アーセナル 1-0 エバートン
得点) ベントナー
HOME)アーセナル
アデバイヨール
ベントナー
ウォルコット エブーエ
デニウソン
ジウベルト・シウバ
クリシー トゥーレ
ソング ギャラス
ファビアンスキー
交代)ファビアンスキー → レーマン
トゥーレ → トラオレ
アデバイヨール → センデロス
AWAY)エバートン
A・ジョンソン
オズマン
ピーナール M・フェルナンデス
カーズリー P・ネビル
レスコット ヒバート
ヨボ ジャギエルカ
ハワード
主審)アラン・ワイリー
“ホーム最終戦”となった、エバートン戦を簡単に。
“1%以下”とは言え、わずかに残っていた優勝の可能性が消えたアーセナル、
前日にアストンビラが敗れたことで、「UEFAカップ」の出場権をほぼ手中に収めたエバートン、
という両チーム共にモチベーションの面で差し引かなければならなかった部分はあるにせよ、非常に残念な試合内容でした。
特に、アーセナルの選手達の中には、これが“ホーム最終戦”であることを理解していなかったような選手が何人か見受けられました。
ファン・ペルシー、ロシツキー、フレブ、セスク、ディアビーといったアーセナルが誇る“創造的”な選手を欠き、
おまけに、アデバイヨールとベントナーの前線では動き出しが少なく、コンビ間の連携も見られなかったことで、アーセナルらしいスピードアップがほとんど出来ませんでした。
また、これにはメンバー間の信頼と連携の問題もありました。
例えば、デニウソンにボールが入った時、
デニウソン個人もセスクのようにドリブルで前に運べないし、周りもデニウソンに全幅の信頼を置いておらず、そこには“阿吽に呼吸”も存在しないため、必然的に周囲の選手の動き出しがなくなるのです。
デニウソンは“チャンスを貰った”形なわけですから、もっとアピールしないと。
ただ、これはゴールを決めたベントナーについても同じことが言えました。
ベントナーのゴール動画は、ランキングへ!
(ブログ更新の励みになりますので、上のクリックで一票を投じて頂けると幸いです。)
今回、この緊張感を欠いた試合を変えてくれたのが、
最近はリザーブで「サイドハーフ」として新境地を開いていたトラオレです。
カーリングカップではレギュラー「SB」として出場し、その守備の軽さばかりが目立ち、敗退の批判の対象となっていましたが、「サイドハーフ」としてはその心配はありません。 むしろ、「サイドハーフ」としては守備意識は高いと言えるでしょう。
「トラオレの左からのクロスをベントナーが打点の高いヘディング」
というのは、カーリングカップ3回戦のニューカッスル戦と同じですね。
正直なところ、クロスはクリシーよりもトラオレの方が可能性を感じます。
ただ、そのクリシーをこの試合のMVPに挙げたいです。
左サイドの往復を繰り返し、時には右サイドまで駆け上がる。
全体的に気の抜けた試合の中1人“全力”で挑んでいたのが、クリシーでした。
途中出場したセンデロスに関して言うと、自信を失っているという報道はどうも事実なようで、わずか数分間の出場ながら何度か危ないシーンを作ってしまいました。
EUROで自信を回復できればいいですが、現段階では、「ソング>センデロス」でしょう。
最後に、フラミニのACミランへの移籍が決定したようです。
非常に残念であり、考えさせられるニュースであります。
今週から再び泊まり込みの研修が始まりますので、詳しくは週末にでも。
全てのコメントの返信もその際に。
その他のプレミア最新情報は、ランキングへ!
(ブログ更新の励みになりますので、上のクリックで一票を投じて頂けると幸いです。)