@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『72時間』マジメな犯罪物

2005-06-25 00:17:47 | サスペンス
72時間
EMMETT’S MARK(2002年アメリカ)
 監督    キース・シュナイダー
 脚本    キース・シュナイダー
 出演    スコット・ウルフ、ガブリエル・バーン
        ティム・ロス、カンディ・アレクサンダー

 ■ストーリー■
 病院の検査で、白血病で余命幾ばくも無いと宣告された殺人課の刑事エメット・ヤングはダイナーで偶然知り合った元FBIの警察関係のコンサルタントのジャックから
 「自分が同じ立場だったら苦しんで死ぬよりは殺し屋を雇うね」と持ちかけられる。
 おりしも女子学生が森の中でレイプされ、皮膚の1部を切り取られ殺される事件が発生していた。エメットは悩んだ末ジャックに自分の暗殺を依頼する。
 タイムリミットは72時間後。エメットは自分が、殺される前にレイプ殺人犯を逮捕しようと捜査にあたるのだった。しかし、病院から連絡があり、コンピュータの入力ミスでエメットは白血病ではなかったことがわかるのだった。

 ■感想■
 ティム・ロス、ガブリエル・バーン出演のサスペンス映画。
 主演はスコット・ウルフ。

 ビデオのパッケージには、レイプ殺人犯の件が書いてなかったので、自分の暗殺を依頼した刑事と暗殺犯を描いたアクション映画かな?
 と、思って観たらこれが大違い!!
 
 超マジメな刑事物・犯罪物でした!

 まさか『天国に行けないパパ』(1990年)と同じネタとは思わなかったですけど、こんなにマジメな作品とも思わなかったです。まぁ、パッケージにあるような爆発シーンがないのは想像通りでしたけどね。
 
 それにしても患者のデータの入力ミスって医療ミスにもほどがあるでしょ。
 もともと、今作の事件の発端はこの入力ミスですもんね。
 『天国に行けないパパ』は、他の患者がわざと尿を取り変えたんだから、まだわかりますけど、これじゃ、コメディよりヒドイ!!
 でも、実際ありそうで怖いです!

 出演者のティム・ロス、ガブリエル・バーンで、それなりにマジメな映画だって気がつかない方が悪いんですけどね。
 はっきり言って、ノワール調のクライム物として十分見せてくれます。

 それにしても『72時間』ていう邦題もなかなか良いですね!!もう、悪い意味で、すっかりだまされました。未公開作品なんでアクション映画としてうたった方が良いのかもしれないですけどね。
 
 でも、いくら映画とはいえ、主人公のエメットも3日間でレイプ犯捕まえるのムリでしょう!!
 これがまだ1ヶ月間とか3ヶ月間とかいう期間なら、まだ分かりますけどね!!
 3日間じゃ短すぎ!!
 「太陽にほえろ」とか「Gメン‘75」じゃないんだから!!

 あと、私立探偵役のティム・ロスの行動も少し理解不能です!まぁ、まともな人と思わなきゃいいいんでしょうけど。良い方に捉えれば、人間の行動なんてすべてが理解できることばっかりじゃないから別にいいんだけど。
 でも、105分に良くまとめたって感じ、でも、テンポを考えると、あと10分短くても良かったかもしれないですけどね。 50点
 
72時間 [DVD]
キース・シュナイダー
エムスリイエンタテインメント
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする