指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

ヤクルトの強さは・・・1960年のオリオンズ以来ではないかと思う

2022年09月26日 | 野球

昨夜、ヤクルトが、サヨナラ勝ちで、横浜に勝ち、セ・リーグの優勝を決めた。

次に、CSシリーズもあるが、どこが出てきても、まずヤクルトの勝ちは揺るがないだろう。

ヤクルトの強さは、言うまでもなく、村上、山田の左右の強打者を揃えていることだが、前後の塩見、中村、そして外人もよく働いている。

その強さを考えると、9連覇時代の巨人で、これも王、長嶋の左右の強打者がいた。

だが、もっと強打者がいたチームがある。

 

                                                       

1960年のパ・リーグ優勝の大毎オリオンズである。

ここでは、山内一広、葛城隆夫の右の強打者、左は田宮謙次郎、榎本喜八がいて、ミサイル打線とよばれたのだ。

投手も、33勝の左投手の小野正一をはじめ、若生、三平(みひらで、さんぺいではない)といて、非常に強く、18連勝をしたほどだった。

だが、日本シリーズでは、初優勝の太洋ホエールズに4連敗してしまう。

このために、オリオンズのオーナーの永田雅一は、監督の西本幸雄を首にしてしまう。実に愚かなことだった。

その後も大毎は、かなり強くて、常にパ・リーグの上位にいた。

そして、永田雅一は、フランチャイズ球場の東京スタジアムを北千住に作ったほどだった。

私も、一度だけ行ったことがあるが、ロスのキャンドル・スティツク球場をモデルにしたとのことで、非常にきれいだった。

少なくとも、川崎球場とは比較にならないほどきれいだった。


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