指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

『またまたあぶない刑事』

2022年06月16日 | 映画

テレビ版は、一切見ていなかった。浅野温子と館ひろしが、嫌いだったからだ。

一応、柴田恭兵は、愛嬌があるので、許せるが、この二人にはないからだ。

               

1998年で、随分と横浜の古い物が残っていたなと思う。

冒頭の倉庫は、キリンビールの鶴見倉庫だった。

キリンが工場を改築されたとき、壊されたのだ。

また、最後で臨港線が出てくるが、多分本牧操駅で、この頃は盛んに使用されていた。

この頃、山下埠頭からの臨港線は、みなとみらい開発にじゃまとのことで、廃止した。

これが、港湾局での私の最後の仕事になった。

この時、国からの補助金の問題があった。1963年の建設のとき、20億円の内、10億円をもらっていたのだ。

廃止を申請すると、「もう意義は果たした」とのことで、補助金返還はせずに終わった。

当時、山下からの臨港線は、ある冷凍倉庫からのキリンビールのホップ輸送をしていたが、これは本牧操駅に横持ちし、臨港線で生麦に運ぶことにした。

さて、自衛隊の爆弾を輸送していて、それを爆破しようと悪が企図するが、神奈川臨港鉄道で、そんな貨物はなかったはずだが、映画なので良い。

館が、バイクに乗って両手で銃を撃つのは凄いと思う。

明らかな交通法違反だが。

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