百武侍従長などの日記を基にして『昭和天皇が語る開戦への道 後編』が放映された。
多くの証言を集めているが、二つ欠けていた。
一つは、日中戦争時に、新聞が積極的に戦意を高揚させる報道を行なったことで、それは事実だが、それには裏があった。全国で在郷軍人会等が、反戦的新聞に不買運動をやったことで、これによって全国の新聞は次第に陸軍寄りになった行ったのだ。
もう一つは、ドイツトのことで、最後は三国同盟に行くが、なんとドイツは中国国民党にドイツの武器を売っていたほか、軍事顧問団まで派遣していた。
これでは、三国同盟なんてなんだったのだと言いたくなる。
要は、陸軍が馬鹿だったと言うことになるのだろうか。