極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

燃料電池を極める

2012年01月31日 | WE商品開発

 


【続・ヴィン・ブルレとナノワイン】

インフルエンザ傾向が治めらず、外出した拍子に、喉に痛みが走りこれはまずと
思ったときは後の祭り。大阪の伯母が逝去、早朝天神橋八丁目の大阪市立北斎場
に走る準備をしながらブログを打ち込みだし、生憎、赤ワインを切らし、ヴィン・
ブルレを諦め卵酒に切り替え飲み干す。ところで「ナノワイン」の記事が目に入
り検索すると「ナノカプセル技術で作られたワイン。数百万個の分子サイズのナ
ノカプセルを含まれて、それぞれのカプセルに異なる味の微粒子を包み、1カッ
プのナノワインを電子レンジに入れて加熱温度と時間を選択すれば、おいしいワ
インを作ることができる。勿論、電子レンジに入れなくても飲むこともできて、
人体に影響を与えることはないと紹介されていた。その手もあったかと感心して
しまった。




それにしても免疫力の低下を実感している。そう言えばブルガリア乳酸菌(1073
-R1)がナチュラルキラー細胞を活性化させ免疫力をどうも高めているというこ
とで話題になっていて(「抵抗力の急降下」)、品薄らしい。メカニズムの解明
は未着手だが、臨床的疫学法では有意差が認められるということらしい。だとし
たら、ためしてみる価値はある、勝手に自分の頭で組み立ててしまっていた。効
果がまとまられたら、町内の高齢者に紹介してみようと思い立つ。取り敢えず、
三ヶ月ためしてみることで、この成果報告は5月1日までにまとめることに。

 

【家庭用燃料電池を極める】

今日は予定を変え家庭用燃料電池の実用化をテーマで調査作業する。というのも、
第二次家屋革命」の融雪エネルギーをどこからもってくればいいのか気になっ
たためだ。地熱でもいいが、燃料効率から言えば「エネファーム」のようにガス
原料の燃料電池が燃焼効率では有利だ。もっとも、ピッチの弊害がなければ木質
バイオマスからのガス化もいいだろう。水素燃料も考えられるが、安全・防災的
側面からは都市ガスが扱いやすい。燃料源とエネルギー変換についてはあらため
て考察するとして、家庭用の小型燃料電池の問題点に焦点を絞った。


【符号の説明】 1 電極-膜-枠接合体 2 アノードセパレータ 3 カソー
ドセパレータ 4 ボルト孔 5 MEA(膜電極接合体) 5A 高分子電解質
膜 5B 触媒層 5C ガス拡散層 5D 電極層 5E 外周部 6 枠体 7
過酸化物分解触媒層 10 セル 12,22,32 燃料ガスマニホールド孔 
13,23,33 酸化剤ガスマニホールド孔 14,24,34 冷却媒体マニ
ホールド孔 21 燃料ガス流路溝 31 酸化剤ガス流路溝

※特開2012-018793 電極-膜-枠接合体及び高分子電解質型燃料電池
 パナソニック株式会社


コンパクトで低温で家庭用に向いている高分子電解質型燃料電池は、長期間の運
転で発電性能が低下する。この発電性能の低下の原因の1つとして、運転時に過
酸化水素(H22)が生成されることによる高分子電解質膜や電極層の劣化があ
る。過酸化水素は、アノード電極及びカソード電極のいずれにおいても意図せず
生成、何らかの条件下でラジカル化して高分子電解質膜や電極層を劣化させる。
この高分子電解質膜や電極層の劣化は、特に、電極層の外周部と高分子電解質膜
の界面付近で顕著に生じる。そのため、過酸化物を分解させる過酸化物分解触媒
をガス拡散層の外周部の近傍に配置することで対応することが可能だとされてい
るが(高分子電解質膜とセパレータとの間をシールするシール部材に過酸化物分
解触媒を配置)、それだけでは巧く障害を取り除けないと指摘されている。

 

ここで紹介した、新規考案は電極-膜-枠接合体であれば、運転時に生成された
過酸
化水素を効率良く分解させることができ、高分子電解質膜や電極層の劣化を
抑えて発電
性能の低下を抑えることができるというのだが、このように空間サイ
ズ設計を緻密にすれば堅牢で、耐久性の良い燃料電池が出来る。後は量産化とコ
スト逓減ということになる。いずれこれも解決できる、この燃料電池の廃熱を利
用して、融雪用エネルギーに利用できるだろう。

 


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スローなレーザに乗せられて

2012年01月30日 | ネオコンバーテック


 


【有機薄膜半導体技術の現場】

電気自動車、ハイブリッド車などの低燃費エコカーの普及は、世界最大の民間石油会社

「エクソンモービル」は、国内元売り大手の東燃ゼネラルへの出資比率を引き下げるさ
せ、日本での事業を大幅に縮小させた。エクソンモービルは、子会社を通じて保有する
東燃ゼネラル株の比率を50.5%から22%に引き下げ、国内に約3000カ所ある「エッソ」
「モービル」などのブランドで展開するガソリンスタンドは東燃に譲渡する。エコカー
の普及などでガソリン需要が年々減少する日本での事業を縮小し、売却資金を資源開発
などに振り向ける方針だ。一方、東燃は、原油の調達などエクソンとの協力関係を継続
しながら約三千億円で自社株買いを行い経営基盤を強化する。

簡単に言ってしまえば「地下化石燃料本位制」から「先端技術本位制」への、さらには
「環境リスク本位制」へのシフトの当然の帰結だとはこのブログでも書いてきたことだ
し、技術レベルでいえば、原発や内燃機関などの「バルク制御技術」から半導体やバイ
オ技術などの「ナノスケール制御技術」へのシフトでもある。



それだけでないのだ 。太陽光発電などのように「ナノスケール制御技術」内部でも激
しい競合が起きていて、最近、技術開発ロードマップの予想を上回るペースで、有機
薄膜系の
変換効率が急上昇している。下の図は、有機薄膜系の新規考案というより、
初心者向けの教科書といった方が良いかも知れない。ここでは、安価に太陽電池
モジ
ュールを製造するため、なるべく大面積の導電性基材上に光電変換層及び電極層を
積層
状に成膜した後、切断し太陽電池セルを作製する方法が好ましいが、この積層膜を
切断
する際に、上部電極と下部電極である導電性基材とが短絡してしまうという問題が
ある。
それを防ぐために、上部電極の一部をエッチングやレーザーで除去してから切断す
るこ
とが行われている。しかし、上部電極をエッチング等のプロセスで除去する方法は、製

造コストが高いという問題がある。従来上部電極はスパッタ等の真空プロセスにより成
膜される為、製造コストが高くなり、かつ連続塗布プロセスの速度は、真空装置による
スパッタプロセスや、レーザーによるパターニングプロセスによる速度よりも一般的に
速いために、効率の良い製造ラインの設計が困難という問題があるのでこれを解決しよ
うとする提案だ。ところで、わたしもすでに同じことを考えていて、例えば、全プロセ
スの加重平均加工温度などを指標に使って、
いかに、オープンで常圧、低温の連続生産
方式の開発に腐心していたのだから面白いものだ。


【符号の説明】 1 導電性基材 2 有機薄膜起電力層 3 上部電極 4 補助電極 
4a 集電部 4b 櫛状部 5 単位太陽電池部5A 太陽電池 7 太陽電池シート 



【フェムト秒レーザーによる酸化グラフェンの非熱的還元法】

ところで、独立行政法人 産業技術総合研究所はこほど、時間依存第一原理計算という
専門解析プログラムで、フェムト秒レーザーを照射した後の酸化グラフェンの構造変化
をシミュレーションし、効率良く酸化グラフェンを還元してグラフェンを作製するのに
適したレーザーの波形を見出した。この還元方法は、化学物質を用いたり、高温で処理
したりしない方法で、パルス幅の広い(~200 fs)フェムト秒レーザーによる還元よりも
、還元反応に伴う発熱を抑制できるため、グラフェンに欠陥が発生するリスクが少ない。
したがって、この還元方法を応用すれば酸化グラフェンの印刷塗布によるグラフェン電
極製造技術への貢献に繋がるという。

つまり、フェムト秒レーザという極小時間の発光を利用し、分子の結合や離反といった
化学反応の進行状況(遷移状態)をストロボ撮影のように観察する、フェムト化学(femt-
ochemistry)を利用して、加熱せず化学反応処理することができるというものだ。勿論、
レーザ発光装置は大変高価だが(量産化段階に入れば逓減するだろう)、反面、化学薬
品を使わないからグリーンプロセスになる。



さてさて、今夜も冷え込みがきついく雪も津々と降っていると彼女が言うのでこの辺で
切り上げるとしよう。技術論的には片っ端からためしてみて、前述したプロセス表現す
指標を創造し評価方法を定めることが大切だと考えている。今夜はスローなレーザー
に乗
り近未来をのぞいてみた。

                                   

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大還暦の体育振興

2012年01月29日 | デジタル革命渦論



ヴィン・ブルレと体育振興

還暦過ぎて何で体育振興会の委員になるや?と新旧交代の会合のそう考えながら
夜道を帰ってきたが、体育振興委員会の長をやらされたのはもう随分前になり、
一旦途絶えていた活動の再開と町民運動会を復活させたのだが、あのとき私を誘
った職域の先輩のKさんは病気で亡くなり、私より7歳したの自治体職員のMさ
んも事件に巻き込まれなく亡くなられている。今日のきょうまで、体育振興活動
の担い手は若者だと思いこんでいた。しかし、高齢者社会になったいま、ソフト
ボールやバレーボール、徒競走などできないだろうが、ゲートボールとか年齢別
スローウォーキング・リレー?など工夫すれば高齢者向きの競技も開発は
可能で、
医療費の削減や、コミュニティーの絆を高めることも可能だろう。とはいえ目前
の仕事の時間を割くことを考えれば、「まずは隗より始めよ」も億劫な感じだ。

 
NAVER 老人・高齢者向けの運動会の競技種目

会合の前に手作りのヴィン・ブルレを飲んでおり、親睦会で出された酒によりむ
かつきを覚え、帰宅するなりキャベジンの錠剤を飲み修復をはかるが、電子レン
ジのヴィン・ブルレはなかなかものだから、今夜は彼女にもつくって出そうと思
う(※ひとくちだけ飲んだが、酒に弱いのでそれっきりだ)。

 


【進化する太陽電池:CIS系の場合】

量子サイズに対応した太陽電池の原子レベルの制御技術は進化し続けている。そ
の典型れいがCIS系(カルコパイライト化合物)の変換効率の向上だ。勿論、この
系列の特性は下表のようなもので、中でも、シリコン系の高温、入射光依存性、
製造エネルギー高さといった短所がないということであり、変換効率が向上すれ
ばシリコン系を圧倒することになる。現在、市販されているCIGS太陽電池モジュ
ールの効率は11-12%程度だが、高品質なCIGS光吸収層を大面積で均一に製膜する
技術開発で、その高品質なCIGS光吸収層の特性を生かしたプロセスを確立したこ
とにより、10cm角のガラス基板を用いたサブモジュールでの変換効率が15%を越え
最も普及している多結晶シリコン太陽電池に対してコスト、性能ともに競合でき
る可能性を示している



 

【符号の説明】 1 基材 2 背面電極 3 p型光吸収層(カルコパイライト
化合物半導体層) 4 n型バッファ層 5 透明導電層 6 集電電極 6a 薄
膜金属層 6b 金属粒子層7 ドープ層 8 加工ライン 9 ユニットセル 10,
20 太陽電池(太陽電池シート)



ところで、特開2011-243721「太陽電池用集電電極、太陽電池及びその製造方法」
では、電気抵抗が小さい金属粒子層と透明電極層との間に金属粒子層の密着性を

高めた薄膜金属層を有し、低温成膜の集電電極で、カルコパイライト化合物半導
体層の光吸収層に熱ダメージ与えず、集電電極の低抵抗化、透明電極層との間の
接触抵抗の低減化が図れ、曲線因子を高めることができる変換効率が高く、太陽
電池の反りが低減できて応力による層間剥離を抑制できる太陽電池の製造方法が
提案されている。実験的には、透明電極層5上に設けた薄膜金属層6a、薄膜金
属層6a上に設けられた金属粒子層6bとの積層電極体で、金属粒子層6bが樹
脂成分を実質的に含まず、金属粒子で形成されている集電電極6で構成。薄膜金
属層6aの膜厚が0.01~1μmの範囲内であり、金、銀、銅、パラジウム及
び白金の群から選ばれた1つ、また2以上の金属からなる合金で形成され、この
集電電極6は、カルコパイライト化合物半導体層を有し、透明電極層との密着性
に優れ、接触抵抗が小さい集電電極を備えた太陽電池とその製造方法を提案して
いる。


ここでは、p型光吸収層(カルコパイライト化合物半導体層)を除いた集電電極
などを印刷法で形成している。また、n型半導体層(バッファ層)は溶液成長法
で形成しているが、カドミウムを使用しているところが問題になる。下図は背面
電極層上にp型半導体である銅・インジウム・ガリウム・セレン(CIGS)系
半導体層3を同時蒸着法(
通称:三段階法)の工程説明図。



また、この新規考案では電極配線の印刷形成について、低温化を実現する条件が
明確にされていることに大きな特徴がある。変換効率が20%になればシリコン系よ
り俄然有利となる。次回は有機薄膜系の製造方法について考察したい。

 

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まさかの富士噴火

2012年01月28日 | 緊急|東日本大震災








【東日本大地震と富士山噴火】

富士山は江戸時代に大噴火をしたのは三百年ほど前の1707年、大量の火山灰が富
士山の東に降り積もり、横浜で十センチメートル、江戸では五センチメートルの
厚さになり、火山灰は、十日以上も降りつづき、昼間でもうす暗くなったといわ
れている。今、富士山が噴火したら、江戸時代とは比べものにならない大被害が
出る。富士山の風下にあたる東側には、東京や横浜など政治経済の中心地がある。
ハイテクの高度情報都市は、火山灰に最も弱い。細かい火山灰がコンピュータに
入り込み、密やかにダウンさせてしまうからだ。
 何十日も舞い上がって消えな
い火山灰は、通信・運輸を含む都市機能に大混乱をもたらす。目の痛みや気管支
喘息を起こす人も続出する。ところで、
海洋地震学者・木村政昭は、2007年開催
の国際会議(第21回太平洋学術会議)で、「三陸沖で2000年から2010年の間に巨
大地震が起きる」という予測を発表した学者。その彼が「富士山噴火の可能性」
の警告を再開しているという。

 

 




 【The end of world 

 Skeeter Daivis

  Julie London



イタリア版食いしん坊万歳:ヴィン・ブルレ】

 

具材:赤ワイン 500cc、砂糖(カラメル用に) 大さじ3、砂糖(甘味調整用に)大
さじ3、オレンジ1個、シナモンスティック7cm、クローヴ5本、レモンの皮少々
(5人分)

作り方:オレンジの皮は、白い部分をつけないように、幅1cm、長さ5cm位
に切ってからジュースを絞る。小さな鍋にカラメル用の砂糖を入れ、中火にかけ
る。火が強く当たっている底の部分から茶色く色づいてくるので、鍋をゆすって
全体に焦げ色を回す(A)。煙が出はじめ、焦げ茶色になったら、一気に赤ワイン
を入れる(B)。木べらで混ぜ、オレンジ、レモンの皮、先ほどのジュース、砂糖
(甘味調理用)、シナモン、クローヴを入れる(C)。沸騰してきたら、湯気に火を
近づけ、アルコール分を燃やす。青い炎が出なくなるまで燃やしてしまうと、せ
っかくのアルコール分か飛んでしまうので、途中でふたをして炎を消す。

オレンジは、絞ってから皮を切ると、表面の香りが飛んでしまうので、先に切る
のがポイントだ。甘みは砂糖の量で調整するといい。外気温によってフランベの
炎を消すタイミングを遅らせたり、早めたり、グラッパ、ウオッカを足したり、
そのへんぱ酒飲み”の判断。冬風邪対策に自分でつくていたが、最近は、電子レ
ンジの卵酒一本槍だが(昨日も寒気が取れないので)、お勧めのレシピ。ところ
で、寒さ厳しい積雪の長いドライはこたえるのか、翌朝もさっぱり元気なし。気
分が落ち込み、さまだまな歌手の“The end of world”の曲を聴き切なぁ~い気分
に漬る。アカン、アカン、今夜はヴィン・ブルレを飲んで明日に繋げよう。

尚、独り分なら電子レンジ5百ワット2分でOK。


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第二次家屋革命

2012年01月26日 | WE商品開発






【大雪に思い耽る】

 

  我が里に 大雪降れり 大原の 古りにし里に 降らまくは後

                         天武天皇

  
  
  ごおんとの 雷鳴に似た 雪落ちて 晴天のぞき 吾は階下に


朝から大雪となり、急遽、歯医者行きをとりやめ、いつもの作業をあてがうも、余り
にも降り積もるので登山用の黄色のポンチォを着て玄関先を除雪するも、腰痛甚だし
く途中で投げだす。買い物を終えた彼女とランチに出かけ、タラバ蟹のアーリオ・オ
ーレのランチセットを食べ、カモミールを飲みながら冬景色を楽しみ、買い物をすま
せ、作業を再開する。



【太陽光発電 19円/kWhの衝撃】

ところで、破格の安さをウリにした太陽光発電システムがこのほど誕生したことを
(1kWあたり29万円で、発電コストに換算すると19円/kWhという驚異的な数字になる
(「パチタとヤク」))紹介したが、その宅地造成工事等を手がけるフジワラ(本社
=千葉県船橋市)の記事を読んだ。太陽光パネルのDIYシステムがない日本で新し
いビジネスモデルを提案している。そして、安全を第一に、ユーザーが望んでいるサ
ービスを提供していきたい。また、べンダーにとっても一生懸命仕事をする人が報わ
れる水平分業のような仕組みを作っていければというが、下請け、元請け、孫請けの
ピラミッド社会構造の中で苦しんできた過去がその背景としてあるという。また、太
陽光パネルを普及させ原発をなくしたいとの強い願いが、29万円/kWという驚異的な価
格を実現させたのだと紹介されていた(「環境ビジネス」2012.3月号)。 

 



DIYシステムとは珍しいと思いつつ、家屋等の建築物の瓦屋根上にソーラーパネル、
ソーラー温水器、エアコンの室外機等を設置したりするような場合等、屋根上で各種
の作業を行う場合には、滑落等の事故を防止するために足場を形成することになるが
屋根作業の危険性をどう指導するのか疑問に思い、関連の新規考案を調べてみた。例
えば「特開2012-12764|瓦屋根上足場及びその構築方法」などは、作業者が容易に屋
根上に設定することができ、しかも極めて安全性の高い足場を提供することを目的と
している。また、本発明においては、屋根上足場として1つのコンパクトな商品とし
てネット販売等も可能なセット商品として販売できるような構成として商品化を図る
とともに、雨天の際でも屋根上作業を可能とするように、雨水によっても滑ることが
なく、作業中、雨水によっても屋根から雨漏りが生ずることもない足場を提供する「
特開2012-12764|瓦屋根上足場及びその構築方法」に目を通すこととなった。 

【符号の説明】 10 固定用帯状部材 10h、10i、10j 貫通穴 11 紐
状部材 11f フック部 11s ストッパー部材 13 紐状掛止部材 13f フ
ック部 15 足場用帯状部材 15h 貫通穴 16、26 固定用雄金具(固定部
材) 17 固定用雌金具(固定部材) 18 環状掛止部 40 棟部 41 平瓦 
42 軒部



実際に評価してみないとわからないが(どのように評価するかも含め)これもありか
と思いつつ、もっと根本的に徹底して考えてみたいと降雪の屋根を見ながら思いに耽
っていたが、無落雪屋根のことと(「アモルファスな課題とは」)、三次元ソーラパ
ネル(「燦々×33」)がスクランブルし空中で交差した。つまりこうだ。木造家屋
が朝鮮半島を経て伝わった天平時代を第一次家屋革命とすると、無落雪型家屋のよう
に、内部に雪や雨を集め下水管に、あるいは用水タンクに接続し平面屋根にしてしま
い、内側に数枚の三角形のソーラーパネルを傾斜と入射光・反射光の最適設計※を行
い、置取り付け、融雪・冷却兼用散水(ノズル)を配置することで、除雪作業をなく
し、施工も簡単に安全に行えるパッシブ空調住宅システムを考案したというわけだ。
これをわたし(たち)は第二次家屋革命元年と呼ぶことにした。

※内壁部にシースループリズム集光型とか、シースルーパネル+透過導光利用型など
も含まれても良い。

 Gil Shaham - Sarasate, Zigeunerweisen

 Dublin Philharmonic. Sarasate: Carmen Fantasy

さて、大雪の今夜に大きな構想をえたからには、ショットグラスのウオッカを飲み干
し、パブロ・マルティン・メリトン・デ・サ
ラサーテ・イ・ナバスクエスを聴き寝る
としよう。


                                   

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今週の男前

2012年01月25日 | デジタル革命渦論






【三人の男前】

  


今が旬。把瑠都凱斗、錦織圭、ダルビッシュ有、良い顔してますよね。本当、チカ
ラ・も・ら・え・ま・す。「心・技・体」世の中すべてこのバランスの上になり立
っているんだとあらためて内省した次第。


【インフルエンザウイルス 世界初 内部の立体構造明らかに】

 

毎年冬に流行するインフルエンザのウイルスについて、東京大学医科学研究所のグ
ループは、世界で初めて内部の立体構造を明らかにすることに成功。これにより薬
の開発や新型のウイルスができる仕組みの解明につながる。東京大学医科学研究所
の河岡義裕教授らのグループは、インフルエンザウイルスの内部の構造を明らかに
するため、1万分の1ミリ前後の大きさのウイルスを少しずつ回転させながら電子
顕微鏡を使って断面を撮影。そして 120枚の画像をコンピューターで合成して内部
の様子を再現した結果、8本ある遺伝子が、少なくとも1か所で、ひものような物
質によって互いに連結
していることがわかった
。インフルエンザのウイルスには、
ヒト型や鳥型などがあり、豚などの体内でそれぞれの遺伝子が集まって新型のウイ
ルスになることが知られているが、研究グループは今回発見した物質がこうした変
異に深く関わっているとみているという。



Influenza virus structure. 3D computer artwork showing the structure of a generic influenza
virion. A portion of the virion's protein coat (capsid) has been cut away, revealing its core
ribonucleic acid proteins (RNP, green). The surface proteins (blue, haemagglutinin [H];
and red, neuraminidase [N]), are shown, as well as ion channels (blue, round). These struc-
tures are identified in a key at right.

ここまで、解析が進んだのかと感心したニュースだ(関係者の努力・能力には本当
に頭が下がります)。このような高度な画像処理技術を集約した産業が第4次産業
なのだが(「個人史としてのデジタル革命」第6則 エクスパンション)、実に面白い。


【機能性表面加工】

この間、長岡技術科学大学 山田研究室と三菱レイヨンがプリズムを用いて太陽光
を集光する太陽電池「シースループリズム型集光PV」を試作し記事が目についた。
特徴は(1)太陽電池のセル面積に対する発電量がプリズムがない場合に比べて約
1.8倍と大きいこと、(2)太陽電池であると同時に窓ガラスとして利用できること、
の2点だ。 この太陽電池モジュールは、プリズムの一面に太陽電池のセルを貼り、
さらにそれを透明な基板に貼り付け、太陽電池には他社の結晶Si型太陽電池を細
く切って利用しもの。 モジュールを垂直に立てた場合、斜め上から入射した光の
多くは、プリズムの境界で全反射するなどして太陽電池のセルに導かれる。実際こ
のモジュールを斜め上から見ると、セルはややすき間をあけて並べられているにも
かかわらず(ブラインド効果)、モュールの大部分をセルが覆っているように見え
このモジュールを正面、または斜め下から見ると、縞模様は見えるものの向こう側
の様子が分かるシー・スルーになる。これは、プリズムが光を全反射しなくなるこ
となどで、太陽電池のみかけの大きさが小さくなるためだ。つまりこのモジュール
で、低コストの集光型太陽電池と窓ガラスを併用できるという。


特開2010-219495


これは、水蒸気に当たった太陽光は、水蒸気と空気の屈折率の違いを利用し反射や
吸収が連続しこれが虹(rainbow)や月虹(moonbow)として見えることになる。こ
れと同じようにソーラパネルに入射した光を閉じ込め発電効率を高める方法に受光
表面加工し入射角の最適化の工夫がなされている。
 


特開2011-228674


こんなことを検索していると、面白さを通り越して疲れがどっと押し寄せてきた。
きょうはこの辺で切り上げることに。 

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抵抗力の急降下

2012年01月24日 | 医療健康術

 




【ふれあい会計規定】

この二、三日免疫力の急降下。取り敢えずこの話は後回しにしてブログ残
件の話。1つは急速に進行する高齢化の問題(「ターミナルー・ケア・タ
ウン
」)。自治会でもこの話題が取り上げられ、今年度から「ふれあい会
計規定」が試行されることが決まった。地域福祉の推進を図るため自治会
の予算の範囲内で、総会において議決を得た額、会計の運用から生ずる利
益の範疇で運用される活動は、(1)ふれあい活動等の福祉活動(2)ボ
ランティア活動(3)災害時の援護活動(4)その他、地域福祉の推進に
必要な活動を行うといういうもで、老人の孤独死を防ぎ老若男女の区別な
くコミュニティの親睦・福祉を図るという初めての枠組み作りだ。そう、
小さなことからコッコッという活動精神をベースに行っていこうというも
の。そう言えば学区対抗グランドゴルフや市民運動会では優勝しているか
ら結構やるじゃないと感心したばかりなのだ。

 

【ヨーグルト風味リゾット】 

もうひとつ。やはりヨーグルト風味のリゾットはあった(「二つのリゾッ
トと金属シリコン
」)。作り方は、ボウルにキッチンペーパーを敷いたザ
ルをのせて、ヨーグルトを入れ、1~2晩置いて水気をきる(*目安は100g
が 60g程度になるまで)。鍋にオリーブオイルを入れて中火で玉ねぎ、に
んにくを炒め、米を洗わずに加え、混ぜながら米の一粒一粒にオイルがま
わるように炒める。チキンスープを注ぎ、いったん沸騰させてから弱火に
し、スープの量が少なくなり、小さな穴が出来てきたら残りのスープを2~
3回に分けて注ぎ、鍋底から混ぜながら再び弱火で煮る。 水分が無くなっ
たら、塩・こしょうし、火を止めてヨーグルトをざっくりまぜる。サッパ
リとした爽快感が味わえるという。勿論、パスタも紹介されていた。それ
じゃ、バルサミコ酢やお酢が加えられたものはきょうの範囲ではなかった
から、アミノカルボニル反応を生かした料理になるはずだ(「旬魚俊足を
愛でる
」)。これは面白くなりそうだ。マヨネーズも酢と卵黄を使ってい
るからカルボナーラ味に傾きすぎてはいけないかなぁとも思う。


これで二つの問題は一応片付いた。残りは免疫力の低下対策なのだが、こ
れも昨日テレビ放送されていることがわかった(「あさイチ」)。ヨーグ
ルト効果が喧伝されていた。佐賀県有田町の小中学生1904人は、1日1回
R-1乳酸菌入りのヨーグルト(112グラム)を半年間飲み続け、その結果
佐賀県全体でのインフルエンザの感染率は4.6%、有田町ではわずか0・04
%。100分に1に感染率が低下したのだ。日本大学上野川修一教授による
と、R-1乳酸菌は発酵の過程で多糖体というたんぱく質を大量に作り、腸
内のナチュラルキラー細胞を活性化してウイルスを撃退することがその理
由だとか。ヨーグルトと蜂蜜、米酢、あるいはオレンジのバルサミコも食
べていたのだが三日坊主になっていたが、最低1ヶ月間臨床試験?してみ
ることに。 それにしても寒気がとれない。



                             


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二つのリゾットと金属シリコン

2012年01月23日 | 省エネ実践記




【イタリア版食いしん坊万歳:二つのリゾット】

  Risotto con le mele o con le pere


【リンゴまたは洋梨のリゾット】

具材:米500g、リンゴまたは洋梨500g、タマネギ60g、辛口白ワイン200cc、
リンゴを用いる場合はソフトタイプのゴルゴンゾーラチーズ、洋梨の場合
はタレッジオチーズ80g、バター60g、リンゴまたは洋梨のリキュール小グ
ラス1杯、
ブイョン、塩

 

調理法:タマネギのみじん切りをバターで炒め,タマネギがしんなりした
ら米を加える。鍋の底が乾いてきたらワインを入れる。アルコール分をと
ばして、米が色づきはじめたら,杓子一杯のブイヨンを加える。かき混ぜ
たら、皮をむき、育の目に切ったリンゴか洋梨を入れ、少しずつブイヨン
を加えながら煮ていく。塩を入れ、最後に細かく刻んだゴルゴンゾーラチ
ーズ(リンゴの時)、または育の目に切ったタレッジオチーズ(洋梨の時)
を入れる。仕上げにリキュール(リンゴか洋梨、それぞれに応じたリキュ
ール)を入れ、再びよく混ぜてできあがり。

【ニンニク風味リゾット】

 Risotto all'aglio

具材:米500g、ニンニク6片、パセリ多めに、オリーブ油60cc、皮むきト
マト100g、ハム80g、ブイヨン1/2リットル、パルメザンかパダノのおろし
チーズ、塩、コショウ

調理法:まず、ニンニク(6片より少なくても,あるいはもう少し多くて
もいい)、パセリ、ひとつまみの塩とコショウを全部一緒に潰す。次にそ
れを油で熱して狐色に炒める。そこに、皮むきトマト(トマトホール)を
加えて混ぜ、さらに商の目に切ったハムも入れて再び混ぜる。最後に米を
加えてブイョンを少しずつたしながら煮ていく。このリゾットはパルメザ
ンかパダノのおろしチーズを別に添えて食卓に出す。

レストランでリゾットを口にすることはままあるあるが、積極的に注文す
るのではなく、コースの中の一つとしてそれを食べる。嫌いのではなく、
少量ならむしろ凄く美味しいと思うことも多い。多分、チーズ味になじめ
ないのかもしれない。たとえば、酢とかヨーグルトなどを加えてみてはと
も思う。目には見えないバリア(匂い、香り)だと直感しているこれはた
めしてみる価値はある。




【シリコンリサイクル】

昨年より風邪を引きやすくなったかなと思えるぐらい、気管支に痛みを覚
えつつ売薬の風邪薬飲んで作業を進めているので時間が経つのが早く感じ
られて仕方がない。話はそれたが、ソーラグレードシリコンの製法・調達
とシリコンリサイクルの考察をある種の緊張感を持っているやっている。

金属シリコンの調達・製造法についてはこのブログでも記載したことがあ
るが(『太陽の道の技術』)、稲わらに含まれる少量のシリコンを燃焼・
エタノール変換したシリコン残渣を金属シリコンを取り出すとか「サハラ
ソーラブリーダー計画」のように砂漠の砂から金属シリコンを取り出すな
んてな話もあり技術開発に成功すれば戦略物質の思考枠を取っ払うことも
夢ではない。細かいことははしおり、資源→金属シリコン→ソーラーシリ
コンプロセスコストを大凡、現在のコストの1/6~1/4に逓減しよう
と研究開発がなされている。



他方、シリコン系ソーラーパネルの生産で24/25(96%)も廃棄されている

リコンを回収する研究が進んでおり、これに加え、パネルシリコンのリサ
イクルにより、将来的には現行の百分の1程度までコスト逓減も具体的な
目標値として見えてきたという手応えも感じている。変換効率の向上や、
施工販売などのコスト逓減の研究も同時進行していることを勘案すると、
電力単価が10円を切るカウントダウン前夜というのもあながち法螺でない
と思う。

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イ・イ戦争と漁網

2012年01月22日 | 時事書評

 




【矛盾が戦争を招く】

 

150年ぶりにイラン封じ込めの体制が崩れイランの影響力が拡大するればどうな
るか。サウジアラビア王国がキーとなり→イランと協調関係に入れば。ペルシャ
湾は名実ともに「ペルシャの内海」になり→世界最大の油田群はイランは国際原
油市場に大きな影響力を持ち→米国とイランと和解する→イスラエルは米国の後
ろ盾を失いパレスチナを世界から非難され孤立し→パレスチナとの和解というシ
ナリオが浮上する。しかし、その逆のイスラエル+米国(+欧米)あるいは米国
単独、イスラエル単独とイラン(この場合イラクでないイ・イ戦争)が起こりそ
うなシナリオが取り立たされてもいる。この前提として共和党大統領誕生とイラ
ンなどの関係各国の思考停止的な内政矛盾の外化がそれを実現するがこれは自殺
行為に繋がると思っている。




【福島原発事故 最悪シナリオ】



最悪のシナリオを巡る論争は中東だけでなく日本にもある。民間の立場で事故を
調べている福島原発事故独立検証委員会(委員長・北沢宏一前科学技術振興機構
理事長)も、菅氏や当時の首相補佐官だった細野豪志原発事故担当相らの聞き取
りを進め経緯を究明。危機時の情報管理として問題があり、情報操作の事実がな
かったか追及する方針だというが、文書は菅氏の要請で内閣府の原子力委員会の
近藤駿介委員長が作成した昨年3月25日付の「福島第1原子力発電所の不測事態
シナリオの素描」。水素爆発で1号機の原子炉格納容器が壊れ、放射線量が上昇
して作業員全員が撤退したと想定。注水による冷却ができなくなった2号機、3
号機の原子炉や1~4号機の使用済み燃料プールから放射性物質が放出され、強
制移転区域は半径170キロ以上、希望者の移転を認める区域が東京都を含む半径
250キロに及ぶ可能性があるとしているものだ。しかし、この事件の重さは今後も
続いていくことは心ある国民であれば容易に想像できることでもある。





【プラスチック製亀甲形網の衝撃】

今朝、「がっちりマンデー」をみていたら、長崎の粕谷製網の亀甲形網形網が紹
介されていた。亀甲網は隣接する2辺を撚り合せたものから構成されていて、強
度や耐久性が極めて優れており、フェンス、養殖用網、落石防止網などの用途に
多用されているのだが、各プラスチック製線材を簡単な構造で均一に予熱し、非
網撚合機構から網撚合機構へのプラスチック製線材の通し作業を簡単容易に、均
一な亀甲形の形状に維持するプラスチック製亀甲形網の製造装置とその漁網をみ
て感心してしまった


 

     網撚合機構/網撚合防止機構       成形保持盤の動作説明用の       
     の半割形歯車回転部の斜視図             部分平断面図

【符号の説明】1 プラスチック製亀甲形網の製造装置 2 網撚合機構 21 撚合
用半割形歯車 21a 通孔 22 撚合用半割形歯車 22a 通孔 23 ラック 
3 網撚合防止機構 31 撚合防止用半割形歯車 31a 通孔 32 撚合防止
用半割形歯車 32a 通孔 33 ラック 4 撚戻機構 41 案内歯車 41a
回転歯車 41b 外周側溝 
42 前部供出ボビン 43 後部供出ボビン 44
ガイド装置 44a 係止片 5 加熱装置 51 熱伝導挿通管 6 成形保持盤 
61 凹部 62 連結板 7 送出ローラー 71 ピンa プラスチック製線材 
b 亀甲形網 c 撚り合せ部分


プラスチック製亀甲形網製造装置の全体概要図

まず、錆びない。次に、柔軟性にすぐれ大きな衝撃吸収が可能で、さらに、形状
の自在性が大きく、金属網と比較して廉価なことが特徴だ。屈曲部に関する考案
はなかったが葛篭折りの七角形(heptagon、septagon)に変換することで袋状に
加工でき、屈曲パイプ状の加工も可能だ
。何を考えたかというと、さまざまな形
状の大規模海洋畜養フェンスを供給することで、新しい水産事業ができるという
ことで日本の技術が世界に貢献できるという確信だった。これは面白い。

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ユーグレナと共生して

2012年01月21日 | 新弥生時代

 

 

 

【共生エネルギーと呼ぼう】

きょうも心を失い時間を過ごした。そしてブログを書き出した。だから何を書
き出したらいいのか迷っている。下の息子が職場で能見篤史に似ていると言わ
れたと彼女がいうので、なんだ、昨日まで滝沢秀明だったんじゃないのかとい
いつつ、ウィキペディア見て兵庫県の出石郡出身とか、道理で?北摂顔に近い
のかと思いつつ、能見がまだ不振なときからのファンだったので悪い気がしな
かった(こればかりはDNA支配の世界だしね)。そんなことより、全豪オー
プンので錦織圭が80年ぶりベスト16という方が、勿論ダルの契約の話題も
あるがマイナーな分、なでしこジャパンと同じで感動を呼ぶねとネットを見て
いる。

 

ユーグレナ藻(euglenids)が話題になって具体的な事業化・企業化の動きが
でてきた。東京大学発ベンチャーのユーグレナが、清水建設、全日本空輸、電
通、東京センチュリーリースを第三者割当増資を実施し、割当先各社と戦略的
資本関係を構築し、ミドリムシを使用したバイオジェット燃料、環境関連技術、
食品などの研究開発を加速させるという。
鞭毛虫の一群のユーグレナ藻は、運
動性のある藻類として有名なミドリムシを含む単細胞真核藻類のグループ。お
よそ40属1000種が知られており、分類上はユーグレナ植物門を形成する。主に
富栄養条件の淡水域に分布し、水田や水たまりに普通に見られる。少数ながら、
海域に棲む種や共生性の種も含まれる。大部分のユーグレナ藻は葉緑体を持っ
ており、光合成を行って独立栄養生活を営むが、捕食性のものや吸収栄養性の
種もある。



ユーグレナは、ミドリムシを中心とした微細藻類に関する研究開発及び生産管
理、品質管理、販売等を展開している。ミドリムシは、基本的には太陽光と水
と二酸化炭素だけ成育し、人間が必要とする栄養素をすべて含むことから、世
界の食料問題に解決するための食品としての有効利用としても期待がもたれて
いるが、ミドリムシは CO2を炭水化物等に固定し酸素を作り出す効率が優れて
おり、増殖速度も早いため、製鉄所や火力発電所などから発生する CO2の排出
削減への活用やバイオ燃料化等に関しても研究が進められている。さらに、水
中の成分を取り込むミドリムシの性質を生かした環境浄化技術は、水質改善な
ど環境問題の解決策として注目されている。



バイオ燃料製造方法   2011-246605

しかし、藻の話では盛り上がらないかなと思いつつそこに夢を見ている人たち
もいるのでもう少しこの記事につきあってみたい。ところで、バイオ燃料には、
炭水化物を糖化しアルコール発酵を経て生産されるバイオエタノールや、植物
油の主成分であるトリグリセリドやワックスエステルなどの中性脂質から生産
されるバイオディーゼルやバイオジェット燃料などがある。バイオ燃料の原料
植物としては、大豆、トウモロコシ、パームなどが知られているが、可食性作
物を原料とする場合、食糧不足への懸念から問題になっている。一方、ジャト
ロファ、カメリナなどの非食性植物からの生産も進められているが、単位面積
当りの生産量が低いことが問題となっている。一方、池や沼に広く生息する光
合成微生物や原生動物は、植物と同様の光合成能を持ち、水と二酸化炭素から
油脂や炭水化物を生合成し、細胞内に数十質量%蓄積する。その生産量は、植
物に比べて高く、単位面積当たりで、これらの
生産量が高いと言われるパーム
の10倍以上
で採算が合わない。

そこで、細胞内に油脂および炭水化物を蓄積する光合成微生物を培養液で培養
する培養工程と、培養液で培養した光合成微生物の細胞内に蓄積された炭水化
物を油脂化させる油脂化工程と、前記光合成微生物の細胞内から油脂を抽出す
る抽出工程と、抽出した油脂を改質する改質工程で製造して、培養工程で光合
成微生物を培養し、炭素源である二酸化炭素を光合成微生物の光合成によって
油脂/炭水化物をバイオマス変換し、細胞内に蓄積させた後、油脂化工程で合
成微生物の細胞内に蓄積した炭水化物を油脂化することで、より多くの油脂
を得て、抽出工程で油脂を抽出した後、改質することによでバイオ燃料製造す
るというものだ。

培養槽内に水を貯留し、窒素源、リン源、ミネラルなどの栄養塩類を添加した
改変 Cramer-Myers培地)(pH3.5)を調製し、培養液にユーグレナを接種し、
太陽光を利用して7日間培養した。培養期間中の培養液の水温は、29℃±3℃。
培養槽に、炭素源として二酸化炭素ガスを供給。二酸化炭素ガスの
供給で培養
液のpHは酸性になるが、pH維持装置を用いて約2~6の酸性に維持しユー
グレナはpHは2~4.5とすることで他の微生物が増殖しにくくなり、コンタ
ミネーションを防止する。培養液の液深さは50cm以下としたが、30cm以下に維
持した方が培養液中の攪拌により培養液の上下の入れ替えが起こり、より効率
的に光合成を行うことができた。培養槽で増殖したユーグレナを含む培養液を
一定量引き抜き、沈降槽へ送液した。ユーグレナは水よりも比重が重いため、
沈降槽において自然沈降し、底部に沈殿した。沈殿した光合成微生物を一定量
遠心分離機に送液するとともに、上澄み液を培養槽へ返送し、再び培養に利用
する。遠心分離機に送液したユーグレナを含む濃縮培養液を遠心分離した。よ
りユーグレナの濃度の高い、濃縮した重液を得た。次いで、濃縮した重液は、
油脂化のプロセスへ送り、遠心分離機で分離できなかったユーグレナを含む軽
液は、培養槽へ戻し再び培養に利用する。
 

油脂化は重液を嫌気条件下で保持し代謝し油脂含有率を向上(嫌気処理温度は
25~40℃の範囲で行い、光合成しないよう遮光した条件化で行った。油脂化で
は、培養後に油脂化を行った場合、処理量が多くなるとともに、ユーグレナの
光合成で排出される酸素により培養液中の溶存酸素量が多く、ユーグレナの濃
度が低く呼吸抑制の溶存酸素濃度低下までに時間や不活性ガスを多分に要すが、
培養後に濃縮処理を加えることで油脂化する処理量を減らし、培養液中の溶存
酸素量を減らし、培養液中のユーグレナの濃度を高め嫌気処理にかかる時間と
不活性ガス量を低減する。次に嫌気処理によって油脂含有率が向上したユーグ
レナを、廃熱利用し110℃、120分間乾燥。ヘキサンを用いた溶媒抽出法で
、乾
燥したユーグレナの乾燥物から油脂を抽出、油脂と脱脂したユーグレナの乾燥
物を分け、油脂は、灯軽油水素化脱硫装置にて精製し、石油代替燃料を製造(
炭素長14を中心とする油脂組成)。軽油やジェット燃料として利用可能なこ
とが可能となる。一方、脱脂したユーグレナを回収し、バイオマス原料として
飼料や肥料や化学原料として利用することができる。

ここまできて、なんだこれは嫌気性処理だが、酸化池処理法(当時の森永エン
ジニアリング製)での工場廃水処理システムの導入経験が使えることにそう時
間はかからなかった。あとは社会的な合採算性の確立ということになり、超概
算見積もりできなくはないと思ったが、頭が疲れてパンパン状態でなんとも冴
えないので別の機会に整理整頓(不要な情報を捨て、合理的なシステムを構築)
しようと思う。それにしても藻類などのバイオマスエネルギーは「共生エネル
ギー」と呼んでも良いのではないかと思えてきた。

あっと、下の携帯電話は単三電池1本で15年持つというもので携帯電話も百円
ライター時代に突入した感がした。





【地震予知は困難だが、経験不足】
 



この間の大震災で懺悔著しい地震学会だが、デジタル革命技術を利用し始めて
20年程度の実績しかないから統計学的な<外延>、つまり、マグニチュード9以
上の地震は起こりえないという結論に後悔するのはわかるが、頑張れとエール
を送る他なしだと録画を見て思った。それにしてもS氏に依頼していた地震予
知法の研究報告がいまだ届かないのはどうしたものかと思いながこの辺で切り
上げよう。

                                
 

 

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グランブルーな栄辱

2012年01月20日 | デジタル革命渦論

 




【シチリアの栄光】

NHKのBSのスイッチをたまたま入れると映画『グランブルー』が放映
されていたので慌てて録画。ダイビングに親しんできたリュック・ベッソ
ン監督が長年の夢だった"イルカに魅せられた潜水夫の物語"を、実在の天
才ダイバー、ジャック・マイヨールの協力を得て映画化。フリーダイビン
グの世界記録に挑む2人のダイバーの友情と軋轢、そして海に生きる男を
愛してしまった女性の心の葛藤を描く海洋ロマン。1988年に公開されたが、
2010年に『完全版 デジタル・レストア・バージョン』が見ることが出来
た。そして、フリーダイビング競技会場は、数年前の旅行先もシチリア島
はタオルミナときたからなにか得した気分になる。


【イタリア版食いしん坊万歳:パレルモ風いわしのパスタ】

 Pasta con le sarde alla palermitana

具材:ブカティーニ 400g、イワシ 400g、野性のウイキョウ 400g、塩漬け
アンチョビー2尾、オリーブ油200cc、タマネギ1個、干しブドウひとつか
み,松の実、ひとつかみ、サフラン、塩、小麦粉、バター、パン粉)

作り方:このレシピは、シチリア料理、特に西シチリアの都市、パレルモ
の旗印。作る人によって考えに微妙な違いがある。ウイキョウを用いる(
野生は手に入れることは珍しい)。干しブドウは必ず種のないソルタナ品
種を使うこと。松の実はあらかじめ、熟した油に素早く通して、狐色にし
ておくこと。フライパンにオリーブ油 60ccを熱し、みじん切りにしたタマ
ネギを入れて炒める。アンチョビーはよく水洗いして塩抜きし、骨を取り
除いて細かく切り、タマネギに加える。アンチョビーの形がくずれてきた
ら、干しブドウと松の実を入れて火を止める。

ウイキョウは表面を掃除して、塩を入れたたっぶりの湯でゆでる。煮くず
れる直前までゆで、ゆで汁を他の器にあけて,水気を切る。イワシは、頭、
小骨、尾を取り除く。軽く小麦粉をまぶし、残りの油で揚げる。揚げ油に
はサフランをひとつまみ入れる。イワシの身が固くならないように、弱火
で手早く揚げること。揚げたイワシを切り、全体に塩を少々ふりかけてお
く。最後にウイキョウをゆでた汁でパスタをゆでる。これは香りを移すた
めで、上手に固めにゆで、それらを全部を合わせる。大きな浅鍋に、パス
タとソースを入れてよく混ぜ、さらにウイキョウを入れて混ぜる。最後に
揚げたイワシをパスタの上全体にゆきわたるようにのせる。この時、イワ
シの身をくずさないように注意すること。キューポラのような形に盛り付
け、数分おいてから食卓に供する。



イワシの風味がパスタの味と溶け合い、ウイキョウの香りが、海と陸との
風味を高める。古典的なヴァリエーションを一つ。耐熱皿にバターを塗り、
パン粉をまぶし、その中に上記のパスタを入れ、オーブンで数分間焼く。
こうすることで、全ての材料の味がよくなじみ,水気がとび、油っぽさが
なくなる。このように作っても、伝統的にイワシのパスタと言われている。



タオルミナではどんな料理を食べたのか忘れてしまっていて、当時のスナ
ップ写真を見ることなく、この料理のレシピが浮かんだが(元々、暗記力
が低いため?)、わたしのお勧めの一品だが、ここでウイキョウとはフェ
ンネルのこと。家庭菜園で育成しているが繁殖力も旺盛で家庭でも簡単に
栽培できるから便利だ。ウイキョウはヨーロッパでも中国漢方でも古くか
ら重要な薬用植物として利用されてきた。香りがよいので、ヨーロッパで
は葉と種子が魚料理に欠かせない、重要な食用ハーブでもある。苦味フェ
ンネル (コモンフェンネル) と甘味フェンネルという2種の汎用種があり、
甘味フェンネルは自生せず栽培のみである。スパイス名で呼ばれる場合、
苦味フェンネルが、フェンネルという呼び名でよく使われる。俗に「ダイ
エットによい」、「利尿作用がある」といわれているが、ヒトでの有効性
については信頼できるデータが見当たらないとされる。

Kodak EASYSHARE

【2つのニュース】

ところで、これも珍しく朝、新聞のヘッドラインに目をやると西日本JR
の福知山線脱線事故で業務上過失致死傷罪に問われ、1審・神戸地裁で無
とされたJR西日本の山崎正夫・前社長について、検察当局が控訴を断念
する公算が大きくなったいう。超過密ダイヤル・ドル箱路線と当時、心あ
る者なら事故を誘発するのではと噂されるほどだったのだから、内部でも
問題にされていたはずだと推測している。それを承知に乗っているのだか
ら利用者の責任でもあるのだとは
(つまり、他の公共機関を利用すべきで
はないか)、言えるはずもないという立場にたてば責任は明確になるはず
だ。そういえば、福島原発事故も、使用料金の妥当性は兎も角、電気を使
用しているなら今回の事故は利用者にも責任あるのだと
言えるはずもない
ということと同じだろうと。それを承知を経営するのであれば、せめて、
ATSでも設置して運用すべきだったし、後者では、自家発電装置の地下
設置の判断やベント用配管は鋼管でなかったことや高精密バグフィルタ除
染装置がなかったことなど、わたしたちの生活思想を深化すれば解決でき
ることだった
と思える。



もう一つは、米国コダックの破綻記事だ。コダックは創業後、機能性に優
れた商品を次々に開発して業容を拡大、写真用フィルムの世界最大手にな
りカメラもヒット。米映画産業も技術面で支えた。世界中の業界を主導す
る米国の代表的な企業として、コダック株は2004年まで70年以上もニュー
ヨーク株式市場のダウ工業株30種平均の構成銘柄で「20世紀における伝統
的な米国の企業ブランド」であった
。コダックは51億ドルの資産に対し負
債は68億ドル。フィルム事業の売上高が落ち込んだことに加え、この10年
はデジタルカメラ・プリンター分野でキヤノンや米ヒューレット・パッカ
ード(HP)に後れを取り財務状況が悪化したというが、『デジタル革命』
に乗り遅れたことが致命傷となった。これも、わたしたちの生活思想を深
化すれば理解できることだ



【転写シート法の応用】

このように細かいことに拘ればいくらでもあるわけで、そこはバランスな
のだが、そのバランスも個々の生活思想に裏打ちされたあるいは、感覚に
より変わってくるのだが、デジタル革命は、旧来の大量生産方式をも乗り
越えオーダーメイドも可能にする。その例の一つがTシャツへのダイレク
トプリントだ。例えば、機能性インクは今後益々改良進化し生産システム
を変えていく。その分野として有機半導体、有機EL、有機薄膜太陽電池
などの有機エレクトロニクス分野や燃料電池やホログラムシートなどのフ
ァインエレクトロニクスが有望視されている。

  

 

そんなことを考えていたら夜更けになっていたというわけだ。芥川賞や直
木賞も決まったし金正男の暴露本も出版されたが、時間は限られている。
思えば「倉廩(そうりん)実ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱を
知る」(『管子』)との二千六百数十年からの問い掛けにも未だ、わたし
たちは、もやもやしてと答えられずにいるかのようだ。  

                                                            

 





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ネオシリコンワールド

2012年01月19日 | ネオコンバーテック

 





【続・
マルチエキシトンな僕たち

デジタル革命は、結局のところは、原子レベルの制御に行き着き、空間的にはナノ、
時間的には、ピコ、フェムトまで極小化させ、量子効果利用技術を発展させた。それ
が(1)量子サイズ効果であり(2)中間バンド(3)フォノン相互作用の遅延(=
キャリヤエネルギー緩和時間の増大)の3つの利用技術というわけだ。ここで登場す
るのがネオシリコンだ。言うまでもなくこれは、粒子内での電子の局在化と粒子間の
相互作用により、電子輸送、光放出、電子放出特性において、従来の単結晶やアモル
ファスを超える新物性が期待できる第3のシリコン材料と位置づけられたもので、デ
ジタルプラズマプロセスやラジカル窒化などユニークな材料制御技術により「ネオシ
リコン」の機能の明確化が進んだ(小田俊理→ナノシリコンの粒径制御は8±1nmをす
でに実現し、1,2個のドットによる単電子トンネル特性や隣接ドットによる影響を観
測、さらにプラズマパルス条件と酸化条件の最適化で、粒径3~4nm を目指す。ナノシ
リコンの周囲に形成される酸化膜からのストレス効果により酸化の自己停止機構が発
生し、ナノシリコン粒径を精度良く制御することが出来ている。ここでのネオシリコ
ンの電子輸送特性は(1)ナノシリコンの製造技術(2)ナノ電極形成技術の組み合
わせで、種々のポイントコンタクト素子の電気特性を測定し、シリコンナノ構造およ
びナノ粒子間の特異な電子現象を観測。単電子メモリ、ロジック素子回路の検討も進
め、ネオシリコンからの電子放出特性により、平坦化技術で放出効率の向上に成功)。
つまりは、ナノ結晶シリコンの粒径と粒子間隔の原子スケール制御領域を「ネオシリ
コン」と呼んでいる。
 

 

最近、物質・材料研究機構(深田直樹グループ)で、現在主流となっているシリコン
太陽電池のシリコンナノ構造体を機能的に複合化させることで、接合面積を 100倍以
上にできる新構造の太陽電池材料を開発した。シリコン材料の削減による低コスト化
と変換効率向上を両立する、これまでにない新しい太陽電池材料として、5年後に実
用化する予定だと報じられた。今回開発したシリコン太陽電池材料は、ミクロの棒の
ようなナノワイヤ型のシリコンナノ構造体を多数直立させ、剣山のような形をしてい
る(上図参照)。この構造により、発電できる面積を増やすとともに、反射を低減さ
せ、吸収効率を増大させることで、シリコン材料を平らに積み重ねる従来の同面積の
構造に比べ、発電量を増大させることができる。このことはブログでも紹介したこと
だが(『アドホックな冒険』)、その製造プロセスと効果について彼らの新規考案が
提案されている(「シリコンナノ粒子/シリコンナノワイヤ複合材料、太陽電池、発
光デバイス、及び製造法
」)。

  製造プロセス概説図

【符号の説明】1 シリコン基板 2 マスク 3 金属ドット 4 金属膜 5 シリ
コンナノワイヤ 6 シリコンナノ粒子 7 テーパー構造を有するシリコンナノワイ
ヤ8 ITO膜 9 アルミニウム膜 10 アモルファスシリコン膜

つまり、シリコンナノ粒子は発光デバイスや太陽電池への応答が期待できるが、電極
と粒子間のキャリア注入効率/輸送効率が悪いため、この種のデバイス動作の効率を
上げることができなかったが上図のに示すように、基板上に立設されたシリコンナノ
ワイヤの周囲をシリコンナノ粒子で覆った新規な複合材料を提供することによって、
シリコンナノ粒子との間のキャリア注入効率/輸送効率を向上させることができるよ
うになる。その成立条件は(1)シリコンナノワイヤの周囲をシリコンナノ粒子で覆
ったシリコンナノ粒子/シリコンナノワイヤ複合材料(2)シリコンナノワイヤはシ
リコン基板上に立設(3)シリコン基板から成長したもので、(3)ボロン、リンな
どの不純物がドーピングされ(4)ワイヤの直径が5~100nmで、長さが1μm~50μm
であっても(5)ワイヤ同士の間隔が20~200nmであって(6)テーパー構造を有し、
(7)また、シリコンナノ粒子はボロン、リンなどの不純物がドーピングされて(8)
直径は1.5~3.0nmの範囲でつくられる。

 
図 疑似太陽光(AM1.5G)照射前後の短絡電流-開放電圧特性

上図のような高い変換効率は、シリコンナノワイヤの周囲にシリコンナノ粒子が密集
して一様に付着した新規機能性複合材料を利用することで初めて得られるもので、全
太陽光を無駄なく効果的に吸収させるシリコンナノ粒子の使用とシリコンナノ粒子内
で発生したキャリアがp型/n型シリコンナノワイヤを経由して両電極に効率よく伝
達されることで可能になるという。この分野の競合は苛烈となりそうだが、ここで勝
ち抜くことが世界の平和に貢献すると大仰だがそう思っている。



話は飛んで塩麹、神田明神、日本の発酵工学のはなし。この分野も世界に貢献できる
と踏んでいたが。これまでまとまって考えたことがなかったが、どっかでまとめにゃ
らと思っている。これも時間軸を考慮すると「発酵工学と世界貢献」に絞り込んでま
たブログ掲載してみよう。




【イタリア版食いしん坊万歳:タラの煮込みトマトト味、ナポリ風】

  Baccala in umido al pomodoro,alla napoletana

具材:水に浸けて柔らかくしたタラ:2kg、トマト 800g、黒オリーブ 180g、干し
ブドウ 60g、松の実 60g、ケッパー 40g、
ニンニク3片、揚げ用のオリーブ油、塩、
コショウ、小麦粉

作り方:この料理は伝統的なナポリ料理の中のタラ料理の一品。干しダラを3日間水
に浸けて柔らかくするが、流水につけるか、時折、冷水を取り換えると一層よい。次
に皮と骨を取りきれいにする。1切れ50gぐらいの大きさに切り、水気もよく切り小
麦粉をまぶし、たっぶりのオリーブ油を高温に熱して揚げる。その間にオリーブ油大
さじ4杯をキャセロール鍋で熟し、薄く切ったニンニク(または、そのままを潰した
もの。これはあとで取り出す)を炒め、そこに少しずつ裏ごししたトマト(または湯
かきして手で細かく潰したもの)、種を取り小さく切った黒オリーブ、ケッパー(小
さくなければみじん切り)、松の実、干しブドウ(ぬるま湯でもどす)、そこにコシ
ョウ、塩ひとつまみを入れてソースを作る。適当な大きさのパイ皿(オーブン皿)に
タラを並べ、ソースをかけてオーブンに入れる。

 

折角のクルージングもできの悪い船長のお陰でイメージダウンは避けられないこの間
の座礁事故だ。過剰サービス精神は単なる金儲け主義(=生活の安直化)のコインの
裏表ではないか。そんことを考えながら、料理も気持ちが入っていなければ直ぐバレ
てしまうねと台所に立つきみのうなじに接吻している。



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ずっと嘘だったんだ。

2012年01月17日 | 現代歌謡



【J-POP 斉藤和義時代】


 やさしくなりたい

 
地球儀を回して世界100周旅行
 キミがはしゃいでいるまふしい腫で
 光のうしろ側忍び寄る影法師
 なつかしの昨日はいま雨の中に
 やさしくなりたいやさしくなりたい
 自分ばかりじゃ虚しさばかりじゃ

 愛なき時代に生まれたわけじゃない
 キミといきたいキミを笑わせたい
 愛なき時代に生まれたわけじゃない
 強くなりたいやさしくなりたい

 サイコロ転がして1の目が出たけれど
 双六の文字には「ふりだしに戻る」
 キミはきっと言うだろう「あなたらしいわね」と
 「1つ進めたのならよかったじゃないの!」
 強くなりたい強くなりたい
 我慢ばかりじゃ誤魔化しぱかりじゃ




 幸福な朝食 退屈な夕食

 今歩いているこの道がいつカ噸かしくなれぱいい
 今歩いているこの道はいつカ噸かしくなるだろう
 その時は是非君が隣にその時も是非君の隣に
 とても嬉しいお願いします僕は嬉しいどうかよろしく

 幸福な朝食 退屈な夕食 後悔の数 事は成り行き
 受け売りの知識 正体見たり 押し殺した声 裸を見せ合ったり
 最初は直感 試してみる価値 大成と犠牲 予定通り予定外
 僕は君でも 君は僕じゃない 君は僕でも 僕は君じゃない
 
 忘れてく感覚 遠ざかる記憶 将来の希望忘れたい過去
 しわくちやの顔 しわがれた声 オープンG カッコいいギター 足蹴り-
 ズレてる感覚 エンターテイナー ダサいはずのカポタスト 優しそうな目
 ドクロの指輪 悪いのはどいつだ!すべての答えは あのシワの中
 
 借金返済 印税収入 フェンダー・ギプソン オモチャじゃねえんだ
 知らない同士 体制と犠牲 変態行為ロックンロール
 島国社会 大陸社会 ライバル意識 劣等感
 どうもご無沙汰 おやすみまたね それじゃまたね そのうちまたね
 今歩いているこの道は いつか懐かしく なるだろう
 今歩いているこの道が いつか懐かしく なればいい
                    

上の曲は、作家の伊坂幸太郎が会社勤めをしながら小説を書いていた際、通勤中に「
幸福な朝食 退屈な夕食」を聴いて退職を決意、執筆活動に専念することにしたと語っ
ている。のちに伊坂の書き下ろし短編小説「アイネクライネ」をもとに、斉藤が「ベ
リーベリーストロング ?アイネクライネ?」を作詞作曲し、コラボレーション作品が生
まれたという話は有名だ。


幸福な朝食 退屈な夕食


さて、疲れて作業をやめてユーチューブで通して聞いてみたが、いわれているほどパ
ンキーなものはなく、むしろオーソドキシーなロックで曲、歌詞ともビートルズの初
期のころにようにシンプルで、奥田民生とかリリカルなスピッツの草野正宗に近いと
いう感じ。売り上げトップをとった曲はないもののヒットメーカとしてJ-POPの真ん中
を進んでいくだろうといういう感想をもった。

【新しい防災システム】

 

これは昨夜の続きになるのが、9世紀に起きたことがこの世紀初頭に再現するとなる
と、従来の防犯・防火をに風水害が付加された防災システムは、
大地震→津波→原発
事故→火山噴火→異常気象→飢饉→感染症蔓延という
複合・広域・長期防災システム
の早急な構築が切迫する。と、いうことで個人や住民レベルでどのようなことができ
るのか考えてみた。そのなかでも、
上・下水道のインフラ崩壊に対し水の確保という
ことにテーマを絞って仮構してみた。その中でも、防災設備としての手動式井戸ポン
プの配置を考えた。もっとも、東京都や埼玉県をはじめとした地方自治体では、大地
震発生の際に、ライフラインが絶たれることを想定し、機能する既存の井戸を非常災
害用井戸として、非常時の飲料水など生活用水の確保を行っている。これらの井戸で
は定期的に水質検査を行っており、使用上の問題はないが、無指定の井戸については
大腸菌等の細菌や、重金属により汚染されている場合も考えられることから注意が必
要だ。


雨や田畑、庭木にやった水は土に浸透して地下水となり、また、蒸発した水分は雲に
なって再び雨になって地上に降り、大部分が地下水になるが、水洗トイレには地下水
を利用するなど、上水道を有効に利用すれば水不足で騒ぐことはない。なお、建設省
の河川審議会水循環小委員会は地下水を「公」のものであると宣言しており、利用に
あたっては地域の自治体の関係部門に問い合わせすることを考慮がいるだろう。

インフラが破壊されれば、電気、ガスも使えないから、手動掘削で井戸を短時間で、
井戸を完成しなければならい。あらかじめ掘削しておくのであれば(家庭菜園などの
用水として)、専門業者に依頼し方が、地盤が固いとか水脈の有無の関係で掘削距離
の変動などがあり大変面倒(経験から)良いだろう。しかし、井戸水を非常用の飲料
水として使用するのであれば、市販の逆浸透膜装置などでろ過することが必要だ。上
水道のインフラが破壊されているだけでなく下水道も破壊されている場合もあり、井
戸水をそのまま下水道に流せる状態でない場合もあるうるので注意が必要だろう。そ
して、このままだと、必須アイテムとして放射線量計は入るだろうとも思っている。

 



 

さて、青春パンクとは、青春系のテーマをもったパンク・ロックまたはそれをモチー
フとした歌のジャンルのこと。恋愛や友情、トラウマ、夢と情熱など若者の個人的な
できごとや感情を主にテーマにする。これを扱うバンドは「青春パンクバンド」と呼
ばれる。2000年代前半、中高生を中心にブームを起こした。パンク・ロックバンドの
THE BLUE HEARTSやJUN SKY WALKER(S)、LAUGHIN' NOSE、KENZI & THE TRIPS、COBRA
などに影響を受けたバンドが多いが、その多くが1970年代後半から1980年代生まれで
リアルタイムでの影響の薄い世代であるのも特徴。サウンド面ではむしろHi-STANDARD
やOFFSPRINGなどメロコアの影響下にあると評価されている。「拡散されたパンク」も
時として体制に牙をむここともある。「♪ずっとウソだった」と。

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ターミネナル・ケア・タウン

2012年01月16日 | 緊急|東日本大震災

 



【なにが切迫した課題か】



NHKスペシャル「知られざる放射能汚染~海からの緊急報告~」、テレ朝番組「ザ・ス
クープスペシャル 過去からの警告~古文書と考古学が語る巨大津波~」を録画しておい
たのでこの二本を再生した。あれこれ考えていたら「大災害緊急対策省」を設置し最低5
年の臨時行政運営しなければならないだろうと思えてきた。そして、地震・津波・火山噴
火・原発事故(+異常気象)にかかわる複合災害対策チームを立ち上げなければ、この国
は滅ぶのではと思えてきた。ことわっておくが、この国の最優先課題はなにをおいてもこ
れだと思い至ったわけで、ユーロ経済危機や赤字財政はこれと比べれば解決可能な課題だ
と思っている(簡単だというわけでなく、処方がわかっているという意味だが、政府がそ
のように行動するかというと甚だ疑問だ)。



それにしても、この地球エネルギー変動の大きさよ。これぞ宿命というものかと気分が滅
入るね。




【巨大重力下で微生物増殖するか】

122℃の超高温環境、強酸性環境、強アルカリ性環境、1,300気圧の高圧環境など、人間が
とても住めない環境にも微生物は生息している。このような極限環境に生息する微生物の
研究から遺伝子増幅技術や酵素洗剤などの新たなバイオテクノロジーが生み出されている。
昨年末に話題となったヒ素を利用する微生物に見られるように、極限環境徹生物の研究で
得られる(地球型)生命の存在限界に関する情報は、地球以外の生命存在を推測するための
重要な指針となる。1930年代に理論的に予言され、1967年に確認された中性子星。中性子
星の大きな特長は、密度は地球の約100兆倍、重力は地球の約1,000億倍にも達するといわ
れている。高重力環境が微生物に与える物理的影響としては、①細胞内での分子の沈降、
②細胞の力学変形、③圧力の3つが考えられ、これらを詳細に検討した結果、サイズが小
さく、内部構造が単純という原核微生物の2つの特徴が、巨大重力下での増殖に有利に働
いていることがわかってきた。


※出口茂(海洋研究開発機構;JAMSTEC)「巨大重力下での微生物増殖」

 

※土壌細菌(パラコッカス・デニトリフィカンス)、大腸菌、細菌(シュワネラ・アマゾ
ネンシス)、乳酸菌、酵母

重力と生物の研究は、地球よりも小さな重力環境と地球よりも大きな重力環境の2つに大
別される。微少重力環境が生物に与える影響は、長期の有人宇宙飛行の際に宇宙飛行士が
受ける健康影響を知る上で重要であり、多くの研究がなされている。スペースシャトルや
国際宇宙ステーション、さらには地上で微小重力環境の
再現装置を用いたこれまでの研究
で、微小重力下では徹生物の増殖が地上よりも促進されると報告されている。




1992年に太陽から約2000光年離れた惑星が発見されて以来、700近い太陽系外惑星が見つ
かっている。質量の大きな惑星でも、重力は地球の数倍に過ぎない。重力がこれら惑星で
の生命存在を制限するものではない。また褐色楼星のような、より質量の大きい天体での
生命存在の可能性、隕石を介した生命体の惑星間移動の可能性もが示された。微生物によ
る抗生物質などの生産が、重力の影響で変化することが知られている。また細胞内に蓄積
される抗生物質が、重力変化によって細胞外に放出するとの報告もある。1×Gと~0×
Gという狭い範囲で重力を変化させて行われてきた。今回の研究で10,000×Gまでは微生
物の増殖に影響しないことが明らかになったことから、高重力環境を積極的に利用するこ
とにより重力によるバイオリアクターの制御といった新技術につながる可能性があると報
告されている。

わたしがこの報告書に注目したの、ブログでも記載してきたことだが宇宙よりも深海にあ
る。中でも「分子量の大きな1MDaのタンパク質のみ、沈降によって濃度勾配を形成し
得ることがわかった。これはリボソーム(分子量約2.5MDa)のような巨大分子は、500,000
×Gの重力の下では沈降の影響を受け、細胞の底に沈みやすくなることを意味する。また
真核細胞の大きさに相当する10μmで行った計算では、100 kDa のタンパク質でも沈降の
効果が認められた。つまり巨大重力下では、細胞サイズが大きいほど、細胞内での物質分
布が偏りやすいことがわかった」であり、
分子量及び細胞サイズの高圧力耐性の閾値で、
どのような微生物を、海洋(あるいは深海)牧場で培養すれば炭酸ガスを固定できるかで
あり、あわせてこの微生物細胞を濃縮してバイオマスエネルギつくりだすかという壮大な
実験に有用な情報をえる
目的からだ(『
レモン汁・鉄入り炭団による水浄化』)。



 Trota arrosto con salsa scarlatta

 

【イタリア版食いしん坊万歳:マスのグリル、スカーレット・ソースマンテカート風】

具材:マス6尾(全部で約1.6kg)、赤ピーマン3個、トマト3個、ニンニク3片、オリーブ
油 60cc、塩、コショウ

つくり方:あらかじめ鱗を落とし綺麗に洗っておいたマスを焼き網の上に並べて焼く(最
初にオリーブ油を少し塗る)。焼き上がったらマスの頭、皮、中骨をはずして、皿に盛り、
スカーレット・ソースをかける。そのスカーレット・ソースの準備は次のように行なう。
まずピーマンの皮をむか、肉の厚いところ、トマト、外の固い皮を取ったニンニクと一緒
にすり鉢でする。浅鍋を火にかけてオリーブ油を熟し、そこにすり潰したピーマン、ニン
ニク、トマトを入れ、塩、コショウで味を整えて数分間、火にかけてソースを仕上げる。

 

【ターミネーター・ケア・タウン】

昨夜は町の総会。話題は高齢化。このまま若者との同居が無い前提で10年後どうなるかと
質問すると、出席者全員「・・・・」と沈黙が続いた。そうなんだ、このままだとターミ
ナル・ケア・タウン化してしまい、櫛がボロボロ欠けて行く。それじゃどうすればいいの
かと、人間力をいや老人力を発揮し解決するしかないかという風な話になり帰ってきたが、
これは相当深刻なことだ。ピンコロは理想的だが、そこまでエネルギーが持たずに惰性だ
けで放物線は終末を向かえる。『老齢者にとって美とは何か』をテーマにするのもいいか
と考えながら布団にもぐ込んだ。^^;

 

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アドホックな冒険

2012年01月15日 | ネオコンバーテック

 

 

【イタリア版食いしん坊万歳:マンテカート、ヴェネツィア風】

具材:ストッカフィッソ(干しダラ)1kg、オリーブ油、牛乳、塩、コショウ(シ
ナモン)

作り方:はじめに身を柔らかくするために3~4日水に浸けておき,それを洗って
ばらばらにほぐれるまで叩く。この作業でできた綿状の身(あまり粉々に細かくし
ない)をグラタン皿に入れ、火にかけ、わずかな牛乳を入れる。牛乳が煮詰まって
バッカラ(つまりストッカフィッソ)が色づいてきたら、オリーブ油と少し温めた
牛乳を加え、クリーム状になるまで、休むことなく木ベラで混ぜる。どろどろの状
態になったら、塩とコショウを加える。また、昔からの習慣で,シナモンを少々加
える人もいる。シナモンが驚くほど料理にマッチするからである。こうして混ぜた
ものが十分溶け合い、風味が出てくるまで、さらにかき混ぜ続ける。

それにしても、干しダラ。塩づけダラにしろ日本人好み?の食材を時間をかけて調
理する料理がもっと普及しないのか謎だ。

 

【レモン汁・鉄入り炭団による水浄化】

1998年、武田重信長崎大学水産学部教授の「南氷洋の海水に鉄を与えるとケイ藻類が
増える」という論文が掲載される。植物の成長に必要な無機栄養塩類(硝酸やリン酸な
ど)は十分に存在するのに、なぜか植物プランクトン(浮遊性の微細藻類)が少ない場
所があるという「高栄養・低クロロフィル問題」だ
。特に魚介類の餌として重要で「海
の牧草」と呼ぶ善玉プランクトン、ケイ藻類が少ないことが問題なのである。1988年
に米国のジョン・マーチンらは海洋においては鉄が制限要因であると説く植物栄養学
の「リービッヒの最小律」の海洋版である「鉄仮説」を提唱する。生物の必須元素の1つ
である鉄は、現在の酸化的な地球表層では三価鉄として存在するがこのイオン三価鉄
は難溶性で海水中にほとんど溶存していない。このような海水では鉄が制限要因とな
り、植物プランクトンの光合成生産、ひいては、漁業生産が制限されていると説くの
が鉄仮説。それが検証されたのは鉄の超微量分析技術が発展したからだ。



鉄不足により植物プランクトンの光合成が抑制されると二酸化炭素の吸収も抑制され
る、逆に言うと鉄を与えれば二酸化炭素の吸収が促進され地球温暖化の防止に寄与す
る。これに気づき長沼毅広島大学準教授らは、鉄分をどっさり添加する。1970年代の
論文ではクエン酸鉄はケイ藻類の増殖に効果がないとのことだった。しかし、彼らの
実験で、EDTA(キレート剤)-鉄やただの塩化第二鉄(FeC13)溶液より大きな増殖
効果が認められた(下図)。二価鉄神話を打ち破り二価鉄ではなく三価鉄を用いる。
鉄炭団子(たどん)である。木炭片や竹炭片をそのまま、あるいは、いったん粉末に
してから炭団子にし、そこに鉄粉とクエン酸を一緒にして混ぜ込んだ「キレートマリ
ン」(商標)を開発したのだが、これによると、①ケイ藻類の増殖が促進される、②
ケイ藻類と渦鞭毛藻類(赤潮藻類の1つ)を共存させてもケイ藻類の方がよりよく増殖
促進される、③底質のヘドロ量(強熱減量)が低減し底質が改善される(下図)、などの
効果が認められたという。


つまり、溶出した鉄イオンは酸化されやすい。酸化された鉄イオンは難溶性の酸化鉄
等を形成し、水中で凝集し沈殿する。植物プランクトンはこのような状態の鉄を摂取
することができないため、鉄イオンが速やかに酸化されるような条件下では植物プラ
ンクトンは十分に繁殖することができない。植物プランクトンが十分に繁殖できない
と、他の水中生物の増殖や活性化も期待できないため、水質環境の改善につながらな
い。また、クエン酸鉄では、長期に渡って継続的に鉄イオンを植物プランクトンに供
給できないという問題があるが、鉄と炭と焼酎滓或いは柑橘類の滓とを含有し、鉄と
炭とが焼酎滓や柑橘類の滓で一体形成させ、水中で鉄と炭との接触により鉄イオンを
溶出し鉄イオンと焼酎滓または柑橘類の滓に含まれているキレート化剤により鉄キレ
ートを生成すること水の浄化を達成できるというのだ。



この「バイオサイエンスとインダストリー」記載記事を読んでぶっ飛んでしまう。と
いうのも、フォトリソの湿式エッチングで塩化第二鉄とクエン酸はなにを隠そうわた
しの専門分野のひとつで分析方法と自動測定装置などの開発に深く関わってきた経験
があるのだから、報告書を見た一瞬ですべてを理解する。これで、地球温暖化は食い
止めることができると。これについては深海などの「巨大重力圧下での微生物増殖」
という課題とも関係するのであらためて考察してみる。

※商標登録第5354731号



【アドホックな冒険:界面密着と界面安定】

有機エレクトロニクスのコアとなる商品として、有機EL照明と有機薄膜半導体、さ
らには、有機薄膜太陽電池の製造技術の根幹を掌握し、高品質でローコスト(LCC
O)を実現する技術で世界規模の生活水準に貢献することは名誉ある仕事であるが、
そこに横たわる課題も多岐に渡り山積する。




インターフェースという言葉からイメージできることは様々だが「予定調和」でない
ことはスティーブ・ジョブスの有名なフレーズ「点を線に」ということに収斂するこ
とに疑いない。そのことをナノ粒子をバルクに配置することで、言い換えればヘテロ
接合の機能伝達を平滑に行うことが最大課題となり、それへの解決に用いることで抵
抗を極小化し引いては長寿命化を、そして量産化によるコストメリットを実現する技
法なのだと、この新規考案は発露してみせている。しかし、問題は残る。どの程度ま
で、どのような特徴パラメータを設定すれば良いのかと。まさに、この反質はアドホ
ックなキルケゴールのなのだと(『個人史としてのデジタル革命』)。

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