「市長ともあろうものが、ひどいことを言うもんだ」テレビ報道で感じられた方は多いと思います。
兵庫県明石市の泉房穂市長(55)が2017年6月、道路の拡幅事業で立ち退き交渉を担当する職員に対して吐いた暴言が一斉に報じられた。
しかも当の市長が暴言を認め謝罪しています。私もひどいことを言う市長だ思いました。しかし2年も前のことが何故この時期(統一地方選の時期)に報道されたのでしょうか?
そんな中、多くの新聞・テレビが報じていない市長の発言があると伝えたのが、地元紙である神戸新聞だ。
報道されていない部分とは、あれこれ叱責したあとの締めくくりの言葉です。
市長「とりあえず目途は6月末で、そこでまとまらなかったら私が行って頭下げますわ。頭ぐらいなんぼでも下げますわ。市民の安全のためやないか! 言いたいのはそれや。そのために役所はしんどい仕事するんや。頼みますよ」
部長「はい。わかりました」
暴言は恥ずかしい限りです。しかし最後のくくりはちゃんとしていることにも注目したいです。
時としてメディアの一方的報道はある種の「パワハラ」かも知れません。