政府は「緊急事態宣言」という掛け声を打ち出しましたが、早や1月も終わろうとしているのに終息に向かう気配は見えません。
広島県では大規模PCR検査の無料実施方針を打ち出しました。
新型コロナウイルス対策で、広島県は29日、広島市内4区で取り組む任意、無料の大規模PCR検査の基本計画案を発表した。市の感染者数が減少傾向にある中、無症状者を早く見つけ出し、感染を抑え込むのが狙い。1カ月で約28万人を検査し、最大3900人の感染が判明すると想定する。緊急編成した2020年度一般会計補正予算案に事業費10億3800万円を盛り込み、2月3日開会の県議会臨時会に提案する。
この対策にはいろいろな問題を抱えていますが、それでも感染を抑え込むための政策として決断した湯崎知事の決断には拍手します。
菅総理は「コロナ感染症を抑え込む努力を続けている」と語ってはいます。その努力を否定するものではありませんが、広島県知事のように新しい大きな決断は見えません。
コロナワクチンの接種でいつまでに完全に抑え込むとか、もっと具体的な語り口で国民を安心させてください。
【ついでに辛口】
NHKのコロナ感染ニュースは東京中心ですし、広島県内の感染者も 広島市、呉市、福山市など と他にも広島市の区や市町もあるのに、なぜか「など」でひとくくりです。ちゃんと区、市町名まで報道してください。
福岡三次市長はFBや音声告知放送で、三次市内の感染状況や現在の感染者をきめ細やかに衆知してくれます。