極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

地球温暖化人為説実証時代

2013年04月22日 | 環境工学システム論

 

 

 

ニュースに事欠かない日常でやはり、地震と異常気象と原発事故がトップだ。テロは歴史的
抑圧の反作用でローカルな事象だと思いつつ、今日のトップニュースをチョイスしてみる。
ドイツの太陽光と風力を合わせた再生可能エネルギーの発電量が国内ピーク需要量の50%
を上回ったという新聞だ。ドイツの民間研究所「再生可能エネルギー国際経済フォーラム」
(IWR)が18日夜、ドイツ国内で太陽光と風力を使って発電する施設が同日昼に過去最高の
計約36ギガワットを発電し、火力や原子力などの従来型発電所の総発電量を上回ったと発
表した。電力需要が高い平日の日中に、太陽光と風力の発電量が全体の50%を超えたのは
初め
てという。同フォーラムがドイツの電力市場のデータを分析したところ、日中の需要約
70ギガワットの
うち、太陽光と風力が約36ギガワットを供給。平日に太陽光と風力の発
電量が上回ったのは世
界でも初めてではないかと話している。太陽光や風力の発電量は年々
増加している。天候が悪いときや風が吹かないときは発電できな
いにもかかわらず、昨年が全
発電量の21.9%を記録している。ドイツはこの割合を20年に35%、30年に50%にする目標を立
てているという。



だから、ドイツの世界化を実行すれば、地球温暖化人為説の検証が行え、大規模季候変動の
有力
な対策となる。と結論付けるのはいささか早計過ぎるか?否、そうとも言えないのでは
ないだろう。なぜなら、変換効率30%以上の高性能量子ドット太陽電池は以外とはやく実

現できそうだとは『オールソーラー水素システム』『その後のへーリオス 』でも掲載した
ことだが。念のために、プレジデンの『資源小国ニッポ
ンを救う「エネルギー」の潮流』と
いう特集記事のごとく宇宙太陽光発電という奥の手もある(でも「資源小国」という言葉に
は抵抗があるが)。そこに加えて、産業技術総合研究所(NEDO)の事業においてJX日鉱日石
エネルギー株式会社と水素供給・利用技術研究組合が、神奈川県海老名市のガソリンスタン
ド敷地内に燃料電池自動車の水素充填設備を設置、日本で初めてガソリンスタンドと一体型
の水素ステーションで水素充填を行うというニュースも届いた。なお、供給する水素は、ガ
油所などで大量・効率的に製造した水素を輸送し、ステーションで蓄圧器(ボンベ)に貯蔵。
燃料電池車(FCV)の本格普及期における水素の大量供給を想定した実証プロジェクトとして
実施する。これは大変面白い。

 

 

今夜はそれだけではなかった。オールバイオマスシステムの関連のニュースが届いた(『
「逆転プロセス」で砂糖減らさずエタノール生産 海外からも問い合わせ殺到』)。この発
明は2010年に国際特許として交際されているので最新の話ではないが、サトウキビから砂糖
とバイオエタノールをつくる際、特殊な酵母を使い、従来とは逆の順番で生産すると、どち
らの生産量も約2倍になるという手法だ。「逆転生産プロセス」と呼ばれるもので、今年の
「地球環境大賞」の大賞にも輝いた(アサヒグループホールディングスの豊かさ創造研究所
小原聡バイオエタノール技術開発部長)。サトウキビには、砂糖の原料になるショ糖と、原
料にならない還元糖(果糖・ブドウ糖)の2種類の糖分がある。従来の工程では、サトウキ
ビの搾り汁からまずショ糖を結晶化させて砂糖を生産し、残った糖蜜(ショ糖の残りと還元
糖)に酵母を加えて発酵させ、エタノールを生産するのが一般的。新プロセスでは生産順序
を逆にして、エタノールを生産した後で砂糖を生産するので、逆転生産プロセスと呼んでい
る。

従来使われている酵母では、還元糖とともに砂糖の原料であるショ糖もエタノールに変えて
しまう。
そのため、先にエタノールを生産すると、砂糖が回収できなくなる。そこで逆転生
産プロセスでは還
元糖だけをエタノールに変える酵母(ショ糖非資化性酵母)を使う。先に
還元糖だけエタノールに変
え、残ったショ糖で砂糖を生産する。高バイオマス量サトウキビ
は還元糖を多く含むため、還元糖だけ食べる酵母により従来の約2倍のエタノールが作れる。
また、逆転生産プロセスでは砂糖づくりを阻害する還元糖を先にエタノールに変えるため、
従来の方法と比べて砂糖の回収率が平均で約2倍、最大4倍に増える。

国内の製糖会社に協力してもらい、製糖会社の工場で連続的に逆転生産プロセスの実証試験
を行い、
実証が成功すれば砂糖作りは世界中一緒ですので、どこでも逆転生産プロセスが出来る。
実用化までの2年間で、逆転生産プロセスが砂糖工場でトラブルにより止まることなく動か
せるようにする。実際の砂糖工場は24時間ずっと動いているので、エタノール生産に使う酵
母は生き物。その働きをすぐ止められるかですね。すぐに止められない装置だと、生産現場
の判断が鈍る。すぐ止められ、すぐ動かせることが肝となるという。

 

最近、気になることがある。過去の失敗や危険体験のイメージが戻ってくることである。対
処法は、これを無視し、努めて前向きのことを考えるようにしている。しているが、平均的
な年格好を配慮しな
けばいけないという彼女からのクレームや自分の世間体感が邪魔をする。
どうするのか?変わり者
を恐れないことだ。^^;。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする