指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

関内は、多くの人出だった

2023年10月15日 | 横浜

昨日の午後は、ある企画の打ち合わせで、関内に行くが、祭りで多くの人出だった。

元『浜っ子』『ハマ野毛』の編集長だった渡辺光次さんを入れて、いろいろと話す。

中で出たのが、元本牧の米軍基地に合った劇場のビル・チッカリングシアターのことだ。

本牧再開発のT課長は、大変優秀な方で、将来を期待された方だった。

彼などは、本牧を更地にすることが当然だったが、

            

「あの劇場とPXぐらいは残しておいても良かったのではないか」と思っていたそうだ。

その通りで、近年の再開発では、旧跡を残して再開発する手法が取られているが、本牧でもそうであった方がよかったと今にして私も思った。

後に、マイカルの中に、アポロシアターができたが、これはすぐにダメになった。

だが、渡辺さん曰く、「基地などという負の遺産は、すべて失くしてしまえ」

が当時から、つい最近までの世論だったとのこと。

本当にそうだったなあと思った。


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