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『セレティニー』傑作宇宙SF

2006-08-20 00:13:20 | SF
セレニティー』SERENITY(2005年アメリカ)
 監督 ジョス・ウェドン
 出演 ネイサン・フィリオン、ジーナ・トレス、アラン・テュディック、モリーナ・バッカリン、サマー・グロー

 ■ストーリー■
 未来、増えすぎた人口のため、資源が足りなくなり、数十個の惑星と何百個の月をもつ太陽系を見つけ、各惑星を何十年もかけて人が住めるよう環境を整え地球化した。中央の諸惑星はアライアンスを結成し、アライアンスを最高機関として文明社会のリーダーとしていた。
 アライアンスに捕らえられ洗脳中の超能力を持った人間兵器“リヴァー”を兄のサイモンが助け出し逃亡し、脱出するのだった。議会は“ある秘密”を知ったリヴァーたちを追うのだった。サイモンとリヴァーは、宇宙船セレニティー号に身を寄せ逃亡生活を始めるのだった。

 ■感想■
 ジョス・ウェドンのTVシリーズ“FIREFLY”の映画化作品。
 “FIREFLY”は、本国アメリカでも短命で終わったTVシリーズなんですけど、その後、SFファンの間で人気が出て、ついに映画化になりました。短命で終わったTVシリーズが劇場映画に!すごいことです!
 ジョス・ウェドンと言えば、劇場映画があまりヒットしなかったのに、のちに大人気TVシリーズになった「バフィー恋する十字架」がありました!

 まぁ、日本では、オリジナルのTVシリーズも未公開なんで、当然のように映画版の「セレニティー」もビデオ(DVD)スルー公開になっちゃいました。
 オリジナルのTVシリーズ“FIREFLY”のビデオをセル&レンタルで展開して、劇場版の『セレニティー』を劇場公開すれば良かったのに!

 ファン層のせまいジャンルのSFの作品だから、アクション系の「24」とか「プリズン・ブレイク」みたいにヒットするかどうかわからないですけど、先にTVシリーズを大展開して、劇場版の今作を、公開しても良かったような気もするんですけどネ!DVD-BOXで全14話9800円くらいだったら、けっこうヒットしそうな気がするんですけど…。

 もちろん、英語がチンプンカンプンな@KOBAは、英語版のDVDを購入することもなく、今作『セレニティー』を、今回初めて見たんですけど、その感想は、
 
 面白い!面白い!すごく面白いです!
 
 ランニングタイム119分じゃ、短すぎ!あと15分くらい長くても良かったかも!
 「長すぎ!長すぎ!あと○分カットして!」っていうコメントが多い「@KOBAのムービー!ムービー!」ですけど、今作は逆!!!!!短すぎ!初めて見る人向けにキャラクターの紹介をもっと増やして!!

 
 良く出来てます!TVシリーズを見ていないで、初めて見る人が見てもちゃんと楽しめるように出来てます!でも主要キャラクター9名の説明が、やはり足りない気が…。まぁ、TVシリーズを見てる人には、必要ないしネ。アメリカ本国じゃ、TVシリーズのDVDを買えるしネ。
 それに、映画が始まってみたらメンバー9名のうち、2名がもう宇宙船セレニティー号を降りちゃってます!(アレレ…)

 短命に終わって良かったのか、劇場映画になったおかげで一応ストーリーに解決がついてます。アメリカのTVシリーズの場合は、“途中打ち切り、謎が謎のまま!”みたいなことが当然ですからネ。

 でも、今作の場合、同盟(アライアンス)が完全な悪役として描かれていないところが、特長ですネ。まぁ、同盟の手先の部隊が罪の無い人も殺しまくりですけどネ。でも、情報管制を敷いて、正しい情報を公開してないし、悪者といえば悪者か??

 ところで凶暴な人種リーヴァーズって、同盟軍も恐れるくらいなんですけど、どれくらいの人数がいるんですかネ??宇宙船まで持ってるし!!知能も高いんでしょうネ!う~ん、イヤだなぁ!
 何も知らずに住むには、良さそうな世界観ですけどネ。医学も進んでそうだしネ。最後の方で死にそうだったキャラクターが無事だったし!
 
 それにしても、ジョス・ウェドンとTVシリーズのファンの情熱が劇場映画製作にまでこぎつけた傑作SFムービーです!宇宙SF映画ファン必見!75点
セレニティー

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