升井紘 浮沼亭日記

新型コロナも土砂災害も飛んで行け!

津波と戦争

2016年11月06日 00時00分55秒 | 日記

広島ブログ

急に寒くなってきたように感じます。

昨日11月5日は、セリーグ優勝を果たしたカープのパレードがありましたが、世界津波の日でもあります。


そのいわれとなった「稲むらの火」の故事が残る広川町で、避難訓練が行われました。
 広川町には、江戸時代の「安政南海地震」で商人の濱口梧陵が稲の束に火をつけ、村人を高台に避難させた「稲むらの火」の故事が残っています。
 世界津波の日は、これにちなんで国連が制定し、5日は、地元の小中学生が梧陵が築いた堤防に新しい土をまいて津波の犠牲者を悼みました。

津波の恐ろしさは群を抜く被害の大きさからも分かりますが、その原因はプレートのバランス崩れが海底で起きたときで、大規模な地震に引き続いて発生しています。

巨大地震は地球誕生から繰り返されていることでしょうが、人間の寿命が長くて100年くらいなので、よほどのことが無いと何度も体験することではないようです。

よく「これまでに体験したこともない事象」という表現からも分かります。世界津波の日を国連が制定した要因は、日本の「稲むらの火」という故事が残されていたからに尽きます。

自然現象以外にも「戦争」という忌まわしい人間の争いも同様で、体験した人が居なくなっては繰り返し起きています。日本でも戦争を体験したことのない人たちが、戦争や軍備を美化しているように思えることは大変な不幸だと思います。

「津波と戦争」に因果関係は無いでしょうが、なにやら似たところも伺えるものもあるのではないでしょうか。戦争を行わない訓練も必要なような気がします。

 

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