@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『ぼくの最後の恋人』飲みすぎに注意!

2008-08-02 22:07:57 | 香港映画

ぼくの最後の恋人
千杯不酔 DRINK、DRANK、DRUNK(2006年香港)
 監督          デレク・イー(イー・トンシン)
 脚本          デレク・イー(イー・トンシン)
 出演          ミリアム・ヨン
              ダニエル・ウー
              アレックス・フォン
              ヴィンセント・コック
              テレンス・イン

 ■ストーリー■
 ミス酒豪と呼ばれているファン・シウマンはビールのキャンペーンガール!店の店主や界隈を仕切るボスとも仲良くやっていた。ある日、彼女は、酔いつぶれたイケメン、マイケルを声をかけたがキッカケで家に連れ帰るのだった。
 マイケルは、街中にあるフランスレストランのオーナーシェフだったが もうからずに借金のかたに店を閉めるところだった。かねてからカフェをやりたがっていたシウマンは、借金を肩代わりして、昼は「カフェ」、夜は「レストラン」として2人でやっていくことにするのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 
 
■感想■
 イー・トンシン監督の描くラブコメディ。
 出演は、『風雲!格闘王』(2003年)、『Mr.BOO!花嫁の父』(2004年)のミリアム・ヨンと、『ワンナイトインモンコック』(2004年)でもイー・トンシン監督作に出演したダニエル・ウー。
 
 イー・トンシン監督といえば恋愛映画『つきせぬ想い』(1993年)、『忘れえぬ想い』(2003年)や、ノワール『ワンナイトインモンコック』を監督したり、ホラー映画『カルマ』(2000年)の脚本まで、色んなジャンルで名作に関わっている監督なんで、一体どんな内容の作品を撮るんだろう??
 って思って今作を観たら、ごくごく普通の香港のラブコメディでした。それもかなりベタなコメディでした!
 香港映画の監督だから、色んなジャンルの作品を撮るのが普通なんですけどね。

 ミリアム・ヨンが画面に登場してきたとたん、ライトバンから降りてくるところのシーンで“転ぶ”というベタなギャグシーンが!!そんなシーン、映画で今さらやること無いと思っていたんで、思わず笑っちゃいました!!
 ヒロインの設定もいくら飲んでも酔わない「ミス酒豪」って何ッ!!
 冒頭、店でムリにキャンペーンガール仲間に「飲め」とか言ってる客に、彼女から「一緒に飲みましょう」とか言って、さっそく次のシーンがゲロ吐きシーン!!
 本当に香港映画ってゲロを吐くシーンが好きですよね!
 今作では、ていねいにも、ゲロを掃除するシーンまで用意されてますからね!!

 恋愛映画は一切観ない自分ですけど、香港映画だけは別です!
 観てる人を楽しませようという精神にあふれてますからね!!恋愛映画でも、ゲロをはいたりしちゃいますからね。

 それに、やっぱりイー・トンシン監督なんで、ラブコメディとはいえ展開が後半、かなりドラチックになってます!!主人公たちが知り合って、案の定、付き合いだしてからの展開が長い、長い!
 ミリアムのことが好きだったアレックス・フォンとのことも、すぐに解決しちゃいます!!普通の作品だったらこういうコトが事件になるんですけどね。
 今作の場合は、フランスから来たダニエル・ウーの友人が、2人の店にやってきたり、ダニエル・ウーが大手レストランに引き抜かれたりと、色んな事件が起きすぎ!!
 まるで、TVシリーズを観てるみたいな印象になるほど!!
 
 普通だったら、主人公たちがイジを張ったり、ケンカしたり、恋のライバルが登場したりっていう展開で、最後はやっぱりハッピーエンドって感じなのに、今作ときたら、大手レストランに引き抜かれる一件で、さっさと2人は別れちゃうんだから、ビックリ!!

 このあと展開はどうなるの??と思っていると、最後はハッピーエンド!!
 でもそこは、香港映画なんで、簡単にハッピーエンドにしないで、2人は別れて終りみたいな展開も、十分に考えられますから、けっこう心配になっちゃいました!! 60点

ぼくの最後の恋人ジェネオン エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする