フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

関西笛の会TUTTI第10回演奏会

2010-07-17 | フルート

朝起きてみると、いい天気だ。いよい梅雨明けか。さっそく50時過ぎからいつもの散歩コースを歩く。家々の庭の花も、暑さに参ってきている。一人元気なのが、百日紅の縮れた花。

今日は、この春まで所属していたフルートアンサンブル「関西笛の会tutti第10回定期演奏会」がある。先日事務局から電話がかかってきて、裏方を頼まれた。「打ち上げ無料招待」の声に動かされて、いいですよと請け合った。

9時に会場のある大阪城公園へ。ギンギンの青空で、暑くなってきた。

会場の「イズミホール」には既に多くのメンバーが来ていた。久しぶりに合ったメンバーの皆さんから、暖かい声をかけていただいたのはうれしかった。

話するのもつかの間、すぐにゲネプロの始まりだ。裏方3人は、プログラムをもとに、演奏者のイスの配置場所をテーピングしていく。1回演奏が終わるごとに、椅子や譜面台を撤去し、また配置するという作業。3人から80人までと、バラエティがあるので、これやってみるとなかなか大変な作業だ。

12時前にゲネプロは終わり、いよいよ本番だ。出演を前にして、緊張と喜びのあふれる出演者。

プログラム
1 ブリランテ「証城寺のたぬきばやし、琉球のふたつのうた」
2 ポコアポコ「小象の行進・ムーンリバー・ピンクパンサー」
3 アットーレ「調和の霊感」
4 小アンサンブルフィオーレ「トリプルアイス・ハナミズキ」
5 ミッソ「王宮の花火序曲」
6 オッティーモ「狂詩曲スペイン」
7 フルートルベール「レクイエム ピエ・イエス、アニュスデイ」
8 全体演奏「グリーグ・ホルベルグ組曲」

これまでは出演者だったので、演奏を聴くことができなかったが、今回初めて、アンサンブルの演奏を聴くことができた。

「ホルベルグ組曲」は第1楽章の躍動感がよくまとまっていた。
フィオーレの演奏が断然良かった。3人の呼吸もぴったりで、落着きと優雅さがあった。
フルートルベールはせっかくの先生方の演奏なので、もう少しインパクトのある曲がよかったのでは。
アットーレの男性陣の出演は、衣装も面白かったし、だいぶレベルも上がってきたなといいう感じだった。

終了後は、近くの居酒屋で「打ち上げ」。フルート吹きは少し気取るところがあるので、こうした場で素の自分を出し合うのが、思いのほど、役立つのだ。

私も「はるばる八ヶ岳から駆け付けてくれた」と紹介された。意外や、私のホームページ・ブログを見てくださっている方も多く、「繋がっている」ということを感じて、正直うれしかった。

その後も2次会に参加して、楽しい会話に話が弾んだ。いつものことながらかなり飲みすぎてしまったか。

 


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