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長い長い道のりでした。カープは16年ぶりのAクラスが決まりクライマックスシリーズへ進出することになりました。これまでの77番への不信はひとまず置いといて、CSでは阪神、巨人を敗り日本シリーズに進むよう、応援したいと思います。
昭和50年代は王者広島カープの名をほしいままに、赤い帽子のファンが町を闊歩したものです。所も旧広島市民球場、外野席の板を渡しただけの客席に腰を下ろして声援した頃を思い出します。旧市民球場では缶ビールもペットボトルも持ち込み自由でしたが、マツダスタジアムに変わってからは禁止、理由はグランドへ投げ込むと危ないからと言うことのようですが、本音は球場内で高値の品を売りつける商魂からではないでしょうか。
自民・公明党は臨時国会にこんな法案を共同提出することを決めたと新聞に掲載されていました。
改憲の国民投票18歳以上 自公、臨時国会に改正案提出へ
自民、公明両党は憲法改正の是非を問う国民投票の投票年齢を「18歳以上」に確定する国民投票法改正案を、10月召集予定の臨時国会に共同提出する方針を固めた。同法は成人年齢や公選法の選挙権年齢も18歳以上に引き下げるよう求めているが、実現にめどが立たないため先送りし、国民投票の投票年齢確定を先行させる。自民党の船田元・憲法改正推進本部長代行が24日明らかにした。
自公幹部は今月、衆院憲法審査会の欧州視察の際に大筋で合意。野党にも共同提出を呼び掛ける。自民党は来週にも党内の意見集約に着手するが、公明党は野党の幅広い賛同を得たい考えで、臨時国会での成立は微妙だ。
まさになり振り構わず改憲一筋の鉄砲玉的発想です。国民の意識調査では改憲をよしとする20歳以上の人が50%を下回っているため、18歳19歳の人たちがひょっとして賛成してくれるのではないかという 「下心」 が見え見えです。いくら自民党が討議に討議を重ねた結果の改憲だと主張しても、国民のレベルではその必要性を理解するところまで至っていないのに、安倍総理にはその説明を尽くす態度が見えません。
そしてちょっと情勢が不利になるとみれば、先送りでウヤムヤにして、ほとぼりが冷めた頃にサラッと片づける、まさにヒットラーのドイツ憲法を変えた手法(麻生財務大臣が口を滑らせた)の物真似かも知れません。
説明さえまともにしないで無理矢理進む態度は、まさに衆院選・参院選での勝利に奢る姿そのものに見えてしょうがないのです。原発汚水コントロールで、講談師顔負けの 「見てきたような嘘をつき」(後からフクシマへ確かめに行ったようですが) 、内外から不評を買いながらも、
そうは言いながら 「他に良い人が見つからないから」
なのでしょうがないです。
こうなるのですから 「選挙は本当に怖い」 に尽きます。
そういうわけで反省の色すら見られない総理です。取り巻きの議員も経済界もミーハー人気に恐れを成して、誰も首に鈴を付けようともしません。ポスト安倍に名乗りを上げる人さえ見えない自民党です。
話を元に戻すと、成人年齢や公選法の選挙権年齢を18歳以上引き下げに、実現のめどが立たないため、とりあえず国民投票だけを引き下げるなんて、1票の格差と選挙制度改革を別扱いにする都合の良さを決め込む国会議員のエゴです。18歳19歳は成人とは見なさないままで、憲法見直しだけ解禁する不合理さはどこから出てくるのでしょうか。
それもこれも国民の代表に彼らを選んだ私たちの責任です。まさに 「天唾」 です。
「辛口」 天の邪鬼の連続ですっかり疲れ果ててしまいました。
過去データ 「なんでも辛口」 を残しました
読み疲れ有り難うございました。