フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

お好み焼きの集い

2011-05-24 | 人々との交流

昨夜からの強い雨が、朝になっても続いている。外気温2度、室温14度、湿度38%。
朝食はパンの軽く済ましておこう。

今日はフルートの鈴木先生の家で、昼食の時間を使って、「お好み焼きの集い」が開催されることになった。以前、鈴木先生の所でお好み焼きを焼いておられた時、たまたま居合わせた妻が、「大阪出身」ということで、お好み焼きの焼き方をアドヴァイスしたことがある。連ドラで「てっぱん」があったからか、八ヶ岳でもお好み焼きが密かにブレイクしている。鈴木先生の奥さんの呼びかけで、奥さんの友人の方が鈴木先生宅に集まり、妻が「講師」となって、お好み焼きの基本的な焼き方を若い方たちに教えることになった、という次第である。来られた方は、近くにお好み焼き屋さんがほとんどなく、あまり食べる機会がないので、家庭で美味しいお好み焼きを焼きたいとのこと。

私は、皆さんがワイワイ言いながらお好み焼きを焼いている間にフルートのレッスンを受ける。アルテ18課NO5は、課題になっていたテンポとシンコペーションのリズムを、まあまあまとめることができ、ようやく○を貰うことができた。続いてNO6、この曲も特に難しいところはないが、正確なテンポがなかなかとりにくかったが、この曲も何とかやり終えることができた。これで18課がすべて終了し、次回からは19課に進むことになった。19課は前打音の練習だが、先生から概略、ポイントの説明を受ける。次回までに練習しておくことになった。

お好み焼きの集いの方へ行ってみると、トム君が、皆さんを見守っている。今日はお父さんが3人、お母さんが5人合わせて8人と赤ちゃん3人が集まっていた。

あらかじめ、切っておいたキャベツを器に入れ、生地と卵を加えてホッとプレートに流す。焼き加減を見ながらひっくり返す。ホットプレートに蓋をしてゆっくり焼きあげる。

皆さん、1回ずつこれを実地にやって、焼き方を体験する。焼き上げたお好み焼きに、ソースをたっぷりに塗り、マヨネーズ、青のり、カツオなどかけて出来上がり。早速、試食だ。


その後、楽しいおしゃべりの時間となった。皆さんから、お好み焼きが美味しかったとの声が上がり、妻はホッとしたようだ。今日初めて焼いたというお父さんは、早速、家で焼いてみますと言っていた。若夫婦の家庭での料理の分担、子育てのやり方など、さすがに若い人が集まると、賑やかで面白い。また集まりましょうと、声を掛け合って、2時過ぎに散会した。

その後、先日アダージョの森にお越しいただいたUTANさん宅を訪問する。西日が強いのでそれを遮るために、庭に背が高くなる雑木がほしいと言っておられたので、庭の様子を見てからアドバイスさせていただきましょう、ということで、今回訪問させていただいたのだ。Utanさんは、ご主人とご一緒に私たちを玄関先で暖かく迎えてくださった。

真新しいマシンカットのログハウスがど~んと立っていた。大きな樽があるので、「これは何でしょうか」とお聞きすると、肩流れの屋根から流れ落ちる雨水を溜める予定とのことだ。「雨になるとナイヤガラの瀑布の様になるのですよ」、とは面白い。早速、庭を案内していただく。南側に広いデッキがあり、眼前に甲斐駒ケ岳が圧倒的な姿で迫ってくる。庭づくりはかなり進んでいて、足元にパンジーなどの草花、ジューンベリーなどの灌木も配植されている。仮置きのレンガの遊歩道ができていた。玄関右手に大きく育ったプルーンの木があった。モッコウバラ、クレマチスが咲いている。株立ちのカツラがいい。西側には「ポタジェ」があり、ルバーブや夏野菜の苗がすくすく育っていた。家の前の草地にはソメイヨシノが5本ほどあり、家に居ながらにして花見を楽しむことができた、とのこと。

お部屋に入らせてもらった。真新しい木の香りがプーんとして、久しぶりにログハウスの柔らかさを感じた。リビングの床は、タイルが張りで、夫婦二人で張ったとのこと。自分たちできることはどんどん自分たちでするという、手作りのスタイルが現れている。ログハウスにしては驚くほど窓が多いので、明るく、広々とした感じだ。窓枠は左右にも上下にも開くという優れモノだ。ご主人はこれに魅せられました、と言っておられた。ご主人が自ら焙煎したという香り高いコーヒーとUTANさんが焼いた柔らかなシフォンケーキが出されてきた。(写真はおみやげにもらったもの)

両者とも、なかなかの味わいで美味しかった。ご夫婦の家づくり、庭づくりには、随所にこだわりがあり、これからどのように発展していくのか楽しみだ。「どんな雑木がマッチするのか、少し考えてみることにします。お暇ができれば、お二人ご一緒にアダージョの森にもお越しください」と言ってお別れした。

今日の夕食はどうしようかと、冷蔵庫を開けてみると、「爽やか3人組」が持ってきてくれたキムチがあったので、ピリ辛の「豚キムチ」を作った。暖かいご飯にぴったりで、地元のFさんからいただいた豆腐の冷ややっこと一緒に食べることにした。

 


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4 コメント

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Unknown (カタナンケ)
2011-05-25 21:43:37
おこのみやきには わたしはかならず
豚肉をいれますが これはきゃべつだけなのですか? 

別荘暮らしのみなさま、、ステキなお家ばかりですね、、 之から植える楽しみがあるのはいいなあ、、うちはもうところせまし、、で 植物を植える余地がありません~
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自然の中で (山栗)
2011-05-26 08:43:01
いえいえ、豚肉は入っていますよ。といっても我が家流の焼き方で、豚肉は最初に焼き、油が出てきたころに生地を掛けるのです。

八ヶ岳までくると、都会的な便利さはありませんが、自然の中で、庭がひろいお宅が多いですね。この方の家はログハウスで、個性的な美しいお宅でした。
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Unknown (katananke )
2011-05-26 11:25:22
ああ、、なるほどそれでは家と同じ焼き方だ~

赤ちゃんも一緒のつどい、、というのは
なごめますね、、
かわいいさかりで みじかいあいだで、、
もいちど子育てできれば うんと良い子に育てるものを、、(愛情一杯そそいで)と
赤ちゃん診ると 反省しきり、、です
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心を和ませる赤ちゃんの笑顔 (山栗)
2011-05-27 07:44:52
焼き方が同じでしたか。これ、豚肉が焦げすぎないようにするのがポイントですね。

赤ちゃんの笑顔を見ると心がなごみます。若いご夫婦の仲睦まじい姿もいいですね。

確かに、今もう一度子育てをすると、落ち付いて育てることができるでしょうね。でも、あの体力は、今はもうありません。
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