で積み上げた議論を全部ひっくり返すような話だ。非常に理解に苦しむ」と指摘。「(首相は安全保障法制の)与党合意ができて、前のめりになっているのかもしれない。この問題は時間をかけてしっかり国会でやることが、極めて重要だ」と述べ、国会で追及する考えを示した。

  維新の党の松野頼久幹事長も記者団に「あくまで我が国は自衛隊だ。不安をあおるような言い回しは、気をつけるべきだ」と指摘した。

 

精彩を欠く野党ですからいくら息巻いて見せても、国会の場で相手をねじ伏せるだけの攻めは無理でしょう。数の力でグイグイ押してくる政権与党の強さです。まさに「暖簾に腕押し」で軽くいなされて幕引きです。

 

原因は私たちが選挙でそんな仕組みの元になる国会議員を選んだからです。

 

 

  「中村憲吉記念文芸館ホームページ」(第9回中村憲吉記念短歌交流会予告掲載しました) 

 

読み疲れ有り難うございました。

 

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報道に違和感を覚えませんか?

2015年03月25日 00時01分16秒 | 日記

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この報道に違和感を覚えませんか?

 

菅義偉官房長官は23日の記者会見で「わが国は法治国家であり、この期に及んでこのようなことは極めて遺憾だ」と翁長氏を批判。政府高官も「手続きに瑕疵がないのに許可を取り消せるのであれば何でも覆せることになる」と強調する。

 

昨日のブログでも紹介した 「法治国家」 云々ですが、ポイントは政府高官の 「何でも覆せることになる」 というくだりです。

 

そうです。集団的自衛権について、従来の憲法解釈を覆した 「閣議決定」 です。

 

政府がやるときには合法で、県がやろうとすると批判する。一体、政府高官とは 「誰?」 なのでしょうか。表に顔を出さずに言いたい放題では国民に対して説得力はありません。

こんなバカ臭い主張だけでは、法治国家ではなく “放置国家”でしかありません。

 

そして、肝心な話ですが、一連の安全保障に関する政府(与党)方針に、賛成、反対の大手メディア、

 

賛成するのは、読売新聞と産経新聞

反対するのは、朝日新聞と毎日新聞

 

賛成、反対、のメディアも一方的に紙面を賑わし、言いたい放題だけでなく、何故賛成なのか、何故反対なのか、互いに対面して国民に分かり易く議論する責任があります。

 

前日の辛口ブログに痛烈なコメントをいただきましたので披露します。お二方有り難うございました。

 

コメント
 
 (ふぃーゆパパ)

>2006年の第1次安倍内閣の答弁書で「自衛隊は我が国を防衛するための必要最小限度の実力組織で、『陸海空軍その他の戦力』には当たらない」とした。

こんなところでも戦力外通告が・・・(笑)


病気は深刻
 (平家)
 2015-03-24 09:40:32

つい本音が出たのでしょうね。あの方の頭の中は既に大日本帝国に侵されているわけです。病魔は深刻です。統一地方選で自民党に投票する行為は日本を軍国主義に戻す恐れがあるのだということを有権者はこころすべきです。

 

 

 

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自衛隊は 「我が軍」 ? 

2015年03月24日 00時07分34秒 | 日記

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23日、日差しはあるものの前日とはうって変わった寒い日で、冬に逆戻りでした。日中韓で首脳会談を模索していますが、特に中国は歴史認識で70年首相談話の中身を牽制してきます。対する谷垣幹事長は 「談話は中国が懸念するような内容にはならないと思う」 と返したのですが、安倍総理が果たしてそうするか疑わしいと見ているのでしょう。

 

安倍晋三首相は20日の参院予算委員会で、自衛隊と他国との訓練の意義を説明する中で、自衛隊を「我が軍」と述べた。政府の公式見解では、自衛隊を「通常の観念で考えられる軍隊とは異なる」としている。

 

        「この顔で 我が軍と呼ぶ 自衛隊」 


  憲法9条は「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と定める。2006年の第1次安倍内閣の答弁書で「自衛隊は我が国を防衛するための必要最小限度の実力組織で、『陸海空軍その他の戦力』には当たらない」とした。一方、自民党が12年に発表した憲法改正草案には「国防軍」の創設が盛り込まれている。

 

簡単に本音を出してしまう安倍総理、自身の心の中にある自衛隊は 「軍隊」 なのです。正直と言えばそれまでで、上にバカがつくほどのお笑いに見えてしょうがありません。同時に日本国民として非常に危うさを感じてしまいます。当然中国が信用していないことの裏付けとも見えるのです。何故分からないのでしょうか、「侵略トラウマ」 には呆れます。日本国総理ならもっと大物になって、首脳会談の場で未来志向の内容を引き出して欲しいものです。(安倍さんには無理かも知れませんが)

 

次に、

 

沖縄県の翁長知事は臨時の記者会見を行い、アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、沖縄防衛局に対し、名護市辺野古沖での作業を1週間以内に中止し県の現地調査に協力するよう指示したことを明らかにしたうえで、指示に従わない場合は前の知事が出した埋め立て工事で岩礁を破壊する許可を来週にも取り消す方針を示しました。

 

     


菅官房長官は記者会見で、「防衛省で文書の内容の確認を行っているところであり、現時点ではコメントは控えたい。ただ、アンカーの設置、防衛省と沖縄県の事前調整の段階で、沖縄県漁業調整規則などを踏まえ、十分な調整を行ったうえで実施している。わが国は法治国家であり、この期に及んでこのような文書が提出されること自体、甚だ遺憾だ」と述べました。そのうえで菅官房長官は、「あえて申し上げれば、現時点で作業を中止すべき理由は認められないと認識している。ボーリング調査などの作業は、環境に万全を期して粛々と進めていきたい」と述べました。

 

沖縄県の翁長知事が上京して安倍総理と会見したい意向を示したとき、総理も官房長官も逃げ回って一度も会談の席に着くことはありませんでした。沖縄県人の民意で選ばれた知事に恐れを抱いているのでしょうか。口では「話し合う事はやぶさかでない」 と言いながら、話し合いのテーブルにつかなかったことへの 「ツケ」 だと思います。

 

意見が対立するのは目に見えていますが、話し合いから逃れて楽な道を進むのでは物事は解決しません。官房長官の 「法治国家だから」 の文言は 「前の知事が出した許可を取り消す」 という知事から逆に 「法治国家だから」 と切り替えされれば文句のつけようもありません。

 

     

 

知事選で勝てないことを感じた前知事が駆け込みで許可した埋め立て許可、辺野古への基地移設は政府と沖縄県民が真摯に話し合いを重ねない限り解決しないと思います。

 

 

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はまった「日曜CM劇場」?

2015年03月23日 00時01分11秒 | 日記

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はまってしまった「流星ワゴン」最終回でした。

 

背後からのそりと現れ、金切り声をあげながら金属バットを振り回す。ホームドラマというより、ホラー映画のようだった息子・広樹(横山幸汰)。中学受験に失敗したことをきっかけに、引きこもるようになり、暴力をふるう。その背景には同級生からの執拗ないじめがあったことが、ワゴンの旅で明らかにされた。

 

    

 

第9話では、一雄が広樹を連れ出す。向かった先は以前、忠さんと一緒に乗った観覧車(第1話)。忠さんと撮ったように、広樹とも記念撮影サービスの写真を撮る。そして、「つらかったら逃げろ」「逃げていいんだ」と繰り返し伝える。このやり直しの旅のなかで、広樹は泣きながら父親に抱きつき、親子の気持ちは通じ合ったかのように見えた。

 

しかし、現実の世界ではどうなるのか。ドラマの中で忠さんは繰り返し、「逃げるな」と伝え、一雄は「つらかったら逃げてもいい」と言い続けてきた。広樹はつらい現実を乗り切ることができるのか。

 

現実と過去・未来を行き来する不思議なワゴン車、まるでBack to the Future です。ドラマは所詮ドラマ。と思いつつも次第にはまってしまい、日曜日の夜9時は3チャンネルに釘付けで、昨夜は最終回でした。

 

【番組に一言】

1時間番組の中に占める「コマーシャル」の多さがドラマより上回るのではないかと。番組の途中おしっこに行って帰ってもまだCMやっているほどで、半端ではないのです。スポンサーですからしょうがないと言えばそれまでですが、これでは「日曜劇場」を通り越して、「日曜CM劇場」です。

 

 

 

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たった8文字が700億円!

2015年03月22日 00時01分24秒 | 日記

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広島県内JA合併を取り上げた昨日の「辛口ブログ」に やんじさん からコメントが届きました。

コメント

  • (やんじ)
  • 本当に、まとめるのが、効率化や経費削減になるのでしょうか。
    それは農家にとって良いことなのでしょうか?
    まとめることで、近所の農協は無くなり・離れ、地域に縁のない人ばかりになって、相談や細かな気配りは無くなってしまうように思います。
    広域合併は、地域のためでなく、地方自治を監督指導しやすくするために、官僚のためにあったように思います。
    地方創世とは、言っていますが、以前にそのために官僚を地方に派遣するなんてことも言っていました。つまり地方自治体は、天下り先になり、官僚主導の官僚のために税金を使うだけになりそうです。
    JA改革も、NHKのように政府のために働く下僕をトップにしたいだけのように感じます。

 

いよいよ統一地方選挙がスタートします。早くも選挙用の掲示板が設置され手織りますが、この掲示板の設置には多くの業者が携わっています。もし候補者が定数以下であれば告示の当日ポスターが貼られそれで掲示板の使命は終わります。

 

   

 

掲示板にポスターが貼られている風景を見れば、選挙期間中だという雰囲気は感じられます。中には選挙が終わってからもポスターを回収しない候補者もいて、落選した候補者などのポスターには哀れさを見ることがあります。

 

しかし、この掲示板は選挙に必要不可欠なものでしょうか?その昔テレビや新聞などの媒体が不十分だった頃は、張られたポスターによって候補者を知ることも出来たでしょう。現在は情報網が発達し、選挙掲示板にポスターは貼られるものの、それほど役に立っているようには思えません。

 

もうそろそろ選挙掲示板は取りやめにしたらどうでしょう。そして町を汚す選挙ポスターも廃止する時期だと思います。自治体も立候補者も随分と選挙のための費用は少なくなると思います。その費用削減も考えるべきだと思いますが、それを上回る無駄遣いをした人がいます。必要だとしても期日前投票所の前と、投票日投票所前に1カ所設置すれば十分だと思います。

 

国民が求めたようには思えない先の衆院選挙、安倍総理の一声で約700億円もの大金を使い、国民の労力(投票のための)も使い、目ん玉が飛び出るほどの無駄遣いでした。結果は 「国民の信任を得た」 の8文字だけ、こんな無駄遣いに気がつかないのかも知れませんが、誰も文句を言いません。負けた野党もダンマリです。

 

暇人の「辛口」だけが大騒ぎしているわけで、その効果はほとんどありません。

 

 

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