二人の女性大臣が辞めて (辞めさせられて) から次々と起きる政治と金の問題です。それは追求するはずの野党にも跳ね返りました。
民主党の枝野幸男幹事長に“ブーメラン”が突き刺さった。29日に明らかになった枝野氏の政治資金収支報告書の記載漏れと、公職選挙法に抵触しかねない名前入りの「のぼり」の街頭掲示。9月の幹事長就任以来、安倍晋三政権との対決色を強める枝野氏は自らの収支報告書の誤りを釈明しつつも、今後も閣僚の「政治とカネ」の問題を追及する姿勢を崩していない。
「はなはだ軽率なミスで大変恥ずかしい」
枝野氏は29日、国会内で記者団にこう語り、自らの後援会の新年会で約243万円の収入を収支報告書に記載しなかったことを低姿勢でわびた。
民主党内には「政治とカネ」で閣僚の「辞任ドミノ」を狙い、「返り血を浴びてでも追及する」との意見も出ている。それが党ナンバー2に降りかかる皮肉な事態になったわけだ。
それにしても不細工を地で行く民主党です。自民党総裁でもある安倍晋三総理は 「こんな話はそろそろ打ち止めにして大切な政治の話をしよう」 と、非難の応酬の国会審議を正常にしようと呼びかけたそうですが、一面ではそれはまともであり、他面では 「冗談も休み休み言え」 と言うところかも知れません。
この際、報道機関にはご苦労を掛けますが、国会議員全員の 「政治資金収支報告書」 を洗い直してくれませんか。そして違反していることが分かったら 「はなはだ軽率なミス」 だろうと、そうでなかろうと一旦議員を辞めて貰いましょう。そして向こう10年間くらいは国政選挙に立候補出来ないようにしたらいかがでしょうか。
読み疲れ有り難うございました。