相変わらず高齢者による自動車事故が後を絶たない。その中でも一番多いのは、ブレーキとアクセルの踏み間違いだろう。そして一度踏み違えて何かにぶつかると、パニックを惹き起こしてさらなる暴走を繰り返すというパターンが多いようである。
こうした老人運転手の事故が起こるたびに、「免許更新の際の高齢者講習を厳しくしろ」という声が上がるのだが、もはや多少厳しくしたところで余り効果は得られないだろう。それよりも以前から言われている『自動ブレーキ』の義務化をさっさと実施してもらいたい。もちろん新車に至っては、すでにほぼ全車に取り付けられているようなので、新車以外の車への後付け設置の設置義務化こそ急務なのだ。
現状では設置にかかる費用は4~5万円が相場らしいが、完全義務化されれば大量生産化できるのでもう少し安くなるだろう。また少なくとも75歳以上の高齢者が所持する車については、せめて国が半額補助をすべきであろう。
この義務化や補助金などの措置は高齢者のために行うのではなく、若い人や子供たちを高齢ドライバーの無謀運転から守るために行うのだから、文句を言う人はいないはずである。とにかく素早く実行して、つまらない事故を減らして欲しいのだ。
作:蔵研人
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