フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

都会の「精霊流し」

2010-08-15 | 日記

今朝はうす曇りだが、同じように暑い。

身体を少しでも動かすと汗が噴き出てくる。午前中は、一番身体を動かさない作業=パソコンで指を動かしていても、汗ばんできた。今日も昨日に続き、ホームページの画像の整理を行う。

こうしてまとまって整理しようとすると意外と撮影していない風景、樹木、花々が多いのに気づく。清里でいるときには、あまりに日常的なことなので、写真に残すこともない、と思っているが、少し清里を離れると、「その日常性」が大事だと思われてくる。今日の作業もカタツムリの歩みだ。

午後は、フルート練習。隣近所への騒音防止のため部屋を閉め切る。クーラーでガンガンに部屋を冷やして練習を始める。
まずロングトーン。どこまで上半身の力を抜くことができるか。不要な力が入っている限り指は動かないし、音は響かない。下腹で支えた力が息となって出て行くとき音が鳴るというのがいいパターンだ。フルートを鳴らすのに、エネルギーはほとんどいらないことがよくわかる。

次に「毎日の練習」はパターン4.パリッと音が鳴るよう気をつける。運指の苦手なところはテンポを落とす。「ロマンティック・エチュード」、NO15、ほとんどできてきたが、やはりミスが出る。NO16は曲には慣れてきたが、演奏している喜びがいまひとつだ。

バッハのポロネーズはdoubleの運指、パディヌリはゆっくりと確実に音が出るよう、練習する。八ヶ岳フルートアンサンブル「カルメン」、全曲をさらっと流す。やはり、出だしの曲がポイントだ。特に高音のトリルが難しい。

夕刻、盆の供え物を箱に入れて「精霊流し」に行く。といっても、情緒が全くない「精霊流し」だ。以前は、小さな船様の箱をこしらえ、ロウソクや線香をともし、近くの川へ流しに行ったものだが、河川を汚染するからと中止になった。代わりに「精霊流し会場」なるものが設置され、そこへ供え物を持っていくと、市の担当部署が取りに来てくれる、というもの。会場では線香を供え、読経もされているので、形としてはできているのかな。


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