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『マスターズ・オブ・ホラー』閉ざされた場所

2006-08-30 07:21:57 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」、2番目に見たエピソードは、ウィリアム・マローン監督の「閉ざされた場所」です。
 ウィリアム・マローン監督も、ホラー映画・ファンタジー映画大好きなんで、ある意味、今回の“マスターズ・オブ・ホラー”の監督選定は妥当といえば妥当ですネ!

 
閉ざされた場所』THE FAIR-HAIRED CHILD
 監督 ウィリアム・マローン 
脚本 マット・グリーンバーグ
 出演 リンゼイ・バルシファー、ロリ・ペティ、ウィリアム・サンプルズ

 ■ストーリー■
 女子学生タラは誘拐され車で連れ去られてしまう。タラが気がつくと、大きな屋敷の中で気づくのだった。いくつかの質問をされたあと、タラは地下室に閉じ込められるのだった。地下室では、首を吊ろうとしている少年ジョニーがいた。タラはジョニーを助けるのだが…。

 ■感想■
 ウィリアム・マローン監督のサスペンス系ホラー。
 まぁ、60分のエピソードだから、しょうがないのか、ヒロインのタラが、自殺しようとしていた少年ジョニーと地下室から逃げ出そうとして、扉に書かれた文字
 「最愛の者に気をつけろ」
 「目覚める前に逃げろ」
 で、大体、ネタが割れちゃってます!どうせ、狼男系のネタなんでしょ。
 って、すっかり“狼男ネタ”かと思ったんですけど、全然、違ってました…。
 
 「う、う、う~ん、勘違い!勘違い!」 
 
 やっぱり、1エピソードが60分っていうのは、難しいんですかネ??なんか、今作も、45分くらいでも良さそうな感じのストーリーです!でも、ミック・ギャリス監督の「チョコレート」よりは、遥かに“ホラー映画”になってます!
 でも、かつては、30分でも、十分長さを感じられる、素晴らしいアンソロジーのTVシリーズがたくさん、ありましたからネ!今作が60分なのは、ほんのちょっとだけ間延びした感じがあるんですけど。でも、最近のアメリカのTVドラマで考えると60分でちょうど良い長さかも。 
 
 スピルバーグが劇場映画『トワイライトゾーン超次元の体験』(83年)としてリメイクした、ロッド・サーリングの「ミステリーゾーン」や、ヒッチコック劇場、イギリスではロアルド・ダールの「予期せぬ出来事」とかとか、昔のアンソロジーシリーズは30分作品でも、ヒネリが効いてて面白かったです。(でも「ミステリーゾーン」は1話が60分(CM込みで)になったこともありましたけどね)

 まぁ、そういった、面白すぎる往年の名作のTVシリーズのエピソードと比べられても困るでしょうけど、ホンのちょっとだけ間延びした印象があるかも。
 『クリーチャー』(85年)、『フィアー・ドット・コム』(02年)のウィリアム・マローン監督だから、それほどは期待してなかったんで、そんなにはガッカリもしませんでしたけどね。

 イヤイヤ、それどころか、ウィリアム・マローン監督にしてみたら、今作は、かなり頑張ってる方かも!それなりには面白いし!画面に惹きつけられますよ!

 な~んて、ウィリアム・マローン監督だからなぁ。なんて油断して軽い気持ちで見てたら、最後の1ヒネリには、少しビックリ!油断しすぎでした!
 大したヒネリじゃないんですけど、まさかこんな展開になるなんて思ってなかったので、ちょっとビックリ!冷静に考えれば、こういうオチもアリなんだけど、全然気がつきませんでした!ウィリアム・マローン監督のコト、侮りすぎてました。すいません!

 だって、『フィアー・ドット・コム』で、マリオ・バーヴァ監督の作品にオマージュ捧げるような作品を監督してましたもんネ。ホラー映画大好きのマローン監督面目躍如!(って、自分だけ??)みんなは、ウィリアム・マローン監督の印象ってどうなんでしょう??(ちなみに『フィアー・ドット・コム』の感想は→ココ
  
 本当は、こういう単発の1話完結のアンソロジーだったら、もう1ヒネリくらいあってもいいかな??とも思うんですけど、もう十分でしょ。ハッキリ言って、平均点以上ですかネ??(あれ、かなりホメてる…。
コメント (6)
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