升井紘 浮沼亭日記

新型コロナも土砂災害も飛んで行け!

名護市長選で民意を問うべきです

2013年11月29日 00時00分51秒 | 日記

広島ブログ

 

昨日は朝から雪が降り始め、ほぼ1日中ちらついていました。さて今日は大雪になるのでしょうか。

 

 

沖縄県選出の自民党国会議員、普天間の移設先は県外と言っていましたが、石破幹事長に 「辺野古容認でないなら党を出ると言うことですね」 と睨まれると、 「はい分かりました辺野古で良いです」。

何とも不甲斐ない議員達、沖縄県議会の自民党議員も右へならえ。次は仲井間知事が埋め立て容認のGoサインを出すだけになりました。それも名護市長選挙の行われる1月までにと自民党が返事を求めています。

 

 

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で、名護市辺野古の埋め立て申請を仲井真知事が承認するかどうか判断する時期は、早くても来月下旬以降になる見通しになりました。
一方、政府は、返還される予定の軍施設に掘削などの立ち入り調査を認めることなどで近くアメリカ側と合意する見通しで、負担軽減策の具体化を進め知事の承認を得る環境を整えたいとしています。

アメリカ軍普天間基地の移設問題を巡って、沖縄県は政府が提出した名護市辺野古沿岸部の埋め立て申請について審査を進めていて、仲井真知事は承認するかどうか来月以降に判断する考えを示しています。

 

となると、基地反対の現職 稲嶺市長が辞職して、市長選挙を早めるしか道はありません。たとえ選挙日程が1月にずれ込んだとしても、選挙を控えているのに仲井間知事が埋め立て許可を出すわけにも行かないと思います。

 

最終的に辺野古移転が決まるとしても、沖縄県民の十分な理解(名護市長選で民意を問う) を得ないで一方的に移転を決めることは許されないと思うのです。

 

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まさかそこまでやるとは

2013年11月28日 00時01分14秒 | 日記

広島ブログ

 

先ずは 「国民の意見を聞きながら政策を実施したい」 と、お釈迦様の説法のようなコメントを発しながら、秘密保持法案を衆院で強硬採決した安倍自民党と腰巾着の公明党、それに猿か雉のように安倍総理の腰にまつわりつく渡辺みんなの党。フクシマでの公聴会は一体何だったのでしょうか。長文の引用ですが今一度読んでみてください。

 

衆院国家安全保障特別委員会が25日開いた地方公聴会では、意見陳述者から特定秘密保護法案への反対論が続出した。与党が推薦した陳述者も含め、全員が反対する異例の事態となった。衆院通過を急ぐ与党の思惑とは裏腹に、福島第一原発事故で情報開示を怠った国への警戒感が噴出。国民の目に触れない秘密を設ける法案の発想そのものに、不信の声が渦巻いた。


 法案審議では、秘密指定の範囲があいまいな点が批判され、修正を繰り返しても全く解消されないままだ。この根幹となる問題点に切り込んだのが、自民党推薦の馬場有・福島県浪江町長だった。

 「秘密の範囲が、明確ではないんじゃないか」

 馬場氏は冒頭から法案への疑問を口にした。福島第一原発事故の発生直後に国が緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の情報を速やかに公開していれば「低線量の被曝(ひばく)を避けることができた」と批判。情報を囲い込もうとする国への深い不信感をあらわにした。

 馬場氏を推薦した自民党には、原発情報に敏感な馬場氏が法案の必要性を理解してくれれば世論の不安も打ち消しやすくなる、との読みもあった。だが馬場氏の慎重姿勢は変わらず、自民党の今津寛氏は「原発は対象にならない」と訴えるのが精いっぱいだった。


■地方公聴会での発言から明らかになった問題点 ※( )内は推薦政党

 ◆問題点

 <意見陳述者> 発言要旨

    *

 ◆秘密の範囲があいまい

 <馬場有・浪江町長(自民)> SPEEDIの情報が適切に公開されず、町民の避難に生かせなかった。法案は(秘密の)範囲が非常に広くて明確ではない


 ◆秘密の範囲が広がる

 <槇裕康・福島県弁護士会副会長(民主)> 何を秘密にするかわからない仕組みで、秘密は拡大の一途をたどる。修正協議でも問題点は解消されたとはいえない


 ◆反対多数で採決すれば民主主義が揺らぐ

 <二瓶由美子・桜の聖母短大教授(民主)> パブリックコメントは反対多数。法案はストップをかけてほしい。民主主義を揺るがす手続きで、もう一度考えてほしい


 ◆原発の安全性情報が公開されない

 <名嘉幸照・東北エンタープライズ会長(維新)> 原発労働者は安全性について、家族にも話せない。原子力の安全神話を生み、取り返しのつかない事故につながった


 ◆知る権利の制約

 <畠中信義・いわき短大特任教授(公明)> 国民は、情報が公開されて初めて、知識を得て判断することができる。国民が知らずに秘匿されれば、公益を図れない


 ◆厳罰化による萎縮効果

 <荒木貢・弁護士(共産)> 国民は何が秘密に指定されているか知らず、厳罰に処せられる。処罰されるのではという恐怖心は萎縮効果をもたらす


 ◆基本的人権の侵害

 <佐藤和良・いわき市議(生活)> 原発の情報が特定秘密として秘匿され、市民の安全の情報が非公開になると、国民の基本的人権を侵害する結果を生む

 

 

まあこんな反対や慎重意見が全ての意見陳述者から出るとは思っていなかった安倍政権は、 「一応福島で意見は聞いたのだからそれでよい、それに野党も賛成に回ったのだから強行採決ではない」。

そして沖縄普天間飛行場の移転先について、先ずは沖縄県選出の衆参議員に辺野古移転を無理矢理押しつけました。「選挙公約で県外移転を約束しているから」 と躊躇する議員に向かって、石破幹事長は 「辺野古移転に反対ということは党を出ると言うことですか」 と暴力団並みの恐喝の言葉を発したそうです。これには全く呆れてしまいます。

 

 

辺野古埋め立て反対の意見提出=名護市長が沖縄県に

 

 沖縄県名護市の稲嶺進市長は27日、沖縄県庁を訪れ、米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設に向け政府が県に提出した名護市辺野古沿岸部の埋め立て申請に反対する市長意見を川上好久副知事に手渡した。
  稲嶺市長は「名護市民の思いを真摯(しんし)に受け止めてほしい」と要請。川上副知事は、法令にのっとり内容審査を行っているとした上で、「総合的に勘案して作業を進めたい」と応じた。

 

安倍政権は 「どうせ向こう3年は国政選挙は無くて、政権維持出来るのだから、野党や国民がつべこべ抜かしても問題ない。その内忘れてしまうはずだ」 と強きの姿勢で右側へ限りなく進み、次はいよいよ憲法改悪 (改正とは呼びたくありません) へまっしぐらです。

 

「まさかそこまでやるとは」 と思っても、選挙で国民が選んだ政権ですから 「あとの祭り」 どうしようもありません。 

 

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素敵な大銀杏

2013年11月27日 07時54分36秒 | 日記

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風邪引きの体調、イマイチ回復しません。

 

27日の新聞に隣村 「作木」 の大銀杏の記事が載っています。

 

ラッパの形をした珍しい葉をつけることで知られる三次市作木町香淀にある迦具(かぐ)神社の大イチョウが見頃を迎えている。

 

 

 イチョウは高さ約32メートル、幹回り約17メートルで樹齢は推定約600年。広島県内有数の巨木で1990年に県の天然記念物に指定されている。イチョウが葉を落とし、神社の境内を黄一色に染めている。

 市作木支所によると、12月上旬ごろまで見頃が続くという。

 

「辛口」の住む布野にも銀杏の木があります。

 

 

作木のものは樹齢600年、布野は100年くらいで足元にも及びませんが、写真を見ていただくと分かります。そうです、樹形が美しいのです。この地に布野小学校が移転開校した明治34年頃に植えられたらしく、国道54号を車で走っているとよく見え、現在では布野のシンボルツリーです。

 

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FAは ドラフトの罪滅ぼし

2013年11月26日 00時01分37秒 | 日記

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25日月曜日、雨音を聞きながら目覚めるが布団から出ることが出来ません。 「トホホッ!」 のように又しても風邪引きで喉が痛くやりきれませんでした。

 

少し症状が和らいでからはこたつに入ってテレビを見たりしたわけですが、大竹寛の記者会見の模様、やはり巨人へ移籍です。埼玉県出身であることや、優勝できるチームでプレーしたい気持ちが強いのでしょう。自営業は別にして、社会人として就職する場合は本人が行き先を決めますが、プロ野球の場合は 「ドラフト制度」 というおかしな決めごとがあって、いくら行きたい希望球団があってもそれは出来ない仕組みです。

 

  

 

ドラフト制度を逆手にとって大騒ぎになったのが 「江川事件」 でしたが、その後はドラフト指名を袖にした福留や菅野の抵抗がありました。その反動で次のドラフトまで両選手とも1年待つことになりました。考えてみれば自分が就職したい球団を自ら選ぶことが出来ないというのは、ある種の 「人権無視」 ということかも知れません。

 

FA宣言して 「考えに考え、悩みに悩んで」 のセリフで涙を流して記者会見、そして阪神へ移籍した新井は別にして、大竹にしても、川口、江藤も関東の出身で、やっと希望が叶えられたと言うことでしょう。ドラフトがなければカープなどには入団していなかったでしょうから。

 

ドラフト制度で無理矢理入団させた 「罪滅ぼし」 がFA制度でしょうから、この時ばかりは選手の希望を気持ちよく受け入れてあげることは当たり前かも知れません。球団はもちろんファンもそのように割り切るべきだと思います。

 

野球に限らずスポーツ選手の現役期間は短いもので体力が衰えてくれば引退を余儀なくされます。FAとかトレード、自由契約は差こそありますが、現役続行できる範囲内ですから良いのですが、 「戦力外通告」 は一方的な解雇で厳しいものです。もちろん選手として契約するときにその条項は入っているのでしょうから致し方ありません。

 

大竹の巨人移籍に伴い、カープは見返りに金銭でなく選手を希望しているそうですから好むと好まざるとに関わらず、巨人の誰かがカープに移籍することになります。この際大竹は巨人で活躍して貰いたいし、交換でカープにやってくる選手も新天地で働いて貰いたいものです。

 

今日の「辛口」、風邪気味のせいか 「ちっとも辛くない」 ブログになりました。

 

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