『REAL●』
SNARVERIEN(2009年ノルウェー)
監督 セヴラン・エスケランド
脚本 セヴラン・エスケランド
出演 マルテ・クリステンセン
ソンドレ・ラーセン
イェンス・ハルテン
ヨハン・ヘンデンバーグ
マリン・キング
■ストーリー■
ノルウェーに住むマルティン、リナのカップルは、友人のラッセの結婚式用の買出しを頼まれ、国境を越えてスウェーデンまでやってくる。買出しは無事に終わるが、ラッセから連絡が来る。大量のアルコールを持ち込んではいけなかったのだ。そのまま走り続けていたが、迂回の案内があり、警官がいたこともあり迂回路を進むことにするのだが、田舎道で衰弱した若い女性を発見するのだった。
■感想■
監禁して殺す様子をサイトで流して金もうけをしているガイキチ家族を描くノルウェー製のホラー映画。
こういう田舎の森の中に殺人鬼がいるという設定のホラー映画としては、特に目新しいところは無いですが、ランニングタイムが76分と短めなんで、テンポ良く、“あっ”という間に観れるのが良いです!
同じ内容でも、100分で、監禁された被害者の拷問シーンが延々と、延々と、延々と、延々と、延々と、描かれても困っちゃいますからね。この76分という短めの時間が、今作の最大の魅力です。
ところで、今作の犯人たちは、国境を越える人間たちを襲っていたんでしょうけど、アメリカの田舎でもないのに、そんなに行方不明者がいても事件にならないんでしょうか??ノルウェーとか北欧って安全な印象があるんですけどねぇ。
こういう系統のホラー映画を観ると、いつも思うのが被害者の立場になる人間が、スティーヴン・セガールとか、チャック・ノリスとかだったら、どうなっちゃうんでしょうね。
犯人が、道を迂回させようとするときに、「道の工事は終わりました」とか言って、そのまんま迂回させないで通しちゃうんでしょうね!
運転席に、ケイシー・ライバックが座っていたらビビッちゃいますもんね。訓練された傭兵たちが、名前を聞いただけでビビリまくりのケイシー・ライバック!
もちろん、チャック・ノリスが運転席に座っていても、普通の道を案内しちゃうんでしょうね!
スティーヴン・セガールや、チャック・ノリスだったら、犯人グループが完全武装した30人くらいいないと映画にならないですもんね!30人どころか50人くらいいないと盛り上がらないですね。
まぁ、そんなことを思いながら観ていたら、76分ということもあって、あっという間に終わっちゃいました!オーソドックスな展開で先が分かっている作品なんだから、この短いランニングタイムは魅力的です! 60点
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