プロ野球の日本シリーズが終わり、しばらく休憩時期に入ります。カープの出足は好調で2連勝、このまま札幌で日本一になるかと期待しましたが・・・
マツダスタジアムの胴上げで、8度宙に舞った。日本ハムの栗山英樹監督(55)にとっては、就任5年目で初の日本一。「若い選手に最後まで厳しい戦いをさせたい。そうすればもっとうまくなる」と、20代の主力選手が多いチームを頂まで引き上げた。
日本ハム、10年ぶり日本一 10―4で広島破る
監督は意見に耳を傾け、決断するポジションと考える。今季は選手の調子や相手投手で、4番中田以外の打順を頻繁に変えた。「1年間、提案を聞いてくれた。最後に決めるのは監督だけど、話しやすかった」と城石打撃コーチ。監督室のドアは常に開いていた。
後から言っても愚痴以外の何ものでもありませんが、優勝監督インタビューを聞く限り栗山監督の態度、言葉遣いにも対戦相手のカープやマツダスタジアムのファンに対しての配慮が感じられ、立派さを見たような気がします。
日本シリーズを見る限り、広島で2連敗した後の栗山監督は采配を見事に見直し4連勝、悔しいけれど緒方監督に比べて格が違っていたように思います。
栗山監督55歳に対して、緒方監督はまだ40代です。今年のシリーズ優勝と日本シリーズでの戦いを糧に、監督資質を学び人間的な面も磨き、大きな監督になって欲しいと願います。