升井紘 浮沼亭日記

新型コロナも土砂災害も飛んで行け!

一歩進んで 二歩退がる

2013年08月31日 00時01分13秒 | 日記

広島ブログ

 

秋雨前線の影響で雨、そして台風15号が接近しています。集中豪雨の気配もあり大きな被害が出なければよいのですが。

 

DeNAベイスターズとの3連戦、先ずは予定通り先勝したのですが、後がいけません。

 

① 広島は1―1の同点とされた直後の八回に菊池のバントに失策が絡んで1点を勝ち越した。さらに松山、赤松の連続適時二塁打や石原の3ランなどで、この回一挙7点を奪った。DeNAは拙守をきっかけに投手陣が崩れて3連敗。

② 広島は打線が振るわず、DeNAの5投手の継投の前に無得点に終わった。好投していた大竹は四回にブランコの左前適時打と中村の犠飛で2点を失ったのが響き、8敗目を喫した。DeNAは連敗を3で止めた。須田が4勝目。 

③ 広島は2試合連続の零敗で、5カードぶりの負け越し。打線は加賀美ら3投手の前に3安打と沈黙した。先発中村恭が三回に暴投で1点を奪われ、八回には横山がブランコにソロを浴びた。DeNAは9カードぶりに勝ち越した。

 

2連敗した翌日の新聞

 

よほど腹にすえかねたのか、中国新聞「球炎」は強烈な監督采配への批判です。先に点を取られたのだから先ず同点にして、それから逆転すれば負けはないということでしょうか。ノーアウトやワンアウトで3塁にランナーがいて、どうすれば点がはいるか、素人でもあるまいに何度も同じ失敗を繰り返しています。2連敗の大きな原因は、「広島打線が同点をすっ飛ばし、逆転を目指していたからに他ならない」 というのです。

 

この3連戦、試合開始からゲームセットまでテレビ観戦していたのですが、77番は勝つための采配をしているようには見えません。新聞には毎試合毎に 野村語録 というコーナーを載せていますが、先ず3安打に押さえられた攻撃陣に不満顔  「悪いときのぱたーん。安打が3本ではどうにもならない」。 投手に対して 「簡単にストライクをあげている。それが全て」。 1死2、3塁で犠牲フライも打てなかった代打廣瀬 「岩本はそれまでが全然だったし」。 全然ダメだった堂林を使い続けて負けた試合も、ひと桁ではなかったと思うのです。

 

監督が勝とうとしないカープですから、他の5球団監督は来シーズンも77番が残留するよう祈っているでしょう。

 

【ついでに】 昨日の甲子園、阪神との試合は中止かなと思っていたのですが予定どおりありました。カープは3-0で勝ちましたが、監督の出番は梵へのバント指示と、9回裏野村からミコライオに代えただけです。勝ったからそれで良かったのかも知れませんが、野村に完投、完封くらいやらせても良かったのではないでしょうか。

 

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さあみんなで “おらびましょう” 

2013年08月30日 00時01分23秒 | 日記

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「小沢昭一の小沢昭一的こころ」というラジオ番組が彼の死から姿を消してしばらくになります。このごろ車でラジオのスイッチを入れると 「誰かとどこかで」 が聞こえて来るのですが、その番組を終了するというニュースに接しました。

 

「誰かとどこかで」終了へ 永六輔さんのラジオ長寿番組

 

  →   

  若かりし頃               80歳の永六輔       いつまでも若い遠藤泰子

 

同じ人によるラジオ全国番組として最長寿の「永六輔の誰かとどこかで」が9月で打ち切られ、46年余の歴史に終止符を打つことがわかった。きょう29日の放送で、80歳になった永さんが明かす。

 

とても味のある番組でしたが、近年は永六輔の声がとても聞きづらく感じていたところです。番組は相方の遠藤泰子ががほとんどカバーしていたように思いますが、聞けば永六輔も80歳、ラジオは姿が見えず映画とはまた違う世界ですからさもありなんですね。

 

永六輔のラジオ番組終了と関係のないことですが、

「このところ日本の人口は減り続け、65歳以上の高齢者が30%を占めるようになっている」 と言うのですが、改めて自分を振り向けば既に65歳どころではありません。あっという間に70歳が迫って来るではありませんか。高齢者は金食いで医療費を含めて何もかも厄介者、消費税の引き上げは高齢者救済のための 「必要悪」 だと言い切る人だっています。

 

「辛口」もこれまで働いていたときはその時代の高齢者福祉のために、それ相当、応分の負担をして来ました。貰っている年金も公的年金とは言いますが、それも給料からキチンと掛け続けてきたものです。掛け金が自分のためでなく年金世代へ貢ぎ物とした計算式は国が取り決め、それが破綻しているだけのことです。

 

老いは誰もがたどる道です。世の中にゴチャゴチャと文句をぶつけて、老いながらも さあみんなで  “おらびましょう” 「高齢者を舐めんなよ!」 と。

【方言辞書】・・・「おらぶ」 → 「叫ぶ」こと 

 

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バレンティン

2013年08月29日 07時16分04秒 | 日記

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昨夜のカープ、自分で落とし穴を掘り自分が落ちたような惨めな負け方で、これまで続いていた○●○○●○○●のリズムを崩してしまった。それは取るに足らない物かも知れないが、先取点の取れる場面での攻め方(采配)に疑問を感じた方も多いと思う。

 

方やヤクルトは最下位に沈んでアップアップしているが、バレンティンに関しては別物だ。

 

 

プロ野球、ヤクルトのバレンティン選手が28日夜、神宮球場で行われた中日戦の9回に今月17本目となるホームランを打ち、月間のホームラン数のプロ野球新記録を達成しました。
バレンティン選手は、これが今シーズンの51号ホームランで、シーズンのプロ野球記録の55本まで残り4本としています。

 

彼の実力からすれば残り試合で日本プロ野球記録のシーズン55本塁打を更新するだろうが、他チームの対応はどうだろうか。以前の挑戦者バースやカブレラ、ローズなどは 「王選手の55本を超させる事はケシカラン」 と見え見えのフォアボール攻めに徹し55本で止めてしまった。大相撲も小錦の横綱昇進を阻んだ歴史もあるが、今や外国人力士の人気で興業が出来るような変わり様だ。白鵬が双葉山の連勝記録69を更新することにも鷹揚である。

 

アメリカではイチローの4000本安打に対して、アメリカ人の心はかどうなのか分からない。ピートローズが今後自分の記録が塗り替えられることを恐れてか、大リーグ亡者のごとくこの記録は本物ではないと主張しているらしい。誠に見苦しい限りだ。バレンティン選手の記録更新は悔しい思いがある物の、対する投手はフェアプレーで真っ向から勝負して貰いたいものだ。

 

 

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「はだしのゲン」騒動の後始末

2013年08月28日 00時03分55秒 | 日記

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昨日は早朝からビニールハウスに出かけ、草取りをした「辛口」です。これまでジャングルのように茂った雑草を何とかしたかったのですが、あまりの暑さにその気になれませんでした。約3時間、大汗をかきながらも大方やっつけることが出来、メロメロにはなりましたが湿度が低くて快適な午後久しぶりに昼寝をしました。

 

ニュースを見るとイプシロンロケットの打ち上げが中止になっております。打ち上げ19秒前に不具合が見つかったそうで、打ち上げの様子を見ようと全国から集まった人は落胆したようですが、「イプシロン弁当」 だけが完売したそうで、カメラを担いで集まった方々には何とも気の毒な打ち上げ中止だったようです。

 

一方松江の 「はだしのゲン」 閲覧制限の件は、教育委員会の手続きに不備があったとして、教育委員会議で要請の取り下げを決めました。一連の措置について島根県内の市長はこんなコメントを発しています。

 

 閲覧制限について、安来市の近藤宏樹市長は「個人的には反対」と明言。「ゲンは戦争の悲惨さを伝えるいい資料。表現の過激さというマイナス面より、悲惨さを子どもたちに伝えるメリットの方がはるかに大きい」とした。

 出雲市の長岡秀人市長も「平和学習の教材として定着しており、制限するのはいかがなものか」と疑問視。閲覧制限に「誰が見ても良くない図書なら規制もやむを得ないと思うが、それ以外は、むやみに制するべきでない」と述べた。

 一方、益田市の山本浩章市長は「戦争の悲惨さを伝えることは重要だが、表現があまりにも過激では、子どもにとって悪い面もある」と述べた。松江市教委の要請について「表現の自由を最大限に考慮する一方で、教育的配慮があってしかるべきだ」と一定の理解を示し、下村博文文部科学相の「違法性はない」という見解にも「問題ない」とした。

 浜田市の宇津徹男市長は「教材として使われるべき漫画。だが他市教委の考えに発言することは遠慮したい」。

江津市の田中増次市長は「各市教委が独自性を持ってやっているので、とやかく言うことはない」と、ともに明言を避けた。

 松江市の松浦正敬市長は26日、教育委員会議の結論を受けて「市教委内で手続きに不備があったことは否めない。出された結論は尊重したい」とコメントした。

 

それぞれ当たり障りのないコメントで、全国の首長に尋ねても 「あえて渦中の栗を拾う」 勇気は無いでしょう。それにしても松江市教育委員会は誰を恐れるのか、問題の本質に迫ることなく、玉虫も笑いそうな決着で敵前逃亡してしまいました。

 

現在の市町村教育委員会の大きな方向性は、ほとんど文科省や県教育委員会の方針の丸写です。それに、今回の閲覧制限措置が教育委員会議を経ていなかったとしても、教育長以外の4人の教育委員が半年間も全く知らなかったのか、聞き流していたのか知れませんが、今更 「知らなかった」 と開き直る態度は恥ずべき態度であって 「情けない」 の一言に尽きます。松江に限らず教育委員や教育委員会がこんな事だから、折角一般行政と分離されている制度の改変が持ち出されてくるのだと思います。

 

さあ、要請を引っ込められた学校現場はどうすればよいのでしょうか?言われたとおりに元の場所へ並べるのでしょうか。 それとも?何もかも丸投げにされた松江市立の33小中学校はどのように対処するでしょうか。今度はそれぞれの学校の対処を、全国(国民)が賛否は別にしても興味本位で見つめています。

 

今回の 「はだしのゲン」騒動に限らず、学校現場がどうすればよいか困っているとき、その方向性を示したり、支援するのが本来の教育委員や教育委員会の仕事であり、役割だと「辛口」は思います。そうでなければ教育委員はただの名誉職でしかありません。 

 

 

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『行き違い』は残酷 せめて「待ち合わせ」に

2013年08月27日 00時02分52秒 | 日記

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26日は良く晴れ渡った空ですが、入道雲とすじ雲が現れ夏と秋が混在するお天気でした。日向は暑く感じますが日陰にはいると気温は高くても湿度が低ければそれほど暑さはこたえません。お昼は博多屋の長浜ラーメンを食べ、庄原の簡保さくら温泉に行きました。平日の温泉は空いていてのんびりと入浴、ミスとサウナで体重1Kg減量しましたが、夕食でビール+お寿司で元に戻ったことでしょう。

 

こんな珍ニュースに出会いました。

 

 

「行き違い」→「待ち合わせ」縁結ぶ車内放送

 

縁結びも列車も「行き違い」ではなく「待ち合わせ」で――。
JR西日本米子支社は23日、管内の単線区間の駅などで列車が通過待ちをする際、車掌が車内放送で使ってきた「行き違いのため停車します」という表現を、26日から「待ち合わせのため停車します」に改めると発表した。

 

 縁結びで知られる出雲大社(島根県出雲市)への参拝で利用されるJR伯備線の乗客から指摘を受け、変更することにした。

 

 同支社によると、今月3日、同線の特急「やくも」を利用したという男性から「縁結びを願って出雲大社へ向かう女性たちに『行き違い』は残酷。『待ち合わせ』ならロマンチック」などとするメールが送られてきた。社内でも変更に異論は出なかったという。

 

言葉とは面白いもので、以前見た 「舟を編む」 という映画では、言葉を徹底的に調べて 「辞書」 をつくるストーリーでした。ありとあらゆる言葉(単語)には思いもよらぬ意味を持つ事に驚きを感じたものです。今回の 「行き違い」→「待ち合わせ」 も、普段何気なく使い、勝手に思いこんでいたものが覆されて、あるいは非常識に気がついて、まるで川柳と見まがうばかりです。

 

「百円からお預かりします」 とか 「百円でよろしかったでしょうか」 など、コンビニ的マニュアルがあるのかどうか知りませんが、じっくり考えてみるととんでも無い使い方をしていたことに気がつきます

 

 

 

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