曇り、外気温15度、室温22度、湿度48%。涼しい朝だ。
今日は、昨日車で来た二人の女性をご案内する。昼までしか時間がないので、車でざっと八ヶ岳界隈を走ることにする。牧場通り~清泉寮、残念ながら雲がかかっているので山はほとんど見えない。まきば公園にいくと、ハーレーが集結していた。ここも一面に衣をひいたような薄いモヤがかかっている。
焼き物が好きだという彼女たちは、夢宇谷にお連れしよう。ほとんど来客者はいなく、ひっそりしていた。手ごろなスープ皿があったが、どうも妻と好みが合わなくて買うのを諦める。
時間が無くなってしまって、それ以外の所には行くことができず、お別れすることになった。7人の来訪者は、夏の林を吹き抜ける爽やかな風のように、吹きぬけていった。
静かなアダージョの森に帰ってきて昼食をする。どうも、何かを作るのが面倒なので、「BLT」サンドで間に合わせておこう。ベーコンはパリパリにする気もしないので軽く炒める。昼食を食べていると、隣村のFさんからテレがかかってきた「ヤマユリが咲いていますよ」という話だ。春に、枝垂れサクラの咲く素敵な庭を見せていただいたときに「夏にはヤマユリが満開になります」とお聞きしていたので、一度訪ねてみたいと言っていたので、連絡してくれたのだ。
1時から3時過ぎまでフルートを練習しておく。この間、来客が続いたので、ほとんどまとまった練習をしていなかったのが気になっていた。吹き始めは、いやな濁った音しか出なかったが、2時間ほどやるとやっと元に戻ったかな、という感じだった。
3時30分過ぎに、Fさん宅をお訪ねする。ご主人は、庭で草抜きをされていた。言われる通り、庭にはいたるところにヤマユリが咲いていて、芳香を放っていた。ヤマユリは大きいものでは、数十個の花を付けるとのこと。種が飛んだからなのか、庭のいたるところに咲いている。
大きなヤマボウシの下にはソバナが咲き始めていた。
これを食べてみてくださいといって出された「インカのめさめ」をというジャガイモは、栗に似たような味で、とびきりの美味しさだ。私たちがあまりに「美味しい」というので「それでは畑のをお持ち帰りください」といってわざわざ畑から「インカのめざめ」を掘り起していただいた。
畑ではカボチャ棚に、立派なカボチャが育っていた。やはり蔓は「1本仕立て」にしなければならないそうだ。それ以外にも塩漬けしたエゴマの葉、肌かぶれによいという「干しヨモギ」「干しドクダミ」、帰り際には、テッポウユリとヤマユリの切り花まで戴いた。
今夜の夕食は、野菜たっぷりのほうとう、「インカのめざめ」の丸かじり、エゴマの葉包みのおにぎりとしよう。爽やかな「土の香り」が漂ってきた。獲れたての自然の恵みは、美味しさの原点であろう。
都会からの?来訪者とも おいそがしく
交流なさってますね、、
やまゆりは 大好き~
良い香りで 豪華なのに
どこか 清楚で~
いちど 熱海の山の方にいる友だちのいえにいったとき 苗を山から持って帰ったけど(昔の話しです、、内緒~)
結局根付きませんでした、、
そうやって 枯らした物が結構あります、、「やはり 野におけ、、」ですね、、
今回は、タイミングを逸したのですが、ヤマボウシの散った後は、一面、雪が降ったかのように白い庭になるそうです。
ヤマユリは、意外と丈夫な花なので、晩秋に球根を買ってきて植えておくと、翌年の夏には立派な花を咲かせてくれますよ。