狐の訪問
2012-02-02 | 日記
今朝は晴れて、いい天気だ。外気温マイナス18度、室温10度、湿度14%と厳しい冷え込みだ。庭やあたりの雪もほとんど融けないで残っている。
先ずは温水ルームヒーターのスイッチを入れてから、お湯を沸かしてコーヒーを淹れる。コーヒーを啜りながら、今日もベートーヴェンの弦楽四重奏第7番を流す。薪ストーブの余分な灰を掻きだして、窓ガラスを磨き、火を入れる。部屋が暖まったところで朝食にしよう。
今日は出かけることもないのでゆったりとした時間が流れる。朝のうちはフルートの練習だ。
昼過ぎに、窓の外に、ちらっと犬の影が見えた。最近、リードを離された飼犬がやってくることがあるので、いつもの犬かなと思っていると首輪がなく、なんとなく雰囲気が違う。
よく見ると狐のようだ。
雪の庭にやってきて何か食べ物でも探しているのだろうか。ゆっくりと臭いをかいでいる。
ひとしきり臭いをかぎまわった後、大きな尻尾を立てて、ゆっくりと山の方へ帰って行った。これまで、夜、道路を車で走っていると出会ったことがあるが、昼間に我が家を訪ねてくれたのは初めてだ。
庭を散歩した後、雪の積もっていないところに落ちている薪ストーブ用柴を集めた。これをやっておくと、焚きつけが楽になって助かる。
部屋に戻ってゆっくりしていると、妻は、夕食用のパンを作り始める。パンを焼きながら、夕食は「青の洞窟」のレトルトを使って狩人風の「カチャトーラ」を作り。
鶏肉を炒めたあと、レトルトソースをかけるだけで出来上がりだ。
素焼きの丸パンは、焼き立てのホカホカ、もっちりしていてなかなか美味しいではないか。
自宅の夕食ではアルコールを飲まなくなったので、つい、5個も食べてしまった。
我が家の方では夜中に鹿が走り回ってるようです、朝小さな沢山のお土産が道路に落ちています(笑)
奥様手作りのパン美味しそう!!
最近パン焼いてないなぁ
久しぶりに焼こうかな、よい刺激をありがとうございます。
狐は夜行性とばかり思っていましたが、昼間も活動しているのですね。
それにしても、ここぞ!というシャッターチャンスを見逃さない山栗さん、素晴らしい写真をありがとうございました。
カチャトーラもパンもとても美味しそうです!
雪に閉ざされた森の中では、動物たちも食べていくのが大変なのかな、それとも、私たちの暮らしぶりに関心があったのかな。
美味しいパン屋さんの話が、よく夫婦の話題になりますが、あちらこちらと探し回るまでもなく、目の前にありました。焼き立てのパンに勝るものはないですね。
イタリアでは狩人が山に入って鹿や兎などを捕らえてカチャトーラを作るらしいですね。そんな野性的な料理を思い浮かべましたよ。
あたたかなストーブ、、
絵本の世界のようです~♪
北海道では スキーバスの窓の外
みちぎわに 野生のキタキツネがちょこんとすわり、、 近づくまで 置物かとおもいましたよ、、 きっと餌をやる スキー客がいるからでしょうね、、
野生の物には えさは ぜったいやったらいけませんね、、(えさがなくて瀕死というのは 別かも知れませんが)
狩人風というのは どういうソースだからでしょうか??
兎やリスもいますが、個体数はそう多くないようです。
カチャトーラはもともと、イタリアの狩人の料理です。仕留めた鹿や兎などをその場で捌き、オリーブオイルで炒めて、野菜と一緒に白ワインで煮るいった野性的なものらしいです。恐らく、白ワインを飲みながら煮たのでしょうね。