今日もいい天気になった。外気温7度、室温17度、湿度40%。
コーヒーを淹れようとしたら、焙煎豆が無くなっていた。それでは、「煎りたて名人」で生豆を煎ろう。豆は、ブルマンの「クリデスデール NO1」だ。
ほどなく煎り上がったので、コーヒーを淹れる。アルビノーニのフラウト・トラヴェルソを聴きながら、淹れ立てのコーヒーをすする。コクが深く、香りが立っている。畑からは、蕎麦刈りの音が聞こえてきた。
今朝も、生ジュースをグイっと飲む。とろろご飯がするすると喉を通っていく。納豆に炙り干物、大根の味噌汁。
申し分のないいい天気なので、食後は直ぐに庭に出る。ホトトギスが、大分開花してきた。
妻は、今日も、炉を炊き始めた。近くに山となって積んでいる、伐採したコナラの枝葉を燃やして片づけるためだ。私は、今日は何をしようか。進入路の上に樹木が覆いかぶさっていて、進入路に光が入らなくなってきているのが気になる。それでは、今日は、進入路を覆ってきている樹木を伐採しよう。
これがなかなか大変なのだ。アダージョの森の、進入路100メートルは優にあり、その両側に、びっしりと大小の樹木が繁茂している。木とは、光のある方向に枝葉を伸ばす性質があるため、道を通して空間ができると、その空間を目指して、道の左右からどんどん枝葉が伸びてきて、覆ってしまうまでになったのだ。
どこから手をつけようか。真ん中あたりに、株立ちのイタヤカエデがあるので、その付近の樹木を伐採することにする。これでイタヤカエデに陽があたり、黄葉が美しくなるであろう。伐採するとそのあたりの道に、光が射し込んできた。
伐採が終わり、伐採木を片づけて、頭上を見上げると、「あれっ!」、なんとなんと、赤い実がびっしりと着いている樹木があるではないか。まがうことなき、アオハダの雌木だ。
この森には、いたるところにアオハダが生えているが、どうしたことか、雄木ばかりで、どこを探しても雌木が見当たらない。それが、毎日歩いている進入路の上に生えていたとは。嬉しくなってしまって、このアオハダ雌木に光がよく当たるように、隣りのリョウブを伐採した。このリョウブも立派な株立ちなのだが、そんなことは言ってられない。
進入路に落ちた伐採木を整理していたら、「お昼です!」と妻の呼ぶ声が聞こえた。昼は、炉の火をかまどに移し、ベーコンとパンを直焼きしたもの、炉のなかで焼いたサツマイモとアンデスだ。
直火で焦げたパンはトースターなどで焼いた味とは一味違う、野生の香りがする。ひと時、炉辺の昼食を楽しむ。
部屋に戻り、フルートの練習をしておこう。ソノリテ、「毎日の練習」NO7、各調のスケールとアルペジオ、アルテ21課トリル、練習曲Cをやる。高音のトリルの替え指が覚えにくい。曲は、シチリアーノ、ラルゴ、トロイメライ、ユーモレスクをやる。
その後、一面レタス畑の川上村「ナナーズ」に買い物に行く。車で25分くらいかかるが、道は、実に走りやすい直線道路だ。ときおり、レタス運搬の大型トラックとすれ違った。「ナナーズ」は今日は夕方に行ったので、結構お客さんが来ていた。
アダージョの森に帰ってくると、大分夕闇が迫ってきていた。買ってきた刺身を使って、妻は握り鮨を作る。私の方は湯豆腐の準備をしよう。夕食前に、ひと風呂浴びて、温かくなったところで夕食だ。自家製握り鮨はネタもシャリもたっぷりだ。
これに、熱々の湯豆腐がぴったりだ。
熱燗をすすると、直ぐに酔いが回ってきた。何はともあれ、今日は、「アオハダの雌木」を発見したので嬉しくてたまらない。
この大皿、置き場所に困っています。これが、これからも増えるのかと思うと…
刺身のネタは少し厚いので、お寿司にすると食べ応えがありました。実りの秋は、どんどん美味しい物を食べましょう。冬の寒さに備えて。
奥様手作りの器 素敵ですこと!
我が家も連休からお山へと。
しばし 都会の喧騒から抜け出します
赤い実はあおきでも ナナカマドでも
ピラカンサでも みいんな大好き!
うちもこのごろはお刺身、、だけでたべませんね、、いつも手巻きになります、、
寿司めしが ほんとお刺身にあいますね、、
食べること大好きな我が家、、
山栗さんのブログは いつもおいしそうで
わくわくします~