フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

アダージョの森の花たち クモキリソウ

2016-07-13 | アダージョの森

梅雨空で蒸し暑くなってきたが、アダージョの森の中は、静寂と清々しい風が吹き抜けている。

薄暗いというのも、一つの魅力だ

そんな森の中のこの時期に、クモキリソウが花を咲かす

クモキリソウ ラン科 クモキリソウ属 学名:Liparis kumokiri 

別名は、蜘蛛切草、蜘蛛散草、雲霧草などと呼ばれる。雲霧草がいいかな。

ラン科の植物なので、地中にラン菌があるところでしか、育たないと言われている。

アダージョの森では、こんなところに、というところから顔を出している。

マイヅルソウ群落の地上部が枯れたあとに、クモキリソウの群落が広がってきている。



アダージョの森の花たち キキョウ(桔梗)

2016-07-05 | アダージョの森

7月に入ると、Tomorrow Gardenの中央に、キキョウが咲き始める。

秋の七草のひとつだが、7月に咲き始める。次第に蕾が膨らんできて、ある日「ポン」と音がするかのような開き方をして咲く。

雄しべが花粉を出すときは雌しべの柱頭が蓋をしてそれを拒み、雄しべの花粉がなくなると、今度は雌しべの柱頭が開く。
こうして、自家受粉を避けて、強くなる遺伝子を残そうという仕組みだ。

キキョウの深い青~紫の色のキリットした色合いの陰に、こんな種保存の複雑な仕組みがあるなんて、植物は不思議なものだ。

キキョウが咲くと桔梗紋で知られた明智光秀のことが思い出される。
時の政治に翻弄された、余りに純粋で生き急いだ武将

 


梅雨時 Madre で食事会

2016-07-04 | アダージョの森

今日は、TMTMさんご夫婦と昼食をご一緒した。

お店は、セラビリゾート泉郷に入ってすぐのお店「Madre」。このあたりはたまに通るが全く気が付かなかった、初めてのお店だ。

実は、このお店は絵付け教室を行っていて、その先生に東京でTMTMさんの奥さんが絵付けを習っているということだ。

店に入ると大きな1枚板のテーブルが置かれている。店内は明るい。

その奥には、オーナーの絵付け作品や手工芸品が展示されている。絵付け作品は美しい青色の繊細ながらが印象的だ。

お聞きするとオランダ様式(デルフトという美しい古都の名前が付けられている)とのこと

料理はカレーライスか

ハンバーグ定食

食事をしながら、畑や庭造り、趣味や家族のことなどいろいろ楽しい話に花を咲かせた。

 


今年もやってきた 煙突掃除隊

2016-07-02 | アダージョの森

空模様がどうなるかなと心配していたが、安定した曇り空になった。

今日は、毎年訪ねてくれる、「煙突掃除隊」がやってきてくれる日だ。

朝10時前、到着。早速煙突掃除にとりかかる。手慣れたもので、あっという間に、薪ストーブの最下部の煙突を外し、そこにゴミ袋を取り付ける、
屋根に登って、上蓋を外し、上から煙突掃除ブラシでごしごしこする。この冬はあまりストーブを使わなかったのであまり煤が溜まっていなかった。

ものの1時間もかからずに煙突掃除が終わった。

その後、ちょっとしたトラブルがあり、木工作業をする時間があったものの、ひたすら、バーベキューの準備をするめる。

今年のニューメニューは、スペイン料理 アヒージョ 、ニンニクとオリーブオイルで煮込む料理だ。 

  おにぎり、パン、ちくわと帆立、卵の燻製、サラダにサクランボなど、食べきれない

昨年好評だった冷凍卵とアボガド

メイン料理は今年も ブラジル料理 シュラスコ。塩と胡椒をすりこんだ2キロの牛肉を回しながら焼き

 

油が滴り落ちて焼けてくると 表面からそぎ落として食べる

炉端での宴会は、日が暮れるまで続いた

その後は、お待ちかねの蛍狩りを愉しんだ(写真の腕が未熟なので撮影ができなかった)

今年は、いつものエリアより上のほうに蛍が舞った。土曜日ということもあり、沢山の観光客も来ていた。