極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

シネラリアがハジケル2010

2009年12月30日 | 地球温暖化



やっと出す 年賀の切手 貼り付けて きみに手渡し シネラリアかな




明日から正月3が日は歳神を迎え、社務所詰めに
なる上に、気象庁は30日、日本付近は31日から1日
にかけて強い冬型の気圧配置となり、北日本など
で大雪や暴風になる恐れがあると警戒を呼び掛け
ている。当然、ブログは臨時休業となる。



ところで、ロイター通信によると「菅直人・副総
理兼国家戦略・経済財政担当相は30日、臨時閣議
で鳩山政権初の新成長戦略基本方針を決定した後
に記者会見し、2020年度の経済規模(名目GDP)を
650兆円程度に拡大させることを目標-日本の強
みである環境技術や介護・健康分野など成長市場
と位置づけ、2020年度までの平均で、名目成長率
3%、実質成長率2%を上回る成長を目指すに掲げ
たことについて「十分達成可能な目標だ」と述べ
たと報じるが、JAL再建策の過小評価が効き、
この通信社評価や市場の反応は鈍く、米国との比
較して「景気浮揚力」が小さいと評価している


【ロイターとは】

 Paul Julius Baron von Reuter

そういわけで、この通信社の経歴や現状が知りた
くなった。20世紀後半からのロイターの動向は、
統的な通信社業務で経営を維持することの難し
さを示している
。取材活動に莫大な経費を要する
ことは他の通信社も同様で、世界的通信社であっ
UPI通信も、その負担に耐えることができなか
った。瀕死のロイターは、コンピュータによる経
済・金融情報の提供により再興した。今や、ロイ
ターなくして世界の市場は動かないと言っても過
言でない。

 Reuters

しかし、端末に送られる情報は、新聞社に向けて
書かれたものでなく市場関係者に、投資の材料と
して提供される。しかも情報の送信から一歩踏み
込んで、自身が金融市場を創出するまでに至った

それは果たしてジャーナリズムなのか。市場を取
り仕切る者がニュースの提供者を兼ねていること
は倫理問題
にもなる。「ロイターはカジノを経営
する気か」との内部批判があったが、新聞社向け
のニュースが特定の国や地域の読者を想定して配
信されてきたのに対し、経済情報は国籍は無関係
であり、真にグローバルなジャーナリズムとする
見方もあり、経済・金融情報分野は今後も主要な
部分を占めると考えられている。なるほど、ユダ
ヤ系金融経済情報通信社
かと複雑な思いで腑に落
とす。




【貨幣経済の行方】



貨幣経済は、貨幣によって交換を媒介するために、
まず貨幣となるような普遍的な商品が必要である。
いったん取引が行われると、あらゆるものを商品
化し自己拡張する。貨幣経済は、交換や蓄積が効
率的なため、経済的繁栄の必要条件となる。特に
紙幣が効率性が高い。不換紙幣を貨幣とする場合
は、貨幣の信用が重要となるため、安定した政府
などが必要
である。一般に、政府が信用されない
場合、紙幣の流通がうまくいかなくなり貨幣経済
は衰退する。自国の通貨よりも外貨がもてはやさ
れる事態も発生する。内戦が頻発する国や、著し
く財政規律が乱れた国は、貨幣経済の維持・運用
が困難となり、インフレーションの誘発や経済活
動が縮小をもたらし貧困が多発するとされる。




貨幣を使用する目的は三つある。第一は、交換す
る時の支払い手段。第二に、富を蓄える手段。第
三は、価値を測る尺度として用いる。当初、中央
銀行として設立されたのではなく国家財政と関わ
って行きながら中央銀行に進化して行った。王国
政府の銀行であったイングランド銀行は国の債権
債務の管理や、発達していく商工業の貨幣、信用
供与、などを行っていく中で中央銀行になる。イ
ングランド銀行のみ銀行券発行の独占権が与えら
れ、唯一の発券銀行になり国有化された。国の通
貨はその国の中央銀行が発行することは、FRB
を構成するメンバーに、各地区の連銀総裁がいる。
12の地区連銀があるが、その代表格はニューヨ
ーク連銀で(Federal Reserve Bank of New York)で、
やはりFRBということになる。ユーロ圏には、
各国の中央銀行の他にユーロ圏全体の中央銀行で
あるECB(European Central Bank)がフランクフ
ルトに置かれている。



「現金その場限り」。銀行でよく使われる言葉だ。
大金をお持ち歩くのは“見せ金”と言い、下心が
ある場合だけで現金は持ち歩かない。大金は大抵
クレジットカードで支払う。最近は、
電子マネー
が普及
してきたからなおさらだ。小銭さえ、現金
を使わず、EdySuicaあるいは携帯電話で支払う
若者が増え、実物の貨幣の発行額は激減していく
と考えられている。法人用の電子マネーが開発さ
れれば、決済、振込み、振り替えなどの資金移動
も可能になり、手形、小切手も無くなるかも知れ
ない。そうなると街角の銀行店舗もその姿を消し、
新しい」マネーのための発行、修理、メンテな
どの手続きをやる店舗などに替わっているかもし
れない
と予測されているが、電子マネーの流通量
の占有による影響予測も大事ではないかと思った。



「貨幣経済」と「日本の成長戦略」との関係が見
えないって?それこそが最大のテーマであり「通
貨調整(経済活動媒体)→信用の回復・強化」が
目的である。結論からいうと、市場に対する迎合
を押さえ、
<政府性>の<安定力>回復、強化のため
社会変容に対応した「社会保障」「安全保障」を
最優先として、再構築することが求められている。
「短気は損気」「急がば回れ」は鉄則だと腑に落
とす。




【地球温暖化懐疑論批判】



長い間、応用化学を半専門?に仕事をしてきた関
係から、『
成長の限界-ローマクラブ』の資源棝
欠や『公害原論』『瀬戸内海汚染調査団報告』の
経済成長と企業公害等の環境破壊問題への係わり
多いが、これでいて臆病、繊細なのか疑い深い性
格だ。だから地球温暖化の懐疑主義的肯定派であ
るが、倫理主義的肯定派や陰謀論的な否定派とは
一線を画す。
温暖化による懐疑や批判は次の4つ
からなされているという。

(1)過去あるいは将来の温暖化のうち、人為的
  な要因が占める割合はもっと低い、あるいは
  人為的な要因は無いと主張するもの
(2)温暖化の原因が、人為的な二酸化炭素の増
  加によらないとするもの
(3)(気候モデル等による)再現や予測の不確
  実性を批判するもの
(4)学術論文、学術的知見、コンセンサス等が
  陰謀に基づいていると主張するもの

なぜこのようなことを書いたのか?テレビ出演の学者
のコメンが余りにもお粗末過ぎて(例、レジ袋、ダイオ
キシン、ゴミ分別問題)、地球温暖化批判、懐疑論の
実態を調べてみた。


(1)ホッケースティック論争/気温上昇



(2)温暖化原因論争



(1)二酸化炭素より、水蒸気の方が温暖化の寄
与率が大きいとする水蒸気説、(2)太陽活動主
因説、(3)宇宙風説(太陽風・宇宙線・紫外線)、
(4)小氷期回復説、(5)地球寒冷化説からの
批判・懐疑である。

この他にも、炭素循環に関する議論、予測内容や
影響(氷河融解、海面上昇)、予測精度の議論等
からの批判、懐疑である。いずれにしろ、データ
以前の問題、データ処理の問題、データの取り扱
い等では本質を大きくそらしてしまう危険性は否
定できないが、複雑系を取り扱う場合い、説得力
に欠ける非線形的な結果を如何に解析・分析する
かが重要だとも思っている。


シネラリア 

シネラリア ( Cineraria ) とは、キク科の植物の一
種。学名Pericallis x hybrida(シノニムCineraria cruenta、
Senecio cruentus、Pericallis cruenta
)。原産地は北アフ
リカ、カナリヤ諸島。開花期は冬から早春。多く
の品種があり、花色も白、青、桃色など多様であ
る。別名はフウキギク(富貴菊)、フキザクラ(
富貴桜)。また、サイネリアという別名もあるが、
これはシネラリアが「死ねラリア」と聞こえるの
を嫌ったもので、園芸店などではサイネリアと表
示していることが多い。やっと、年賀状を出し終
える。郵便局で投函する前に、切手を貼るのだが
係りの女性が親切に対応して頂いたのが、心に届
き思わず彼女を深く見つめ年賀を手渡すがいると
詠う。付和雷同かしれないが、それでも、来年は
きっと良い年になりそうだと。別名富貴菊の白い
「シネラリア」。花言葉は「快活」。

 

コメント

千両と貨幣と水素

2009年12月29日 | 環境工学システム論


いつもとは 違う売れ行き 正月の 酒の準備に 外の千両




「貧困ビジネス」大手、脱税容疑2億円 国税告発へ
-千葉、埼玉など首都圏を中心に生活保護受給者らに
宿泊施設を提供する「無料低額宿泊所」を運営する個
人事業者ら3人が、2007年までの数年間で総額約5億円
の所得を隠し、脱税したとして、名古屋国税局が所得
税法違反容疑で検察当局に告発する方針を固めた。路
上生活者らから生活保護費を吸い上げる「貧困ビジネ
ス」が社会問題化するなかで、脱税の実態が明らかに
なるのは初めてというが、「崩れているね、この国は」
というのが率直な感想。民間化(=資本・市場主義)
の成熟度もこの程度かと。




 François Quesney

【黄色い資本論】

貨幣経済の行方」を考えていたら、多摩美術大学芸
術人類学研究所の中沢新一の連続講義する『黄色い資
本論(序論) ぼくらの重農主義』のレポートが掲載
されてた(「
社会人研究生の奮闘記」)。フィジオクラ
シーとは重農主義。18世紀フランスの医師ケネーが創
設した人類初の体系的な経済思想。「フィジオ」は自
然であり「クラシー」は管理で「自然による管理」が
原義。近代経済学が捨象した人類の本質に関わる贈与
の再考(=近代経済学とマルクス主義経済学の土台に
ある等価交換という原理の懐疑)→贈与という交換方
法を再評価→再生と実践を目指す。「対称性人類学の
講義も2年半かかったが、今回の黄色い資本論は既存
の経済学を含めて、芸術、食、性など人間社会の現象
を根本的に再検討する試みとなるため、講義は4~5
年にわたるかもしれない」という。


  John Law

生産と消費を除外して交換における限界効用を説いた
近代経済学、マーケット理論を欠如した剰余価値を社
会的必要労働時間に置き換えたマルクス経済の原理的
な欠陥を指摘(=生産→交換→消費→生産’循環に対
する全体構造へのアプローチ)。贈与交換は主に家族
共同体のなかで行われ、贈与ではモノに人間の思いが
潜在的に付着し交換したAとBの間を行き交う。等価交
換の原型は、共同体から外れた人々が境界領域で物々
交換を行った市であり、モノに付着した人間の思いは
神仏の管理化に置かれ、やがて為政者が管理すること
になり、最後は需要と供給の限界効用という市場の原
理に委ねる
。モノに付着した人間の心の思いなどは徹
底的に排除され、近代経済学もマルクス主義も近似す
る(→外化、疎外)。

 Boisguilbert

フィジオクラシーは、生産、交換、消費という循環サ
イクルに、価値増殖をもたらす純粋な自然の贈与(純
生産→食糧)が流入。マルクスは自然からの流入を切
除し剰余価値生産を労働者の労働時間で説明する。フ
ィジオクラシーの原理は、潜在意識に依拠し行動する
ホモ・サピエンスの心の構造と合致し、将来の経済理
論を構築する土台だとする(→父(神)と子(イエス)
と聖霊(スピリッツ)などの三位一体モデル、心のト
ポロジーの構造であるトーラス、メビウスの帯、流動
する知性というモデル)。経済では資本の蓄積、利子
などの価値増殖が起こるが、その原理についてどう考
えるのかが鍵を握る(→ケネーの「フィジオクラシー
との違い)。


ジャック・テュルゴー Jacques Turgot

前半で、マルクスの労働価値説と近代経済学の批判→
外生的な力の取り込みと変換により増殖ると考える重
農主義(フィジオクラシー)の思想は、塞閉感が漂う
経済思想の意味を問い直し、後半は、フィジオクラシ
ーの構造から導きだされた貨幣論から芸術論、幸福論
などが展開、「方法的個人主義」に基礎を置く等価交
換の原理を超え、自然な形で公共性を導いて「見えな
い価値」の働きによる幸福を実現するなど、広範な領
域を横断する21世紀の新しい原理となる可能性を秘め
ていると評するが、「社会唯名論 vs. 社会実在論」の
様に、内なる外に出ることが可能か中沢新一の論考に
託される他ない。このことは「貨幣経済の行方」との
方向性で一致するものの? 政策として考察するには
時間がなく、独自に素描し政策に変換しなければなら
ないと諦めた(→リフレーション政策理論)。





【燃料電池普及の前提は?】



燃料の水素を得るために、天然ガスや石油を原料と
している限り二酸化炭素は出るから<地球に優しい>
燃料電池用燃料には、身元が判明しているバイオマ
スアルコールならクリアしているので問題はない。
ただ、車を例に挙げて言えば、石油をガソリンにし
て動力として使うまでの燃料利用率-well to wheel (
油田からタイヤまで)-と水素を経由して燃料電池
車として駆動させる燃料利用率では理論上は燃料電
池を用いた方が良いという点で有効だ。しかし、燃
料電池の一番の利点は、個人宅で発電し、発電中に
発生した熱を温水・暖房等に利用できるため総合効
率は格段と向上する点だ。太陽光発電とペアで使え
れば、余剰発電で水素をつくり貯蔵し、これを太陽
光の非発電時間帯に燃料電池で発電すれば良い分け
となる。
極論すれば、水素貯蔵と身元確かなバイオ
マス燃料の2つが揃わなければ燃料電池は普及させ
てはいけないと言える




※酸素(O2)は、空気中にあるものを利用/水素(H2)
 は都市ガスの原料である天然ガスなど取り出す。




【水素製造技術の現状】

NEDO当たりでの「オンサイト型水素製造」の開
発研究は、(1)化石燃料利用→水素分離膜型/炭
酸ガス分離膜型改質/オートサーマル改質の3つと
(2)持続可能エネルギー利用→固体高分子水電解
がある。



図 高効率水素製造隔膜技術開発



図 ホンダ水素製造・供給ステーション

※水素の製造について全般的に書かれている資料。

  • 「水素製造技術の実用化可能性に関する調査研究」
     (平成13年度分野別技術戦略調査)報告書-NEDO
     の技術情報データーベース
  • 水素製造技術」(平成17年度特許流通支援チャ
     ート)-独立行政法人 工業所有権情報・研修館






    【電解イオン洗浄システム:
             高橋金属制品(蘇州)有限公司】



    長浜の企業が頑張っているニュース。技術そのもの
    は広範に普及した電解イオン水で洗浄するもの(
    【隠れた世界企業】サムスンも認めた洗浄力高橋金
    属-地域経済洗浄中国電気分解環境電解イオン水メ
    ーカー)。韓国サムスン電子などの電機大手から自
    動車メーカーまで幅広い顧客を獲得。中国を皮切り
    に、欧米やブラジルなどにも輸出し、新たな市場開
    拓にも力を入れる。2009年11月下旬に中国広東省の
    広州市で開かれた「広州モーターショー」。日本車
    をはじめとする海外メーカーや中国の国内メーカー
    が競うように出展し、「東京モーターショー」をし
    のぐ活況を見せたという。在郷メーカの多国籍展開
    ビジネスモデルとして要注目。


  • センリョウ

    センリョウ(千両、Sarcandra glabra (Thunb.) Nakai)は
    センリョウ科の常緑小低木。林内に生育し、また冬
    に赤い果実をつけ美しいので栽培される。東アジア
    ~インドに分布する。日本では南関東・東海地方~
    九州・沖縄までの比較的暖かい常緑樹林下に自生し
    ている。高さは50~100cm。葉は対生。花は黄緑色
    で7~8月頃に咲き、茎の先に穂状花序をつくる。花
    には花被がなく、雄しべは雌しべの側面から直接出
    る変わった姿である。果実は液果で10月頃から赤く
    熟し、翌年2月頃まで見られる。被子植物であるにも
    かかわらず、
    維管束木部導管なく、裸子植物
    同様の仮導管から構成されている。花の構造の特殊
    性と共に、この植物の原始性を表す特徴と考えられ
    る。



    不景気と日本酒離れと量販店の進出で、小さな酒屋
    は苦境だと店先で代金の釣り銭を受ける手に、外の
    千両が対照的にいつもと変わらず結実していると詠
    う。特に名前がめでたいのでマンリョウ(万両)な
    どとともに正月の縁起物とされる。赤い実を付ける
    「センリョウ」。花言葉は「かれん」。
      コメント

      バーベナ・テネラと龍馬信仰

      2009年12月28日 | 政策論



      明日はない 思い定めて 書く年賀 届く心に 美女桜咲く





      【男はみんな龍馬かぶれ】

      ソフトバンクのコマシャールが面白いよと彼女がい
      うので、いい加減な返事をしていたら、ネット上に
      流れていたのでクリックするとなるほど、面白い。


      臨界に/噎ぶ蝉背に/龍馬像

      この俳句を詠んだのは一昨年の夏休みに、彼女と桂
      浜にドライブした時だ。来年のNHKの大河ドラマ
      は『龍馬伝』ということだ。武田鉄矢の「男はみん
      な龍馬かぶれだ」という台詞は実に面白い。

        福田靖

       近江龍馬会

      来年は坂本龍馬が流行るだろう。「身を捨ててこそ
      浮かぶ瀬もあり。後に敵勢、前に濁流、最早逃げ場
      なし」。封建体制崩壊の濁流に身を投じる勇気に、
      大衆が憧れるのは必然のなせる業。その後『坂の上
      の雲
      』に顕れるような展開を残し、偉業の喰い潰し
      過程の「第1、第2の敗戦期」に入ったと司馬遼太
      郎は言い残しているが、低成長期の長いトンネルと
      地球温暖化による破局シナリオが想定される日本の
      現状を憂う『龍馬信仰』が熱を帯びるのもまた必然。








      【新政権と双頭の狗鷲】

       竹中正治

      日経ビジネスの「ニュースを斬る」で『もう鳩山首
      相をあきらめる?
      』という見出しのメルマガが届く。
      あれほど小沢嫌いの輩がもう鳩山を捨てるのと開封
      する。いわく「無駄を徹底的に洗い出すと言って財
      政を組み替えても、社会保障、年金、医療などの義
      務的な歳出比率の高くなった今日の政府財政からは、
      民主党のマニフェストを実現するのに必要な年間10
      兆円規模の『無駄』など出てこない。仕分け人らの
      作業以前から、複数の財政学者がほぼ同様の指摘を
      していたが、やはりそうだった。日本の財政事情の
      深刻さについては改めて語る必要もないだろうが、
      1つだけグラフを掲載しておこう。グラフは日本の
      家計のネット金融資産(金融資産から負債を差し引
      いた残高、青線で左目盛)と政府のネット負債(金
      融負債から資産を差し引いた残高、赤線で右目盛逆
      表示)である。




      1990年代までは右肩上がりで増加していた家計のネ
      ット金融資産は2000年代に入り伸びが頭打ちとなっ
      ている。高齢化で貯蓄の取り崩しをする家計が増え
      るのだから、当然の結果だ。一方、政府のネット負
      債は右肩上がりの増加基調だ。これまで日本経済は
      貯蓄超過なので、政府債務の規模が大きくても国内
      の貯蓄だけでファイナンスされてきた。しかし、現
      在のトレンドが続くと、2030年代初頭には政府債務
      残高が家計の金融資産を超える『Xデイ(運命の日)』
      が到来する」と竹中正治は指摘する。

       規制緩和

      日銀による資金循環グラフを示されると説得力が増
      すが、このことは早くからこのブログで書いてきた(
      梅もどきと双頭の狗鷲』)。例えば、政府が消費
      税の引き上げ(約5%)で10兆円増税したとして、同
      時に景気対策で歳出を10兆円増やしたらどうなるだ
      ろうか。「増税と歳出増加が相殺して景気に与える
      効果はゼロだろう」と多くの人が思うかもしれない
      が、それは間違いであるとしマクロ経済学の教科書
      の国民経済フローのモデルを紹介する。

      Y5I+5G-4T

      但し、Y:国民所得、I:投資、G:政府支出、T:税収
       

      この式で政府の支出(G)が10兆円増加し、同時に
      10兆円の増税(T)が行われると国民所得(Y)の変
      化はゼロではなく、10兆円増えるというが、社会構
      造急変している中で、これが正解だと国民の多くは
      感じているだろう。不況下でも増税と同時にその分
      政府支出を増加させれば、景気対策に逆行すること
      なく、一定の景気対策と効果が上がり、かつ、将来
      の財政再建路線を敷設することができるのだとの結
      論は、細かいことはさておき、日本社会の<変容>と
      政策の<質的転換>を外さずさないことを前提として
      「吾が意を得たり」となる。そして、竹中正治は「
      鳩山首相よ、日本の未来を救うため、勇を鼓して『
      消費税4年間引上げ凍結』の公約を翻し、景気対策と
      同時に増税を含む財政再建に取りかかって欲しい。
      国民新党や社民党が消費税引き上げに反対するなら、
      さっさと切り捨てて自民党と大連立を組めばよい」
      とまで言い切る。




      ヒメビジョザクラ(姫美女桜:クマツヅラ科 クマ
      ツヅラ属 Verbena tenera )南米原産の多年草。高さ
      20cm程度。春~秋に開花。園芸目的で栽培されるが、
      路傍などに逸脱しているのを良く見かける。南米原
      産に分布し、花期は5~10月。墓掃除を終える。年賀
      状が遅れる。明日がリミット。即興歌を書く。別名
      美女桜「バーベナ・テネラ」。花言葉は「家族の和
      合」。

      コメント

      ホーリとゴッドファーザー

      2009年12月27日 | デジタル革命渦論



      砕け散る 希望を繋ぎ 二人三脚 ホーリー繋ぐ 正月神


       コルレオーネ家の歴史

      宇尾白山は迎春準備に入る。注連縄を張り替え、門
      松と松飾りを新調し正月神を向かえる(『
      ランタナ
      と大道無門
      』)。「皆の衆よく頑張ってくれた。今
      年も大晦日の大掃除を残すこととなった」と労い帰
      宅するが、疲れか元気が出ず、ビデオレンタルで映
      画『ゴッドファーザー』(ブルーレイ版)を全巻借り
      て観ることに。



      トリニトロンがいよいよだめに、ブラビアに急遽買
      い換えて2日になる。マーロン・ブランド扮する相
      談役に引退した
      ドン・ヴィト・コルレオーネアル
      ・パチーノ
      扮するマイケル・“マイク”・コルレオ
      ーネ
      との最後の対面で「男は油断してはだめだ」と
      言い残すシーンの台詞が何とも切なくて込み上げて
      くる(作中でしばしば繰り返される印象的な台詞「
      奴が決して断れない申し出をする」(原文:I'm gonna
      make him an offer he can't refuse
      )が有名で、ブランドの
      特徴的な話し方と共にしばしば物真似の対象となっ
      ているというが)。『ゴッドファーザー』(原題:
      The Godfather)は1972年に公開された米国映画。
      ランシス・フォード・コッポラ
      監督によるマフィア
      映画。マリオ・プーゾの小説『ゴッドファーザー
      の映画化作品。公開されると当時の興行記録を塗り
      替える大ヒットになり、同年度のアカデミー賞にお
      いて作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞した。映画
      史上に名前を残す傑作として世に名高い。1990年は
      米国々立フィルム登録簿に永久保存登録されている
      という。

       Mario Puzo

      「ゴッドファーザー」とは、マフィアのボス、ファ
      ミリーのトップへの敬称。本来はカトリックでの洗
      礼時の代父(名付け親)という意味である。イタリ
      アなどの伝統的なカトリック世界では洗礼時の代父・
      代母は第二の父母であり、後見人的な存在として生
      涯にわたり関わりが続いたことに由来している。米
      国のイタリア人移民社会でも本国同様に代父母との
      かかわりが重視されていたため、場合によってはイ
      タリア系米国人社会の実力者であるマフィアのボス
      に代父を頼み、協力を惜しまない代わりに庇護を求
      める歴史的背景がある。



      マリオ・プーゾの原作は組織の首領であるビト・コ
      ルレオーネ(Vito Corleone)と彼の家族の絆に焦点
      を当て、少年時代に父と兄を殺され、シチリアの寒
      村を追われひとりで移住した彼は「家族を守り」「
      友達を信じる」という信条を貫いた結果、政界や芸
      能界、労働組合の奥深くにまで影響力を及ぼす存在
      となる。ドラマは古い価値観が壊れた第二次世界大
      戦直後から始まり、ここではコルレオーネ・ファミ
      リーだけでなく、イタリア人からイタリア系米国人
      への変貌に光を当たとされる。



      『ゴッドファーザー』は単なる組織犯罪やギャング
      の物語ではなく、家族の愛憎とファミリーを守ろう
      とする男たちの姿が主要なテーマ。『Part II 』のビ
      ト・アンドリーニ(Andolini)の名前の少年が家族を
      殺されて逃れ、渡米の際、エリス島にあった移民局
      での手違いから出身地名であるコルレオーネ村を取
      ったヴィト・コルレオーネが名前となる経緯が描か
      れ、役人が異文化の住民の姓名を適当に変えてしま
      うことは移民局ではよくあるという。

       Joseph Bonanno

      原作のモデルのジョゼフ・ボナンノ(Joseph Bonanno
      は、イタリア系犯罪組織コーサ・ノストラの幹部で、
      ニューヨークの五大ファミリーのひとつのボナンノ
      一家の創設者。本名ジュゼッペ・ボナンノ (Giuseppe
      Bonanno
      )。映画をみおえて、父性とは「受動的戦闘
      性」という言葉を思い浮かべ、これは相当本質的な
      ことではないかという思いだ。つまり、辛酸を舐め
      たシチリア住民への家族・親類縁者の防衛システム
      誕生→増殖→硬直→壊死からの予防(自己解体)か
      ら宗教・国家権力へ繋がる永遠のテーマへの漂着へ
      と。



      もうひとつは、ことし訪れたシチリア島旅行の体験
      回帰の懐かしくも切ない旅情がダブり反響し自分史
      を回顧することで、そこからまた増幅し、シチリア
      の風景が儚さを増幅させる。そう思うと、ことし一
      年は、偶然にも、シチリアにはじまり、シチリアに
      終わったんだと切なくもあり、侘びしさと懐かしさ
      が込みあがる。






      【ハイビジョンと視覚最適化】

      テレビジョンの専門家でないのに、膨大な技術に多
      少なりとも知識を持ち合わせているのは、偶然と必
      然の連鎖のお陰だ。ブラビアのハイビジョン映像は
      ミ・ゴ・トだが、こんなことするのも、液晶の応答
      速度が遅いからだが、有機ELになれば、残像・ズレ
      問題は簡単に解決できる。できるが光取出し効果が
      低いので如何に効率を上げるかの別の問題(画素劣
      化→量産化が対応代替に可)が課題となる。何れ有
      機EL表示装置になるのだが、当面は液晶のお世話に
      なる


      【2つの表示技術】

       視覚

      特徴量検出部が、映像信号から映像の特徴量を検出
      し、
      特徴量検出信号を生成する。巡回量設定部が、
      特徴量検出信号に応じて係数を非線形に設定して巡
      回型フィルタ部に供給、巡回型フィルタ部は、係数
      に応じた巡回量で特徴量検出信号のフィルタ処理を
      行う。巡回型フィルタ部は、特徴量検出信号の急峻
      な応答や微小な応答に応じてフィルタ特性が調整さ
      れ、フィルタ処理後の特徴量検出信号を用いて、映
      像処理を行うことで、残像や輝度変化を少なくでき、
      より良好な品位の映像表示が可能になる。
      イメージ ID=000006

      ※特許:P2008-252760「映像信号処理装置と映像信
       号処理方法」


       残像

      動画に対しても静止画と同様の補正を行い、動画時
      の表示品位の低下を抑え、
      フィールド反転駆動方式
      のアクティブマトリクス型液晶表示装置で、入力さ
      れる画像データをフィールドメモリを用いて、画像
      データのフィールド周波数の2倍のフィールド周波
      数の画像データに倍速化し、縦クロストーク補正回
      路で、この倍速化された画像データの単位である2
      フィールドのうち、1フィールド目の情報で、2フ
      ィールド目でクロストーク補正を行い、動画に対し
      静止画と同様の補正を行う。
      イメージ ID=000010


      ※特許:P2007-148054「表示装置および表示装置の
       駆動方法」

      画質が向上するインパクトはモノクロからカラーに
      変わった時のインパクトからすると比べものになら
      ない。やがて、それに熟れてくる。
      今度は相対化し
      画質の悪い表示が敬遠されるのは、良い作品を観た
      いという欲望からで、品質の悪い表示でも接し方で
      問題ないレベルの市場も残るのだろうが、デジタル
      技術がなければ、これ程までも普及しなかっただろ
      うと改めて腑に落とすこととなった。

      MacBook  1984 Apple's Macintosh Commercial





      セイヨウヒイラギ(西洋柊、Ilex aquifolium)は園芸
      用に栽培されるモチノキ科の常緑小高木で、冬にな
      る赤い実が美しく、クリスマスの装飾の定番として
      も使われる。英語名からホーリー(Holly)とも呼ば
      れるが、Hollyはモチノキ属の総称としても使われる
      ので、区別するためにEuropean holly、English hollyとも
      いう。なお、日本に在来のヒイラギはとげの出た葉
      の形がよく似ているので混同されやすいが、モクセ
      イ科に属し、実が黒紫色に熟す、全く別の植物であ
      る。



      どの家庭でも、平坦そうに見える毎日だが、実は阿
      修羅と菩薩が同居して交互に顕れ、わたしたちの日
      常を支配している。車を運転するときも、入浴する
      ときも、食事をとるときも、そして、仕事をすると
      きも或種の緊張をもって行動している。きょうここ
      まで来れたのも君のお陰でと、玄関に掛け替えられ
      た正月リースに気付き詠う。別名セイヨウヒイラギ
      の「ホーリー」。花言葉は「魅力」。

      コメント

      クリスマスローズとサンパチェンス

      2009年12月26日 | WE商品開発



      黒松が 希望ヶ丘に 育ち立つ 小さき頃の クリスマスローズ  




      【環境税時代の知恵】


      環境税(environmental tax)導入が本格化する。これは
      現政権の米軍基地縮小とCO2 排出量削減という大き
      政策課題であり、最初の一歩となり、まじめにいう
      のだが実に面白い。なぜなら、後世に偉業として名
      を刻むことになるのだから。ここで、税制と同時に
      職場・家庭・自治体(→国土産業省・厚労省・総務
      省)の「削減運動グリッド」なる課題を政府が編成
      し、重層的な基本計画をつくるべきだろう。具体例
      として、例えば総務省→自治体→住民参加で削減の
      ロードマップを作成し実行展開するというようにし、
      最終的には、環境税とCO2 排出量削減費用を相殺し
      効果が上がれば、その能力(=努力×時間)に似合
      った分だけ環境税の軽減分を運動体に還元していく
      見える仕組みを構築できれば面白い。



      環境税は2つ手法があり、先ず(1)経済的手法の
      環境税とは、課税そのものによる削減効果を活用し
      た手法
      で、従来主流であった規制的手法ではなく、
      経済的手法で環境問題を解決するために導入される
      税の総称。環境税によって外部不経済が経済の内部
      に取り込まれることが期待される。課税による外部
      不経済を市場内部へ取り込むことを主張したのは、
      アーサー・セシル・ピグー(1920年)であり、ピグ
      ーの提唱した税制を『ピグー税』と呼んでいる。欧
      州の税制中立の炭素税の場合、財源使途は環境に限
      らず、経済的手法としての環境税にあたる。



      次に(2)環境財源としての環境税である。森林環
      境税・産業廃棄物税・水源環境保全税など、地方環
      境税が導入されているが、これらは上記の経済的手
      法としての面だけでなく、財源使途を環境対策にし
      た目的税としての側面がある。これらの地方環境税
      は、地方分権一括法により新設された法定外目的税
      を活用して、創設されている。

      【欧米の環境税制の特徴】



      欧州のいくつかの国々でその導入が検討されている。
      スウェーデン、オランダ、ドイツ、イギリスなどで
      は既に環境税が導入されており、これらの国はいず
      れも温室効果ガス排出量削減を実現している(京都
      議定書#各国の取組状況を参照)ことから、導入を
      検討中の国でも高い効果が期待されるという。化石
      燃料に課税することが一般的だが、スウェーデン
      は再生可能エネルギーに対する減免・還付等を行っ
      ている。なお、得られた税金を地球温暖化対策に
      用いる(特定財源)方法もあるが(日本の環境省は
      この方式による炭素税導入を提案している)、財政
      の柔軟性を削ぐことや、そもそも税の要件(公平・
      中立や財源安定など)にそぐわないという問題もあ
      る。



      ドイツでは環境税(炭素税)導入時に税収の 9割を
      雇用にかかる人件費抑制に充てる(具体的には社会
      保険料の縮減。残り 1割は環境対策に充てられてい
      る)ことで税制中立に配慮しつつ雇用環境改善・失
      業率抑制も実現する工夫がされる。英国は税 (Tax)
      ではなく環境負荷に対する課徴金 (Levy) と位置付
      け (en:Climate Change Levy)、一般財源に組み入れる
      工夫がされている。

      【ペリステラ的税制の特徴】

       南山武志

      日本でも導入が提唱され、与野党で、温度差はある
      ものの、議論は進められている。日本経団連では、
      エネルギー課税は既に過重である等として新規の環
      境税の導入は反対している。一方で、既存エネルギ
      ー課税の環境対策への転用を認めている。2008年9月
      には、道路特定財源の一般財源化に伴い、既存のエ
      ネルギー課税と組み合わせて、使途を環境対策に組
      み替える考えを示し、容認に転じている。日本商工
      会議所環境と経済の両立を阻害するという理由によ
      り、「導入に当たっては極めて慎重な検討が必要で
      ある」として、「まず環境税ありきとする議論には
      絶対反対」との姿勢を取っている。こうした政財界
      の対応に対して、NGOなどから批判的意見が出され
      ている。一方、日本税制改革協議会(JTR)は「税で
      環境をよくすることはできない」として環境税に対
      して批判的である。 なお、経済同友会のように税
      制中立や関連税例の一括見直しといった条件付きで
      導入に含みを持たせているところもある。



      9月22日、鳩山首相はニューヨークの国連本部で開
      かれた気候変動首脳会合で「CO2 をはじめとする温
      室効果ガスを、2020年までに1990年比で25%削減す
      る」と演説した。12月22日の「平成22年度環境省税
      制要望
      」では、(1)原油、石油製品(ガソリン、
      軽油、重油、灯油、航空機燃料)、ガス状炭化水素
      (天然ガス、LPG等)、石炭を対象に、輸入者、採
      取者の段階で課税(石油石炭税の納税システムを活
      用)(2)ガソリンについては、(1)に加え、ガ
      ソリン製造業者等の段階で課税(揮発油税の納税シ
      ステムを活用)となっている。地球温暖化ガスを排
      出するすべての化石燃料に、新たな税金がかけられ
      ることになる。税収の総額は2兆円。ちなみに、石
      炭は現行石油石炭税に比べ4.9倍、天然ガスは同3.6
      倍、石油は同2.4倍の課税額となる。環境省案では、
      これを来年2010年4月から実施としている。実施に
      当たって、負担増に対する不安を解消するためにも
      「地球益」が損なわれることの損失(環境負債)を
      含めた「Goods vs. Bads」を丁寧にオープンに予測す
      ることが前提となる。このブログでも再三掲載して
      きたが、環境対策(環境推進)は「文質淋淋型」の
      公共投資であり、内需拡大であり、成長戦略である
      ことをここで再確認したい。
       



       
      【サンパチェンスの実力?】

       浦野豊

      サカタのタネが販売する花苗「サンパチェンス」に
      は、名前の由来「Sun(太陽)+Patience(忍耐)」のと
      おり、夏の強い日ざしに耐え、風雨にあたっても花
      が長持ちする。生育も旺盛で、露地植えにすると高
      さ約1mもの大株となり、花径約6cmの大ぶりの花を
      咲かせるたくましく美しい植物だが、 西村いくこ
      グループの発見「植物の表面にある二酸化炭素を吸
      収する穴-気孔の数を増やす方法」(『アジアンタ
      ムと究極の成長戦略
      』)の1つの狙いのCO2 吸収能
      力の増進効果があり「環境浄化植物」として注目さ
      れている(2008年03月25日)。



      東京大学 農学博士の浦野 豊との共同研究で、サン
      パチェンスのCO2 吸収能力が他の植物に比べて極め
      て高いことが実証された。吸収能力を発揮するのは
      CO2 だけではない。自動車の排ガスに含まれる二酸
      化窒素やシックハウス症候群の原因物質ホルムアル
      デヒドまで吸収する。その吸収能力は、従来の園芸
      植物との比較で、CO2 が4~6倍、二酸化窒素が5~8
      倍、ホルムアルデヒドは3~4倍。さらに、サーモカ
      メラを使った実験では、夏の高温時での、サンパチ
      ェンスの「打ち水」効果による気温降下能力も認め
      られたという。

      サーモカメラを使った実験結果

      楽しんだ後の『サンパチェンス』を、ゴミとして捨
      てたり、燃やすのではなく、土壌に還元し、その有
      機物を新たな植物の栄養分として、リサイクルする
      には、堆肥化することで、冬の間に炭素の固定する
      ことが条件となる。我が家(5名)のCO2
      の発生量
      の試算結果、スギの吸収量500~800本相当するがわ
      かった。単位面積当たりサンパチェンスの能力はス
      ギ(2年生)を2割程度上回る。できれば自治体レ
      ベルで育成運動を展開してみてはどうだろうかと考
      えている(ワンコイン苗生育運動)。



       【発注方法】



      インパチェンス

      インパチェンス(学名:Impatiens walleriana)とはツ
      リフネソウ科の植物。別名、アフリカホウセンカ。
      花を観賞する園芸植物である。本来インパチェンス
      (Impatiens)とは、ツリフネソウ属のラテン名だが、
      日本でインパチェンスというとアフリカホウセンカ
      の意味で使うことが普通である。開花期間が長く、
      初夏から秋にかけての夏の花壇材料として利用され
      る。また日陰でも花を咲かせるので、日陰のガーデ
      ニングでは重宝される。一年草であるが、こぼれ種
      でも増えるほどの増殖力がある。


       

      ヘレボルス(Helleborus)はキンポウゲ科のクリスマ
      スローズ属に分類される植物の総称。ヘレボラスと
      もいう。「クリスマスローズ」という呼称はクリス
      マスのころに開花する「ヘレボルス・ニゲル」だけ
      を指した呼称であるが、日本の園芸市場では「レン
      テン・ローズ」と呼ばれる「ヘレボルス・オリエン
      タリス」なども「クリスマス・ローズ」の名前で出
      回る。「チベタヌス」が中国の四川省から雲南省に
      かけて自生しているのを除けば、15の原種の全てが、
      東ヨーロッパからバルカン半島からトルコ、シリア
      に自生している。



      門松用の黒松の調達に希望ヶ丘に、仲間とともにト
      ラックで行くが、30年前の建設当時や、家族連れで
      遊びに出かけたと楽しく話しながら、当時が愛おし
      く思い出された。品種改良は主にイギリスで進めら
      れた。「クリスマスローズ」という呼称も「イギリ
      スのクリスマス」に開花するという意味である。夏
      は休眠状態となり根は活動を休止し、呼吸している
      だけの状態となる。可憐な花「クリスマスローズ」。
      花言葉は「追憶」。

      Pinus massoniana SZ114.png クロマツ

      コメント

      ポインセチア、年賀状遅れる

      2009年12月25日 | 知財安全保障


      兎も角も 無事に向かえる クリスマス ポインセチアは 赤々と燃え


        Hydrogen-fluoride-3D-vdW.png HF

      新幹線で米原、そして、近江長岡で下車し、アポロ
      ーンの紹介で、伊吹山麓のアルマイティの庵をベゴ
      ニヤが訪れた。ベゴニアは、昨日の大阪市淀川区の
      森田化学工業事業所で鉄製タンクが爆発し4人が死
      亡した事故について、どう思うのかと切り出した。
      三フッ化ホウ素は水との化学反応でフッ化水素酸
      を発生する。フッ化水素酸はさらに鉄と化学反応し
      て水素を発生させる。タンクは鉄製だったから“河
      童の川流れ”やね。洗浄不足でフッ化水素酸が残留
      したのと違うかなぁ。

      Fe 2HF    FeF2H2



      尤も、森田化学工業は、ステファケミカル等の化成
      メーカでいまブームになっているハイブリッド車用
      のリチウム二次電池用のフッ酸化合物の増産に加え
      半導体用のフッ酸化合物の生産が堅調な上、フッ酸
      廃液リサイクルなど忙し過ぎるので経験上、安全が
      手薄になってしまう」と話すが、ベゴニアにはチン
      プンカンプンだが、「リチウム電池は充電できるの
      ね。それで?」と繋いだ。



        

      アルマイティは肯き、「三フッ化ホウ素の製法だが、
      非水溶液法とと湿式法とがよく知られている。非水
      溶液法は、有機溶剤、例えば、エーテルなどの三フ
      ッ化ホウ素と錯化合物を形成した溶媒中にフッ化リ
      チウムを作用させて無水ホウフッ化リチウムをつく
      る」「火事ですね」「そうだ。非水溶媒へのフッ化
      リチウムやホウフッ化リチウムの難溶性で、純度が
      悪く、火災などで危険だ。一方、湿式法はホウフッ
      酸溶液に炭酸リチウムを作用させてホウフッ化リチ
      ウムをつくるが、生成する塩(LiBF4 ・H2O)の脱水
      のために200℃程度の加熱が必要だが、折角のホウ
      フッ化リチウムが分解し、純度が低下する上に数千
      ppmの水分は残る。




      高重純度に効率よくリチウム電池用の電解質として
      重要な無水ホウフッ化リチウムをつくるには、無水
      フッ化水素の存在下に、フッ化リチウムと三フッ化
      ホウ素とを反応させる。ホウフッ化リチウムを、無
      水フッ化水素と作用させ、さらに、200℃付近から熱
      分解が始まり、350℃以上では、LiFに相当する約20
      %の重量が残りるが、水が存在しないので、加水分
      解が起こらない
      。余剰のフッ化水素は、低い温度(
      50℃)で容易に除去でき、ホウフッ化リチウムの
      熱的分解が避けることができ、脱離したHFの跡には
      微細孔となり容易に乾燥できるという」。

      LiBF4 ⇔  LiFBF3

      ※ガス導入管、窒素気流口、排気口及び攪拌機を備
      えたフッ素樹脂容器に、無水フッ酸入れ、-10℃に
      冷却してLiFを加えて溶解させた溶液にBF3を通して
      反応させ、15℃に加温溶解後、-20℃に冷却。ろ過
      分離し加熱乾燥→特許:P1998-95609A「ホウフッ化
      リチウム・1フッ化水素塩及びその製法、並びに、
      それを用いた無水ホウフッ化リチウム」(森田化学
      工業)
      イメージ ID=000002
      イメージ ID=000006
      ※特許:P2005-26088「 リチウム電池の処理方法お
       よびリサイクル方法」(トヨタ自動車)



      なるほど、その道は険しいですねとベゴニアがいう
      と、アルマイティは、平坦そうに見えるがそれが王
      道と説く。“知力の剣”をえるには見えぬ背景を見
      抜く透視術がいることをベゴニアははじめて知るこ
      とになる。例えばと彼は続ける。「葉型自動水やり
      装置」(上図参照)は空気から水を収集してくれる。
      電源を入れて、葉の形をした装置を土中に挿入すれ
      ば、空気から水を取り出して、自宅の植物に水をや
      ることができる。旅行などで留守をする時の水やり
      もこれで安心。長期の旅行でも水やりの心配ないと
      いう代物だが、ソーラセルの電源で土壌水分センサ
      と連動させると農産物の生産に用いれば無人化に役
      立つという。



      また、新型シャワーは(上図参照)、制御装置がパ
      イプに付き、上から下までのノブがコントローラし
      水温、時間、水圧の調整を行う。ノブの操作で位置
      調節やノズル角度が調節できれば、立ったままや座
      った状態で使用でき、いま流行のマイナスイオン水
      粒やマイクロバブルを発生させことができれば大ヒ
      ット間違いないといい「必要は発明の母やね」と括
      り、最後に彦根の住むコキノダイモナスを紹介した。




      旅人の 宿りせむ野に 霜降らば 我が子羽ぐくめ 天の鶴群
       
                        遣唐使の母 /万葉集 



      銀も 金も玉も なにせむに 優れる宝 子に及かめやも

                           山上憶良 
       

      コキノダイモナスとベゴニアは夢京橋にいた。陶舗
      『こいで』でショットグラスを物色した後、十王の
      名水の近くの庵でひとしお「Blanto」バーボンを飲み
      干しながら、ティンカーベルとシェルが騒ぐ中、ま
      だ見ぬ“知力の剣”について話しを交わしその日を
      終えることとなった。



       

      【M氏への返信:バイオマスアルコール】

      早速のご提案ありがとうございます。

      面白いですね(超音波/減圧蒸留/ガス液分離膜な
      どの比較検討がいります)。

      ※「超音波霧化分離

      バイオマスアルコール問題は3つあり、1つは、ポ
      ストCOP15への取り組み、2には国の政府的先
      導の如何。3つめは、1㍑当たり百円の壁を如何に
      突破するかだと。釈迦に説法ですがね。

      追伸

      環境投資は、長期的視点が大切ですが、忘年会でお
      配りしたものは、医療・福祉・エネルギーを包括し
      た日本企業への投資をカテゴリ・クラスタとしてま
      とめたもので、千株単位ても全部に投資すれば5千
      万円近い金額になりますが、リスクが絶対ないとい
      えませんが、堅実な投資だと確信しています。それ
      と来春になれば「一期会」も企画しましょうか。


                                  




      ポインセチア(英名 poinsettia)はトウダイグサ科ト
      ウダイグサ属の植物。常緑性低木。葉は薄く、楕円
      形。花はいわゆる杯状花序である。花びら等は存在
      しない。その下に着く葉の形の包葉が赤く染まるの
      が鑑賞の対象となる。その赤さはキリストの血の色
      に例えられる。原産は中央アメリカ(特にメキシコ)。
      ポインセチアという名前の由来はアメリカ合衆国の
      初代メキシコ公使であったJ・R・ポインセットによ
      る。原産国とされるメキシコ合衆国では、「ノーチ
      ェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれる。日本には明治時
      代に来た。和名はショウジョウボク(猩々木)。大
      酒飲みの赤い顔が似ていることから名付けられたと
      いう。観葉植物として、クリスマスの時期にあわせ
      て短日処理をして、紅葉させて緑色の葉色とのコン
      トラストを楽しむ。増やし方は、水を張った容器や、
      土に挿し木をすれば発根する(水に挿す場合は、水
      に挿す前に切り口から出る乳液状の樹液を拭き取っ
      ておく。メキシコ原産の「ポインセチア」。花言葉
      は「祝福」。





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      樅の木とハーバルなイブ

      2009年12月24日 | WE商品開発



      歳多し 集落の願い 託したく 子等は少なし 頼る樅の木 


      【ポテトのローズマリー風味ソテー】

       ベゴニアの地

      「きょうはクリスマス・イブだね」
      「どうしたの?」
      「山下達郎が歌っていたっけ?」
      「そうよ・・・。シャンパンを買ってくるからね」
      「・・・。それじゃ、ふたりだけのイブにしょう」
                        
      「ギョ!」
      「そっかぁ、子供達といっしょにシャンパンを飲
       もうっか?」
      「だめ、ヽ。残業で遅くなるから」
      「そういえば、柴原も台湾の出張で正月はないか
       もしれないといってたし」
      「仕事があるだけでもましよ」
      「ひどい世の中だ!」
      「これから、買い物に出かけるからね」

       マツダ・AZ-ワゴン

      (彼女のAZワゴンが出て行く音がする)

      「そういえば、女戦士ベゴニアの好物はポテトの
       ローズマリー風味ソテーだったけ・・・」






      地中海沿岸堆万原産のシソ科カンファー系の強い
      香りで、記憶力を改善するハーブ?として、思い
      出というローズマリーだが、老化防止のハーブと
      して化粧水などにも利用されているという。因み
      ちなみに、14世紀に作られた世界初の化粧水ハン
      ガリーウォーターはローズマリーの精油から作る。

      ChristianBauer flowering rosemary.jpg

      調理して肉料理やじやかいも料理、パンやクツキ
      -などに入れる。消化促進や口臭防止などの効果
      があり、食後のハープティーとして、ハーバルパ
      スに使えというから万能だ。




      馬鈴薯は洗って皮つきのままぬれたペーパータオ
      ルとラップフィルムで包み、電子レンジで3分加
      熱し、上下を返してさらに3分加熱する。皮をむ
      いてひとくち大に切る。フライパンにバターとオ
      リーブ油を熱し、ローズマリーの葉をちぎって入
      れ、こんがりときつね色になるまで炒める。塩で
      調味し、胡椒を多めに挽いて仕上げれば完成。勿
      論、タジン鍋とオーブン電子レンジを使い、予め、
      鈴薯の皮を剥き、ひとくち大にして、仕上げる
      ことも可能だ(『蛇の髭とタジン鍋&全麺革命』)。
      実にシンプルだが、ベゴニアはことの他、大好物
      なのだ。



      【ハーバルな日々】





      ハーバル(herbal)とは、薬草を用いたという意味
      だが
      herball と書き間違えると「酒乱」となるので
      要注
      意。流行している。ところで、ハーブが含む栄養衛生
      工業製品市場の昨年度は、約24兆円まで拡大し、今年も
      新インフルエンザの影響もあり、さらに増進
      見込みという
      abt. 8%増の26兆円)。



      The global recession did its best to tear away at nutrition
      industry sales last year, but growth continued in the vast
      majority of markets — with China, Latin America, Aust-
      ralia/New Zealand, Eastern Europe/Russia and the Middle
      East each achieving double-digit expansion in 2008.
      According to Nutrition Business Journal estimates, total
      global nutrition industry sales increased 8% to $270 billion
      in 2008, and sales are expected to rise another 6% to
      10% this year. On the supplement front, the outbreak of
      the H1N1 flu pandemic, which surfaced in Mexico in
      April 2009 and touched nearly every country in the world
      by August, is helping to lift sales all over the globe.



       



      そう言えば、ローズマリーのハーバルバス(薬草
      風呂)は長男が勝手に買って使用しているので、
      自動的に毎夜ハーバルエセンシャル風呂に入って
      いるわけで、その時、ティンカーベルが訪れ、入
      浴中の回りで騒いでいろんなことを話しかけてく
      るんだが ^^;。ところで、12月はお酒の量が増え
      肝臓が疲れているので、ハーバルティとしては、
      (1)スペアミントをベースとして、ネトル、ハ
      ードドック、マリーゴールドローズヒップ、ワイ
      ドストロベリーの二日酔いに、(2)(1)のベ
      ースをダンディライオンに代え、アーティチョー
      クを新たに加えることで肝臓強化のお茶にして用
      いることができるので早速、試飲の予定に入れる。


       

      もう2つ、ハーバルフルなことを。1つはバーニ
      ャカウダ。イタリア・ピオモンテ州を代表する冬
      の野菜料理。ピエモンテ語で「バーニャ」は「ソ
      ース」「カウダ」は「熱い」を意味する。テーブ
      ルの上でアンチョビ、大蒜、胡桃(オリーブ油)、
      牛乳、バターなどを混ぜ合わせ温め、ジャガイモ、
      カブ、セロリ、カリーフラワーなどの野菜を浸し
      食べる
      冬のヘルシーでパワー料理。2つめはオリ
      ーブオイルスプレッドで(オリーブオイルを固め
      たもの)、ちょっとした発明品だが儲かる話し。

       




      トランス脂肪酸またはトランス型不飽和脂肪酸(
      trans fat / trans-unsaturated fatty acids; TFA)は構造
      中にトランス型の二重結合を持つ不飽和脂肪酸。
      天然植物油にはほとんど含まれず、水素を添加し
      て硬化したマーガリン、ファットスプレッド、シ
      ョートニングなど(硬化油)を製造する過程で発
      生する。多量に摂取するとLDLコレステロール(
      悪玉コレステロール)を増加させ心臓疾患のリス
      クを高める
      といわれ、2003年以降、トランス脂肪
      酸を含む製品の使用を規制する国が増えている。
      その理由、食品は時間経過と共に酸化するがリパ
      ーゼという脂質を酸化させる酵素による加水分解
      するが、モノグリセリドの添加で脂質加水分解を
      抑制でき、高濃度93~96%含まれことで固体化し、
      安全なシス型グリセリド食品にできる(※特許:
      特表-2002-534070「食品スプレッド」 参照)。


      モミ

      樹高は40m にも達するものもある。モミ属全般に
      樹皮が白っぽい灰色である樹種が多いが、モミの
      樹皮はかなり茶色がかっている。日本のモミ属中
      ではもっとも葉が大きくて硬い。若枝には軟毛が
      生える。葉は細くて固い針状で、先端は二叉して
      鋭く尖るが、老木では先の丸まった葉をつける。
      球果は10~15cmと大柄で、はじめ緑色、10月頃成
      熟すると灰褐色になる。成熟すると鱗片が脱落す
      るので、松ぼっくりの様にそのままの姿で落下す
      ることはない。リスなどがその種子を好んで食う
      ので、樹下に青い鱗片が集まって落ちているのを
      見ることがよくある。クリスマスツリーの「モミ」。
      花言葉は「誠実」「気品」。

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      カトレアと先進H&S料理

      2009年12月23日 | 創作料理



      寒風に 解き放たれし ペリステラ カトレア咥え なおも羽ばたく




      南草津の忘年会は散々だった。飲み放題+赤鍋で値
      段が安いが、かき入れ時でサービスが行き届かない
      上に、メインのホルモン野菜鍋にはほとんど閉口。
      デフレとはいえ若者の胃を膨らますにはいいのだろ
      が同情を禁じ得ずと感想封じ、元の職場の後輩とい
      っしょに帰って来た。朝から宇尾白山の次年度の役
      員体制告示版を作成掲示。なぜか、境内を眺めなが
      ら、小さいながらも神性が発露した造園をしたいと
      思った。




      【ハーブ&スパイス料理の創作】



      「継続は力なり」とはうまくいったものだと1年を
      振り返り思う。まったくの素人が気がつけばあっと
      言う間に専門的な勘の付け所が身についたようだ。
      これも『デジタル革命』の恩恵の賜と感謝したい。
      ところで、我が家では、バジル、ロケット、フェン
      ネル、レモングラス、イタリアンパセリ、ローズマ
      リーがよく使うが、ミント類の使用は少なく、香り
      だけを楽しんでいる。来年度はカーリーミントとワ
      イルドストロベリーを集中して育成するが景観と香
      りを楽しむためで食くするためではない。

      MacBook  1984 Apple's Macintosh Commercial


       Oregano

      【あじのフェンネル焼き】

       W uikyou2101.jpg Fennel

      若い葉および種子(フェンネルシード)は、甘い香
      りと苦味が特徴で
      消化促進・消臭・肥満防止に効果
      があり、
      香辛料スパイス)、ハーブとして、食用、
      薬用、化粧品用などに古くから用いられるフェネル
      と青魚の相性は極めてよく、鯵、鰯の焼き料理に使
      われる。鯵のフェンネル焼きは、
      鯵のゼイゴと鱗を
      取り、鰓と
      腸も取り除く
      、塩、胡椒して10分ほどお
      き、水気を取り、フェンネルの葉(10cm)を目から
      詰める。
      220℃のオーブンで15分焼く。フェンネルの
      葉を布いて、オリーブオイル、バルサミコ、檸檬汁
      を適量かけ、ビールといっしょに?頂く。尚、芳香
      の主成分は
      ネトールt-anethol、C6H4(OCH3)C3H5)。

       091207

       【
      クロピラリドの脅威



      話しは逸れるが、輸入牧草に農薬クロピラリドが含
      まれ、牛などの糞に含まれ日本で生育している植物
      に障害を与えているという。農薬を使わない先進的
      な農耕技術の開発整備(来年度の試験菜園計画)を
      急がなければ。「継続は力なり」だ。

                                             
      【納豆とネギ焼き】

      Allium schoenoprasum(01).jpg Chives  

      イタリアネギといえはチャイブだろう。和風ハーブ
      ファーストフードを推奨するとすると、納豆入り
      ネギ焼きをお勧めする。大きさは小判型ピザをイメ
      ージし、納豆、ネギ、小麦、玉子をベースとして、
      烏賊、豚肉、蒲鉾、竹輪、餅、アンチョビ、チーズ
      キャベツなどをオプションとし、サラダ油(オリー
      ブオイル)、練り辛子、醤油た「ダイエットで健康
      的なお好み焼き」でホットドックのようにして手づ
      かみで食べる。これで世界のファーストフード市場
      規模14兆円(予測)の5%、7千億円程度潜在的
      市場がある。実に面白い。
                      

      【四川風餃子鍋】

       


      次に、得意のヘルシーで低コストな内鍋料理だ(『
      金魚草と愛しき常夜鍋たち』)。まず、水ギョーザ
      の皮を作る。エビはサッと洗って背ワタを取り、粗
      みじんに切る。生しいたけ、たけのこ、長ねぎも粗
      微塵切りし、たけのこはサッとゆでる。包んでたっ
      ぶりの熱湯でゆで、ざるにあげる。レタスは大きく
      ちぎり、長ねぎは5cm長さに切って半分に割る。春
      雨はかためにもどす。
      シャンツアイだれ(赤唐辛子、
      ニンニク、生姜、醤油、ごま油、砂糖、酒)を作る。
      鍋に
      鶏のコンソメ(「コンソメ・ド・ボライユ」)
      に豆板醤、ごま油、醤油、酒を加え煮立て、牛肉や
      クレソン(ホウレン)をスプにくぐらせてしやぷし
      やぶ風にする。水ギョーザは鍋の中で温める程度に
      煮る。肉や野菜、水ギョーザにのたれをかけ、好み
      でレモンをしぽるり完成です。







      Cattleya gaskelliana.jpg

      カトレヤ(カトレアとも。Cattleya)とは中南米原産
      のラン科植物の1つの属、あるいはその近縁属との
      交配品種を含む1群の植物である。美しい花を咲かせ
      ることからよく栽培され、最も有名な洋ランである。
      洋ランの女王とも言われる。花は偽球茎の先端から
      出て1~数輪つく。外花被はやや細い楕円形、側弁
      は幅広い楕円形、唇弁の基部は蘂柱を包むように両
      端が上に曲がって筒状になり、先の方では卵形に広
      がり、周囲はひだになってうねり、中央は濃く色づ
      くものが多い。花びらは大きく開き、正面を向く。



      【進化する鳩】

      マスコミの論調からずれているのは、これまでの経
      験から悪くない。まったく健全で、右へ倣えの金太
      郎飴は、面白くない。ぶれる発言は時系列を追って
      みるとプロセスを正確に語っている証で、優柔不断
      とは異なる。発言する言葉も、とても丁寧だし冷静
      だ。予算が早期成立すれば、再び、円陣を組み、マ
      ニフェストの検証と戦略を練り直してリスタートす
      れば、長期安定政権になると、そんな視点でみてい
      る。色は白からピンク系のものが多く、非常に華や
      かで美しい。中南米原産の「カトレア」。花言葉は
      「優雅な女性」。

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      クリスマスキャロルのヤドリギ

      2009年12月22日 | 知財安全保障



      溢れ出て 掬えぬものを 宿り木の 蔓で括りて 座に集まりぬ




      【ヤーヌスを向かえる女戦士ベゴニア】

       ヤヌス神

      曾根崎で育つたので、近くの太融寺でラジオ体操、
      天満天神綱敷天神お初天神堀川戎神社等や、
      旧読売新聞(よみうりゴルフガーデン)横の東
      田教会
      でミサと宗教行事に事欠かなく漬っていた
      記憶がある。取り分け、正月には父親に連れられ、
      清荒神伏見稲荷石切神社成田不動尊と神社
      通い三昧でよくも年中忙しいく働いている親父な
      のにと、いま思うと不思議なぐらいだ。さらに、
      クリスマスシーズンになれば遊興街は、連日お祭
      り騒ぎで曾根崎の幼稚園・小学校の境界壁の小さ
      な排水溝の汚れを見ながら通った記憶がよみがえ
      る。翻って、彦根の子供達は、ず~っと静かな年
      末正月を迎えている。


      赤鼻のトナカイみたいな顔のまま私にキスで風邪をうつして

                          
      微熱の方程式



      つまり、タカアンドトシの漫才の「欧米か!」じ
      ゃなく「欧米化」進行の最中にあったわけで、そ
      の最頂点として
      稲垣潤一の『クリスマスキャロル
      の頃には
      』があった様に思う。勿論、クリスマス
      ソング
      の流行はビング・クロスビーの『ホワイト
      クリスマス』にはじまり、どうしょう?
      マライヤ
      キャリー
      の『恋人たちのクリスマス』まで、いろ
      んなものが消費されてきた。稲垣潤一の歌が流れ
      ていた土地不動産バブルが崩壊していたころで、
      IT関連器機製造向けの装置・部品を生産してい
      たわたし(たち)の職場は休祭日返上、不夜城さ
      ながらの活況が続く。その結果は?勿論、日本の
      独自政策の<創制>に行き着く。

      1940年 


      もう少し言うと、欧米化の勢いがとまりやがて退
      潮に入ると考えた。現実はクリントン大統領の中
      道寄りの住宅資本主義政策と情報通信産業→金融
      工学を駆使した欧米型金融資本主義の隆盛に繋が
      り長いトンネル状態に入る。稲垣の歌(作詞 秋
      元康/作曲 三井誠)が象徴する「邂逅・別離」
      に気付かなければならなかった。1994年の年末は、
      その意味で決定的なも年となり、
      リバタリアニズ
      ム(自由至上主義
      )をはじめとする新自由主義や
      矢内裕幸の『環境哲学-欲望のやすらかな眠り』
      を代表とする環境リスク本位制の考察、また「定
      年制延長」をはじめとする少子高齢化社会などの
      下部構造の変容の考察を猛スピードで行っていた
      時期でもある。

      [表紙]ミトラス教

      サトゥルヌス祭。つまり、クリスマスが冬至の時
      期に定まる4世紀頃まで、ローマ帝国では、いく
      つかの東方や地中海沿岸諸国の太陽信仰の影響を
      受け、ローマ市民の生活に関わる農耕の面でも、
      冬至までに短く弱くなる昼の太陽を、農業を司る
      神サトゥルヌス (クロノス) が下降を食い止め復
      活させることを祝う、サトゥルナリア (サトゥル
      ヌス
      Saturnalia) があり、12月17日から24日まで
      の一週間休みとなり大騒ぎして祝ったとされる。
      現代で行われる常緑樹を飾ったり、プレゼントを
      贈った風習が見られ、12月25日を「太陽が甦る日」
      とするローマ帝国で先行したミトラス教として12
      月25日の祭日としてキリスト教と重ねることにな
      る(『ベゴニアの可憐な闘いのはじまり』)。

      Saturno devorando a sus hijos.jpg

      できることなら、ゴヤの「我が子を食らうサトゥ
      ルヌス」に、小熊を食らう北極熊のようになりた
      くない(『アナナスはエロスか』)。そのために
      矢内裕幸の『環境哲学-欲望のやすらかな眠り』
      ではないが、内には、コポレートガバナンス(広
      義の組織体の内部統治)の優先、外に向かっては
      地球益を念頭にした『贈与経済』社会規範(これ
      が「鳩山イニシアティブ」とするのもよし)の先
      頭に立つことが、この郷土人(くにびと)に住む
      大義であり、そこにむけた総力の結集が、今回の
      「政権交代」の意味ではないのかと、話しはまた
      硬くなくなった ^^;。

      7 Hügel Roms.jpg

      さて、ここから、クロノス(サートゥルヌス)を
      イタリアに向かえに行ったヤーヌス(→成長戦略
      としての『双頭の狗鷲』)のごとき、この世界を
      切り開き実現すべく、可憐な女戦士ベゴニアの闘
      いの神話がはじまるのである。まず、建築家、磯
      崎新の手になる現在のカンピオスの丘、「つくば
      センタービル」のアポローンを訪れることとなる。

       Tsukuba Center building

      「無知が栄えたためしなし」(カール・マルクス)
      を座右の銘とするアポローンは、膨大な知の堆積
      から、汝の必要とする知識を拾い上げ、それを鍛
      錬し知力の剣とせよ。そして、それを2つにわけ、
      1つは円卓会議(Roundtable)に附してこの知財
      群(Goods)を公開し、必要とする郷土人(くに
      びと)が了とする値段で分け与える。請われれば
      ともにその知財群の展開を産助する。もう1つは、
      内容を公開することなく、関係する郷土人が互い
      に協定を結び、円卓会議(Roundtable)にその協議
      プロトコルを報告し、知財群(Goods)の展開を産
      助する。万が一関連する郷土人が法を犯したなら
      ば、関連損失額(時価)の2倍以上額を重罰を過
      料する。その規模は、円卓会議の審査所(Coat)
      規則に則り処罰することをベゴニアに約束した。


      Mistel 2002.jpg

      ヤドリギ類(宿木類)はビャクダン目に属すビャ
      クダン科・オオバヤドリギ科・ミソデンドロン科
      の寄生植物の総称。いずれも樹木の幹や枝の中に
      根を下ろした灌木のような姿の植物である。緑の
      葉を持っているものが多いので、半寄生植物。本
      来ヤドリギを意味する英語 "mistletoe" は、ビャク
      ダン科で唯一グレートブリテン島およびヨーロッ
      パ原産のオウシュウヤドリギ(学名 Viscum album
      を示すという。年末となり慌ただしくなる。今日
      は、忘年会の集まりがあるので、ブログを早めに
      あげる。そんな歌を描く。日本全土に分布する「
      ヤドリギ」。花言葉は「征服」。

      コメント

      ベゴニアの可憐な闘いのはじまり

      2009年12月21日 | 贈与経済



      美しき国を 無邪気に読んでいた 北のベゴニア ジョージ・ガール 




      Judith Durham (The Seekers) interview - Today show, June 16 2009

      シーカズのジョージ・ガールは、高校の時にヒット。
      1966年出身のオーストラリアでヒットチャート1位、
      英国で3位、翌年米国で2位を記録する。彦根で「
      はしだのりひことジューベルツ」が演奏会で歌って
      いた印象が残っている。歌詞は、無邪気なジョージ
      に早く成長したきみが見たいんだと、暖かく見守り
      応援するような、そんな清々しい歌詞が受けたのだ
      と思っている。

        The Seekers


      Hey, there Georgy, girl,
      Swingin' down the street so fancy free.
      Nobody you meet could ever see,
      The loneliness there,
      Inside you.

      Hey there Georgy, girl,
      why do all the boys just pass you by?

      Could it be you just don't try,
      Or is it the clothes you wear?

      You're always window-shopping,
      But never stopping to buy.

      So, shed those downy feathers,
      And fly, 
      A little bit.

      Hey, there Georgy, girl,
      There´s another Georgie deep inside,
      Bring out all the love you hide,
      And, oh, what a change there'd be.
      The world would see, a new Georgy, girl. 

      Hey, there Georgy, girl,
      Dreamin' of the someone you could be.
      Life is a reality,
      You can't always run away.

      Don´t be so scared of changing,
      And rearranging yourself, 

      It´s time for jumping down
      From the shelf, 
      A little bit.

      Hey, there Georgy, girl,
      There´s another Georgie deep inside,
      Bring out all the love you hide,
      And, oh, what a change there'd be.
      The world would see, a new Georgy girl.


      *Hey there, Georgy, girl.
        Wake up Georgy, girl.

      * refrain


                           GEORGIE GIRL
               Written by: Jim Dale & Tom Springfield
                                    


      マネー資本主義
      ウォール街の“モンスター”
      バブルは再び起きるのか


      さて、本題だ。NHK放送の『マネー資本主義』を
      観て性懲りなく、グローバルマネーを独占しようと
      画策する勢力の動きに警告が必要だという思いに駆
      られていると、なぜかジョージ・ガールの曲が聴き
      たくなった。「おい、おい、それはなしだぜ!」、
      いま必要なのは「ジョージ・ガール」のような心を
      取り戻し、マネー、いや、マイルド・ロンダリング
      し、世界の幸福に貢献するような金融商品をシーク
      (探求)しろよと、マジ、思った、わ・け・だ ^^;。



      【緑の資本論のご託宣とは】

      それでは、英米金融資本主義の失敗から学び、わが
      国として自律的な金融・財政政策を、或いはその根
      子の運用原理を打ち据えることができるかと自問す
      る(「思想はつまらない」が口癖の松岡正剛のイス
      ラム経済に対する切り口も参考になる)。なにか手
      がかりと探したら「中沢新一の『緑の資本論』」に
      漂着したのであった ^^;。とはいえ、中沢新一との
      出会いは「テクーネかピレーネか」の現代の半導体
      技術の基礎が版画(技術かエロスか)にあったとい
      う日本文化の深層を探る対談以来の出会いからの熱
      心といえない読者でいたから、過去何度もこのブロ
      グでとりあげているので(『白梅と政治の季節』)、
      内容を読んではいないが目星がつくというものだ。
      尚、以下の下線は小生。

       ムハンマド・バーキルッ・サドル 著 黒田 壽郎 訳 

      話しを戻そう。中沢の主意は、イスラームとキリス
      ト教。同じ一神教的世界にありながら、その経済思
      想には重大な差異がある。イスラーム的貨幣論は、
      「一」を意味する「タウヒード」の構造によって組
      み立てられ、徹底した唯一神信仰によって利子を厳
      禁するが、キリスト教的貨幣論は「三位一体説」に
      もとづく増殖性を秘め、資本主義と極めて親和的で
      あるとし、この両者の圧倒的な非対称が世界の現状
      を理解する鍵であり、イスラームは資本主義にとっ
      てその存在自体が一つの経済学批判であることを、
      『資本論』の核心である価値形態論を再構築するこ
      とによって炙り出すことにあり(松岡正剛『千夜千
      冊』でサミュエル・ハンチントンがイスラム資本主
      義と儒教資本主義は、アングロサクソン型の資本主
      義やライン型の資本主義とはまったくちがっている
      のだから、これらはいずれ正面衝突するだろう、と
      『文明の衝突』で言ったようなことがおこる
      とは、
      思わない。ハンチントンがイスラム経済をちょっと
      でも理解しているとも思えないと指摘)、イスラム
      教の利潤否定の思想を<鏡>に、『資本論』の核心
      である価値形態論を一神教的に再構築することで、
      自壊する資本主義からの脱出の道を模索することに
      ある。

      توحيد,

      「危ないなぁ」。読みもしないで引用にたよるのは
      と思いつつも、前出の解説を鵜呑みする(下線は小
      生)。

      マルクスの「聖霊」。資本主義の社会に、多数の「
      聖霊」が徘徊しているのだ。マルクスは商品に内在
      する「聖霊」的な活動を、除去することのできない
      ものとして、それを出発点にして、資本の分析を開
      始している。それによって『資本論』の分析は成功
      をおさめたのだが、資本の解明の仕事自体が、一つ
      の循環論の中に入り込むことになったのも、事実で
      ある。資本の解明によっても、資本主義の「外部」
      に脱出していくことは不可能なのだ
      。ここでイスラ
      ームなら、冷静にこう言うだろう。商品に内在する
      「聖霊」の働きを除去することは、人類に可能であ
      る。イスラームの実験が、それを歴史的に証明して
      きたではないか。タウヒードによって、貨幣から発
      生する毒は消すことも可能なのだ。「聖霊」の増殖
      的活動を資本の解明の基礎に据えたマルクスが、た
      しかにそれによって外傷(トラウマ)を被ったこと
      は本当だ。しかし、あの「三位一体」のドグマこそ
      一神教の形成という人類の果たすべき「形而上学革
      命」に深く突き刺さってしまった、後戻り不能な外
      傷なのではないだろうか。 精神的外傷は、健忘や
      抑圧をつくりだす、と精神分析学は教えている。そ
      れは心的装置が処理しきれないほどの興奮量を生み
      出して、主体を苦しめる。グローバル化した資本主
      義が生み出す興奮量は、いまやイスラーム世界にも
      深く侵入して、その世界を脅かしている
      。このよう
      な現代を無思考によしとしないならば、私たちは、
      さらに深く商品の内部で働いている「聖霊」の活動
      を観察してみなければならない。

        Saturnalia

      ところで、キリスト教のクリスマスは、イスラーム
      ではラマダーンで、ローマ人の農耕豊穣の祭りであ
      るサトゥルヌス祭。クリスマスは「増殖」を祝う祭
      りであるが、これには日本の正月行事が含まれるこ
      とは論をまたない(『ランタナと大道無門』)。こ
      のとき、資本主義社会では、サンタクロースに象徴
      される「贈与の霊」が徘徊する。子供たちの頭上に
      は、気前のよい贈与の精神にみちた「聖霊」が降り
      かかってくる。メリー・クリスマスは資本主義と同
      じように、クリスマスの「象徴」が増殖で「毎日が
      クリスマス」こそが「資本主義の夢」で、イスラー
      ムは、ラマダーンの月の断食の儀式を祝い欲望を断
      つ、断食する者にアッラーの臨在が直観されるとい
      うが、「贈与」は太陽神であるからには(『勿忘草
      をまだ見ぬ恋人に
      』)、イスラム vs. 反イスラムの
      二項対立を解釈していても「大いなる外」(『ミニ
      シクラメンと神性の発揮
      』)には出られないが、そ
      こは、中沢新一だはずさない。

      スーク (市)  سوق

      「スークの商人とそれを支持する消費者たちは、地
      域共同体の原理に頼って資本主義に抗する別種の経
      済システムを守ろうとしているのではない。イスラ
      ームにあっては、その生活の倫理を、自己増殖をお
      こなうものに対する一神教的批判の原理という、イ
      スラーム世界共通の思考が支えている。その思考の
      素粒子レベルにいたるまでの一貫性に対して与えら
      れた名前がダウヒード(=Ones;全能)であり、アッ
      ラーへの信仰なのである。そこには、人間の自然的
      知性がつくりだしてしまう世界に対する、一つの透
      徹した批判システムの作動をみることができる。
      スラームとは、その存在自体が、一つの「経済学批
      」なのだ
      。原理としてのイスラームは、巨大な一
      冊の生きた「緑の資本論」である。資本主義にとっ
      ての「他者」は、この地球上にたしかに実在する。
      イスラームはわれわれの世界にとってなくてはなら
      ない
      鏡なのだ」と括りる。

      これを受けどうすればいいのか?「友愛政治経済」
      理論の構築か?「鳩山イニシアティブ政策」(=贈
      与経済)のより強固な推進か?徹底した現代経済学
      の批判による新しい経済システムの模索か?いずれ
      にしても、それらしいものはいまだ不明模索のなか
      にあるようだ。ならば、それを探しに大海原に乗り
      出そうか、ようそろ宜候)、と。

                    



      ベゴニア1.jpg

      つい最近、経緯をわすれたが、ベゴニアを苗木をも
      らい早速プランターに移植し簡単に根付き、なるほ
      ど或意味簡単だねと感心した記憶が残っている。ベ
      ゴニアといえば、いまは離れて暮らすが、二歳の孫
      が家で、安部晋三の『美しき国へ』を読めないのだ
      が一生懸命読み上げ、時折、頁めくりが出来ずに苛
      立ちながらも読み続けている光景をみて思わず鳥肌
      が立った経験を思い出し歌にする。可愛くなったん
      だね、便りを楽しみにしていると。鑑賞のために栽
      培されるベゴニアの多くは多年草の草花であるが、
      球根性のもの、木立性のものもある。熱帯に分布す
      る「ベゴニア」。花言葉は「片思い」「親切」。

      コメント

      ミニシクラメンと神性の発揮

      2009年12月20日 | 神道物語



      寒風の 店舗に並ぶ 花の杜 継続こそは ミニシクラメン



       

      【文化の深層:鎮魂とはなにか】



      鎮魂(ちんこん→天皇に対して行われる場合は、た
      ましずめ、たまふりと呼ぶ)とは、人の魂を鎮める
      ことである。今日では「鎮魂」の語は死者の魂(霊)
      を慰めること、すなわち「慰霊」とほぼ同じ意味で
      用いられる。元々「鎮魂」の語は「(み)たましず
      め」と読んで、神道において生者の魂を体に鎮める
      儀式を指す。広義には魂振(たまふり)を含めて鎮
      魂といい、宮中で行われる鎮魂祭では鎮魂・魂振の
      二つの儀が行われている。神道では、生者の魂は不
      安定で、放っておくと体から遊離してしまうと考え
      る。これを体に鎮め、繋ぎ止めておくのが「たまし
      ずめ」である。「たまふり」は魂を外から揺すって
      魂に活力を与えることとする





      宮中では、新嘗祭の前日に天皇の鎮魂を行う儀式が
      宮中三殿に近い綾綺殿にて行われ、これを鎮魂祭と
      いう。天皇に対して行う場合には「みたましずめ」
      「みたまふり」と言う。太陽暦導入後は11月22日。
      この日は太陽の活力が最も弱くなる冬至の時期であ
      り、太陽神アマテラスの子孫であるとされる天皇の
      魂の活力を高めるために行われた儀式と考えられて
      いる。



      また、新嘗祭(または大嘗祭)という重大な祭事に
      臨む天皇の霊を強化する祭でもある。第二次世界大
      戦以後は皇后や皇太子夫妻に対しても行われている。
      鎮魂の儀では、宇気槽(うきふね)と呼ばれる箱を
      伏せ、その上に女官が乗って桙で宇気槽の底を10回
      突く「宇気槽の儀」が行われる。これは日本神話の
      岩戸隠れの場面において天鈿女命が槽に乗って踊っ
      たという伝承に基づくとされている。『古語拾遺』
      に「凡(およ)そ鎮魂の儀は、天鈿女命の遺跡(あ
      と)なり」とある。かつてこの儀は、天鈿女命の後
      裔である猿女君の女性が行っており、「猿女の鎮魂」
      とも呼ばれていた。鎮魂の儀の後、天皇の衣を左右

       

      に10回振る魂振の儀が行われる。これは饒速日命が
      天津神より下された十種の神宝を用いた呪法に由来
      するとされる。『先代旧事本紀』には、饒速日命の
      子の宇摩志麻治命が十種の神宝を使って神武天皇の
      心身の安鎮を祈ったとの記述があり「所謂、御鎮魂
      祭は此よりして始(おこ)れり」という。




       本田親徳

      これは宮中神道儀礼で興味が薄い。寧ろ、本田親徳
      が遺した鎮魂法なるもので、鎮魂修法者の自己の魂
      (弁証法的な?「内なる他者」=「大いなる外」)
      を鎮魂石に鎮まる神霊、精霊に預けることで、成就
      と共に霊肉分離し自己の魂が神界出入が自在の境地
      に至ることができ、幽冥界の真実を探索する端緒に
      もなり、言い換えれば「鎮魂は真実の自分に出会う
      」ということでもあるという(渡辺勝義『日本精神
      文化の根底にあるもの(七)』)ことに惹かれる。




      鎮魂石による鎮魂-神性発揮の行法】



      それでは、その奥義とはなんだろう。要点をまとめ
      ると次のようになる。

      (1)鎮魂石の準備→五分大ぐらいの清浄な黒い石
      (2)鎮魂印づくり
      (3)鎮魂石のつり下げと正座づくり
      (4)修法の衣、場所、時間の設定
      (5)修法の空間条件(光線)の設定
      (6)修法の次第
      (7)実修中の諸現象と注意事項
      (8)鎮魂法の極意

      最初のうちは日々の「考える」という惰性習慣が、
      次々に雑念となり、捕われ鎮魂を修していることを
      忘失してしまうが、ひたすら専修し積み重ねていく
      こと、日々楽しみながら修することこそが鎮魂上達
      の道であるととする。鎮魂の法は頭で、目で、身体
      で行うものではなく、自己の真魂で修するものを旨
      とし
      、本田親徳は、その著「神伝秘書」に自修の要
      (下記、要点の八番目の「極意」に該当)として次
      のように記している。

      (1)身淋衣服を清潔にす可し。
      (2)幽遼の地閑静の家を撰む可し。
      (3)身肺を整へ瞑目静坐す可し。
      (4)一切の妄想を除去す可し。
      (5)感覚を蕩尽し意念を断滅す可し。
      (6)心神を澄清にして感触の総に擾れざるを務む
        可し。
      (7)一意に吾が霊魂の天御中主大神の御許に至る
        事を黙念す可し。

      この極意で、邪念を排し無の境地に入り「悟る」と
      いうが、これは自ら体験体得し悟るより他なく、文
      字や言葉に表現するにはどうしても限界があること
      は仕方のないとし、渡辺勝義は、この鎮魂石を用い
      ての鎮魂法の良好な状態はどのようなものか、後学
      の参考のため敢えて一例を紹介している。

       石の前に座っただけで、にわかに周囲の、部屋
       全体の雰囲気がサッと一変する。石を見つめて
       いると徐々に統一が深くなり、石自体が白銀色
       に光り始め光芒を放ってくる。我が魂が石を押
       し、石が我が魂を押しするうちに石に包まれ、
       引き入れられるように感じる。段々我が身体が
       小さくなる、あるいは、また反対に我が身体が
       徐々に大きくなったりする。目を閉じると魂が
       というべきか、身体がというべきか大小を感じ、
       魂が身体から抜け空中に至る、また雲を抜けて
       別天地に至り(別世界が開けてくる)、天地と
       の一体感、その悠大さを味わう。その澄清さの
       素晴らしさは何に例えようがない。眼前に光り
       の玉がありこれに入っていく(真幽界・神界)。
       
      さて、「本当の自分と出会う」ということの意味を
      問うことは、実は人が「何故、修行をするか」の意
      味を問うことでもある。「本当の自分が開かれて外
      にある」ということをどうやって知らしめるか?自
      分はこんな人間だと大抵の人が最初から諦めている
      が「私が私として完結している」というのは人間す
      べてが共有している妄想でしかない。「大いなる外」
      という、目に見えない神の存在を受け入れる必要が
      あり、本当の自分は無限に大きいのだということを
      知っておく必要があるのであると渡辺はいう。精神
      分析や深層心理学の駄目な点は所詮無意識という形
      で自分の身体の中に閉じこもっていて、
      西欧の近代
      科学合理主義的世界観にドップリ汚染されてしまっ
      ており、自分という本質がこの肉体の中に自己完結
      して閉ざされていると錯覚している。つまり、個と
      して閉じてしまうということの間違いが全く分かっ
      ていないのである。何故、人が修行することによっ
      て自己の霊魂が現象を自由自在に見晴らせる。



      「私の中の魂が抜け出て外にさま迷う」亡骸(抜け
      殻)となったた身体は仮死状態となるといった素朴
      な民間信仰があるが、この観念は浅薄な現象理解の
      上に成り立っている。真の修行者は瞑想して世界の
      隅々を見渡している時、この身体は光り輝くほど充
      実しているのであって決して仮死状態にはならない。
      否、もし人類が進化して精神力を測定する装置が開
      発されたとしたら、多分、その機械は圧倒的な力
      を受けて瞬時に消滅するほどのものであろうとまで
      いってのける。その状態こそ、その人の身体は宇宙
      全体と同じ内容を秘め、この輝ける身体に存在する
      のが内なる他者(=神そのもの)で、それ故にこそ、
      人は宇宙全体に遍満・偏在出来るのであり、無限の
      過去から無限の未来に至るまで、どの時間、どの空
      間にも同時に無限の場所にわが身(魂)を置くこと
      が出来ているとする。実はその私こそ「真の私」な
      のであり、私の本質なのである。真の私はかくして
      「外なる私」という本質を露わにするのである。こ
      の話は本質的に語ることは難しく、修行を通して体
      験体得した者のみが知悉し得る最高の境地なのであ
      ると括る。



      さて、宇尾白山神社の宮世話二年、ブログ一年の活
      動の中、神社神道の本質とその背景(文化深層)及
      び年中行事などの儀礼などを大急ぎで考察してきた。
      伝統的な保守主義に依るなら、日本の原始的宗教→
      古神道→神仏習合→国家神道→皇室・神社・教派三
      神道の流れのなかで、渡辺勝義著『神道と日本文化』
      などを教材し、「鎮魂とはなにか-神性の発揮」を
      その括りとして、即興的に選んだことは、偶然にし
      ろ間違いなかったと思いつつある。



      つまりは、鎮魂こそが神道の中核で、行法中の超常
      体験(憑依など)は、瀕死体験(吉本隆明著『死の
      位相学』)によく似てはいるが、神道の意味すると
      ころは、「大いなる外」(真幽界・神界)への通過
      ゲートで鎮魂修法により自由自在に往来できるとい
      う<確信>が本質であるが(→これを救霊プロジェク
      トまでに高めたのが「
      スピリチェアリズム」と解釈
      している)、この修法過程は非常に厳しく危険で、
      仏教でいう修行での「在家」では難しく「出家」す
      るのと同じではないか等といろいろと考えさせられ
      た。この行法を実践も視野に入れながら、神社神道
      のコアなるものが氏神=郷土或いは集落の活性化(
      =神性の発揮)と定めて了とする。


       Cyclamen Flower Blooming Time lapse

      シクラメンはサクラソウ科シクラメン属に属する多
      年草。学名 Cyclamen persicum Mill. 地中海地方原産で、
      花期は秋から春。冬の花として有名。和名は「豚の
      饅頭(ブタノマンジュウ)」と「篝火草(カガリビ
      バナ)」の二種類がある。前者の『豚の饅頭』は、
      ある植物学者がシクラメンの英名(雌豚のパン sow
      bread
      )を日本語に翻訳した名である。後者の『篝火
      花』のはシクラメンを見たある日本の貴婦人(九条
      武子だといわれている)が「これはかがり火の様な
      花ですね」と言ったのを聞いた牧野富太郎が名づけ
      た。前者は球根を、後者は花を見て名づけている。
      尚、現代ではシクラメンに対しては滅多に和名を用
      いる事が無い。シクラメンは元々地中海沿岸、トル
      コからイスラエルにかけて原種が自生している。名
      前は花茎がはじめ丸まった状態で発生することから
      「サイクル(Cycle)」から命名された。 古来は花
      ではなく、塊茎の澱粉を注目され、サポニン配糖体
      を含む有毒にもかかわらず「アルプスのスミレ」な
      どの美称があり、食用とされていた。大航海時代以
      後ジャガイモがもたらされると、シクラメンを食用
      にする習慣はなくなった。


       music

      気候変動、大不況、大不安渦巻く今年一年やったと
      ガーデニング用の草花を物色していると、小さなシ
      クラメンが飛び込んできた。創意工夫を凝らせば未
      来は明いとなぜか元気になる。そんな世相を歌う。
      従来、鉢で育てる室内観賞用のシクラメンが一般的
      であったが、原種との交雑により、1996年(平成8年
      )に埼玉県児玉郡児玉町(現本庄市)の田島嶽氏が屋
      外に植栽可能な耐寒性のあるミニシクラメンの系統
      を選抜し「ガーデンシクラメン」として売り出した
      のがこの種類のシクラメンの始まりである。 この「
      ガーデンシクラメン」は、高度成長期頃によるガー
      デニングブームの波に乗り流行し、全国で生産が始
      まり、瞬く間に普及した。鉢植えの「シクラメン」。
      花言葉は「はにかみ」「理解」。

       

      コメント

      ランタナと大道無門

      2009年12月19日 | 神道物語



      一面の 白いランタナ 敷き詰めた 丘をゆっくり きみは登りゆく



      【新政権短評:高速道路無料化】



      フェリー海運業者が高速道路無料化の署名を集めている報道
      が流れていた。ブログでも再三掲載してきたが、(1)道路
      建設の一括的要請速度が低下しているなか、高速、低速で道
      路を分け隔てする税制及びそこで発生する既得権益構造の見
      直しは必然(2)産業の物流コスト逓減、消費活動の自由度
      の逓増は成長戦略の肝(3)ディーゼルエンジン及びガソリ
      ン車の排気などの<国民益>と<地球益>対策経費として環境税
      への全面切り替え(4)競争力の劣るフェリー海運業界等の
      対応は障害緩和費で(5)局所地域で発生する“交通渋滞”
      は個別対応(一部では有料化対応案が浮上しているが、当該
      自治体の自由裁量とし調整)。成長戦略『双頭の狗鷲』の道
      路政策は、“すべての道は世界に通ずる”「大道無門」を旨
      とするというのが国民の<核心>だというのがわたし(たち)
      の確信なのだ ^^;。




      【のだめカンタービレ】



      終始笑い放しだ(迷惑だったかな)。コミカル、大仰で、シ
      ュールな演技。大胆なアニメションの挿入、意欲的で絶妙な
      特殊撮影と視覚効果技術を折り合わせフォルテピアノ、ピア
      ノフォルテをてんこ盛りにし、時折、グラシアでマエストー
      ソに進行していく。日本の劇画(アニメ)は映画の絵コンテ
      として欠かせない程、成熟し世界をリードしている。これは
      実感。二ノ宮知子の筆力に脱帽だ。

      Tchaikovsky, 1812 Overture (Finale)                                                                         






      【文化の深層:正月の聖霊の訪ひとはなにか

       

      正月とは、文化的に旧年が無事に終わった事と新年を祝う行
      事である。正月行事を行ったり正月料理を食べて、盛大に祝
      う。旧暦(日本では天保暦)の立春前後、グレゴリオ暦(新
      暦)での2月頃は旧正月と呼ばれ、中国、韓国、台湾、ベト
      ナムでは、新暦の正月よりも旧正月の方が重視され、お年玉
      もこの日に渡される。中国では「春節」「過年」「農暦新年」
      といい、ベトナムでは「テト」といわれる。テトとは「節」
      という漢字のベトナム語読みに相当する。



      正月は日本人の文化的宗数的心意が、その本質が一番濃厚に
      現れる月で、
      歳神迎えするために家中大掃除をし、正月飾り
      が作られる。松迎えといって、年末27日前後に年神の
      依代
      ある門松や飾り松を北の方角から山から迎えてくる
      門松は
      神の宿る依り代であり、常緑樹であれば榊でも栗でも楢でも
      使われた
      。佐藤幸治は門松について、門松の習慣こそ、正月
      の祖霊供養側面を持っていたとする。すなわち、日本人は死
      んだのちに山中他界へ出向くと信じられ、山の象徴である常
      緑樹を正月に飾ると祖霊となった山の神が訪問しやすいと考
      え、松飾り、注連飾りは暮れの24、25日頃から注連縄ないが
      始まり、大晦日で終らせる。暮れの27日から30日までに鏡餅
      を搗き(29日はクンモチといってこれを嫌い、また31日に搗
      くことを避ける)、これを神棚に供え、おせち料理を準備し、
       
      1・・・天照皇大神宮
      2・・・氏神神社神札
      3・・・崇敬神社神札


      一家や地域の人々が神を迎えるための潔斎忌み籠りに入る。
      大晦日の夜には全国的に新しい火を焚く習慣があり、正月は
      元日の朝に始まるのではなく、大晦日の夜に始まると言うこ
      とが出来る。暮れの31日をトシトリ(年取り)、トシヤ(年
      夜)、オオドシ(大年)と呼び、年取りの膳につく。かって
      は年取りの夜の宮参力、宮龍りはごく自然な風景であった。
      また、地域によっては、昔から菩提寺の先祖墓にまず新年の
      挨拶をするという伝統を保っているところもある。昔は「年
      を取る」どいう意味も、現在のような個々人がそれぞれの誕
      生日に年齢を加えるという満年齢とは連った感覚であり、正
      月には同一地域に住む同年者たちが一斉に年を取るといった
      数え年の感覚(同齢感覚)があって、家人や隣人とが相互に
      繋がりを持ちながら共に変化を続けるという意識がその根底
      にはあった。



      オツイタチ(元旦)には若水汲み水垢離、初火、宮参り(
      初参り、若宮参り)、歯固め、雑煮餅、年始回りと一連の行
      事が続く。宮参りから帰ってくると、歯を丈夫にし健康増進
      と長寿の願いを込めて正月棚に供えてあるイナダキ(干し柿、
      栗など)を一ロずつ食べて歯固めをする(正月三が日に鏡餅、
      栗、豆などを食べる行事)。これら年末年始の儀礼を含んで
      「正月」に行う様々な儀礼が意味するものは強いて言えば「
      神と人との関係性の更新、強化」であり、私たちが知って知
      らずに犯した様々な罪、穢れを綺麗に清めて、或いは氏神さ
      まのもとで忌み籠り慎み、心身ともに清浄潔白な状態となっ
      て、地域住民や一族一家の幸せの元である「年神(歳徳神、
      正月様)」をお迎えし、真心込めて饗応する儀式だとされる。



      民俗学者小野重朗によれば、正月と盆とは半年を間に置いて
      対応して、互いに良く似た共通した要素が見られるが、正月
      には年棚を作って供え物をするのに対して、盆は精霊棚を設
      けて供え物をする。また正月には門松迎えやトンドや鬼火と
      いった火祭りがあるのに対して、盆には盆花とりがあり、迎
      え火、送り火、柱松といった火焚き行事があるといった具合
      いだが、正月は、季節転換、農耕予祝、祖霊の祭りと総合的
      機能的性格を持つが、盆は祖霊・精霊祭の単一機能的性格で
      異なるとする。大晦日の夜に訪れる例や、六日年、七日正月
      に訪れる神たちの例が国の南の端にあるだけでなく、能登半
      島にもみられ、それらはみな怖ろしい姿をして訪れ、それで
      一家の主人が襟を正し羽織袴の正装で家ごとに酒食を用意し
      て迎え来訪神を殊の外丁重にもてなし、その家族はまるで一
      時も早く嵐が過ぎ去るのをただ何事も無く来訪神が帰りいた
      だくことを願い、その家族や地域に新しい年一年間の幸せと
      豊穣が約束されるとする儀礼を紹介。

      エミール・デュルケーム(Émile Durkheim) Émile Durkheim

      これは、E・デュルケムの儀礼論(消極的儀礼・積極的儀礼
      )は聖なるものは超自然的な恐るべき力を有し
      、そのため普
      段の時は不用意に近付くと危険な聖との接触を禁じていると
      いう。聖にも俗にも様々なタブーがあり、聖と俗の不用意な
      接触や混交を戒め、きちんと分離されるという点に消極的儀
      礼の本旨があり、聖なるものの持つマナ的な力に預かるには、
      神社に籠もり、水垢離をとったり、火や塩で清めたりして、
      俗界の埃を払拭し、穢れを祓い清めた後に接触する事すると
      いう。正月儀礼を見直せば「古事記」の伊邪那岐命は妻に逢
      いたい一心で黄泉の国を侵犯し伊邪那美命と接触したばかり
      か見るなのタブーを犯したため悪霊邪鬼に襲われ危機な目に
      遭い、逃げ帰って黄泉比良坂に千引石を引き塞いだ後、筑紫
      の日向の橘の小戸の阿波岐原で身に受けた穢れを必死に禊ぎ
      祓いて清浄の極みに達した時、天照大御神以下いわゆる三貴
      子の誕生をみた。



      即ち、元の
      世界秩序が回復し、伊邪那岐命はそれまで以上に
      世界をより活性化させ、新しく世界を創造する力を得たとす
      る「復活劇」が、正月に訪れる神は私たちに聖なる力、即ち
      一年間の新しい生命の息吹(年魂)を授けるためにやってく
      るが普段は私たちが絶対に接触してはならない恐るべきマナ
      力を持ったものであり、新しく迎えた年の聖なる幸せ(豊
      穣)と活性化(健康・繁栄)を約束する新しい生命(年魂)
      を賜ったので、元日の朝はものみな新しく心身ともに清めら
      れた新鮮な感じがし、世界のすべてが瑞々しい生命の躍動に
      満たされていることを感じ、祖霊も共に新年を寿ぎ、喜びを
      分かち合うと考えると、遠い昔から今に至るまで『古事記』
      神話に語られている神的秩序世界の再現を長い歳月、繰り返
      しているのだと解説する(渡辺勝義『日本神道の秘儀』)。



      ところで、E・デュルケムは(1)消極的儀礼(タブー)積
      極的儀礼の二類型を提示している。消極的礼とは「何々して
      はならない」という否定的禁止を中心とした、聖と俗との分
      離を重視した儀礼のことであり、これにも(イ)聖からの分
      離、すなわちうっかり近付くと危険な聖との接触を禁止する
      ものと、(ロ)俗に対する禁止、つまり聖との結合を前提と
      しての俗との接触を禁止するものとの二種がある。それに対
      し、積極的儀礼は、積極的に聖と俗の結合を図ろうとする儀
      礼であり、俗なるものが聖なるものに接触して自ら聖化され
      ることを意図した儀礼である。E・デュルケムはこの代表的
      なものとして供犠を挙げている。
      供犠は神に供物を捧げる奉
      献と、その供物を神からのお下がりものとして皆が共に分け
      合って食べる共餐の二つの契機から成り
      、それによって聖な
      る幸せに預かるとするもので、
      神と人、また共同体成員同士
      間に血の絆が生まれ社会的連帯
      が生まれるが、これは双方両
      義礼を兼ね備えた、つまり、それがお正月だと解説する。



      Lantana.jpg

      ランタナ(Lantana、学名:Lantana camara)はクマツヅラ科の
      常緑小低木。中南米原産。観賞用に栽培される。和名はシチ
      ヘンゲ(七変化)。赤、橙、黄、白など鮮やかな色の花をつ
      け、また花の色が次第に変化することに由来する。多数の小
      花からなる散形花序をつける。開花後、時間がたつと次第に
      花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異な
      る(内側が新しい)。果実は黒い液果で有毒といわれるが、
      鳥が食べ種子を散布する(種子を噛み砕く可能性の強い哺乳
      類には有毒だが鳥類には無毒という液果をもつ植物は多い)。
      暖地では戸外でもよく育ち高さ1.5mほどになる。



      疲れが蓄積して悲鳴を上げているが、老々介護の時代やね。
      母の不在にゆっくり休んで下さいよと自己中なイメージトレ
      ニングで慰めている自分を幽体分離した絵を描き歌う。ラン
      タナ属は中南米や南欧原産の約150種の低木または多年草を
      含む。花には多くのチョウが集まり、見応えがある。ランタ
      ナの他に、小型で地面を這い赤、紫などの花をつけるコバノ
      ランタナ(Lantana montevidensis)、あるいはこれらの雑種が
      ある。熱帯アメリカ原産の「ランタナ」。花言葉は「厳格」。


                                   
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      パイナップルと御霊信仰

      2009年12月18日 | 神道物語



      ルッコラに リンゴと胡桃 サラダ添え パスタ差し出し パイナップルかな


       屈葬

      【文化深層:霊魂とはなにか】

      霊魂とは、人間(あるいは生物)が生きている間は
      その体内にあって、生命や精神の源とされている存
      在や概念で、当初は動物の内臓を指していたが、
      以外の部分の、人格的・非肉体的な存在を言い表
      す表現でと同一視される事もある。「生/死」の
      意識化なのだが、御霊(みたま)とは、キリスト教
      の新約聖書・福音書の中にでてくるギリシア語の神
      の霊をさす単語プネウマの翻訳語で聖霊ともいうが、
      人が死ぬと(→神をつかさどる精気を指し、肉体を
      つかさどる「魄」と対比されている)が、
      霊(
      ぐれて神妙なもの、神、こころ、いのちなど、多様
      な意味を持っている)として、肉体を離れるという
      考え方は、全世界共通で、日本においても、縄文期
      に見られる屈葬に対する考え方の一つのように、原
      始からその考え方は存在していたとされる。尚、「
      霊魂」という言葉は「霊」と「魂魄」両方を含む概
      念を指し用いられ、通常は、個人の肉体および精神
      活動をつかさどる人格的な実在で、感覚による認識
      を超えた永遠の存在
      を意味している。そして人間だ
      けでなく、動物や植物にまで拡大して用いられるこ
      ともある。


      Homo erectus tautavelensis.jpg Homo erectus tautavelensis

      話しは換わるが、人類誕生以来、「霊魂」という概
      念をいつごろから持つようになったかははっきりわ
      かっていない。ホモ・エレクトス以前の古人類には
      死者を埋葬した証拠がない。ネアンデルタール人は、
      死者を埋葬し花を供えるなどの宗教行為を思わせる
      遺跡があり、原初的な死生観を持ちえていた可能性
      がある。クロマニヨン人などホモ・サピエンス段階
      になると、より手の込んだ埋葬方法や墓制の存在が
      あり、原始的な宗教観念と霊魂への慕情や恐れの観
      念が明確だと思われる。

       「死者の書」

      多くの宗教は、人は死んでも意識或いはそれに近い
      ものは霊魂となり残ると説く。霊魂は生前暮らして
      いた土地に鎮まるとも、黄泉のような霊魂の住まう
      世界に旅立つともいう。霊魂の存在は、規範などと
      結びつけて語られ、キリスト教が説くように、生前
      の行いに応じて天国や地獄の選別があり、あるいは
      ヒンドゥー教のように霊魂は生前の行いに応じて
      すると説く宗教も有る。仏教大乗仏教でも、
      の間を輪廻すると説いている。



      「たましひ」の語源はどのように解されようか。そ
      の語源説は『日本国語大辞典』によると、なんと13
      種もあることがわかるが、西宮一民氏は次の三説、
      つまり①「玉奇日」説(契沖『和字正監要略』)②
      「玉之日」説(谷川上清『和訓栞』、③「活用する
      力こ働いてゐる力」説(折口信夫「霊魂の話」)を
      列挙してこれに批判を加え、結局、西宮氏は「たま
      しひ」を「たま」+「しひ」(甲)の語構成で考え
      るのが最も自然であるとして「しひ」に注目した。


      「シヒ」は『和名抄』を見ても「盲、米之比・聾、
      美美之比・瘤、之比祢」とある等、すべて「痺ひ」、
      即ち「しびれるよ機能を失う」の意であるところか
      ら、たましひを「魂痺」の意と解した。金田一法則
      では、複合語についてはアクセントは先部要素で考
      慮するべきであって、後部成素をもっては論証不可
      であるとされている。ところが西宮氏は「タマシヒ
      」や「メシヒ」「シヒネ」「シヒナセ」などの「シ
      ヒ」、いねば後部要素の検証を以てアクセントの面
      からも問題なしとし、結局は「令集解」(令釈)の
      鎮魂解釈と結びつけて「クマの麻燦」とは「あるべ
      き場所(身体の中府)に魂魄がゐなくなってしまふ
      」「まともな魂魄でなくなってしまふ」=「遊離魂
      」であるとし、「タマ」と「タマシヒ」とは魂魄の
      在り万に基づく命名で、両者には差があるのだとい
      う。「クマ」と「タマシヒ」はそもそも語形が違う
      のであるから「両者には差がある」という点には異
      論はない。だが、「痺ひ」(「しふ」は四段動詞で



      連用形は甲類=感覚・機能を失ふ)たる「タマ」の
      状態・ことを意味するのであれば、「シヒタマ」あ
      るいは「シフタマ」というのが自然であろう。「多
      麻之比は朝夕に多麻布礼どあが胸痛し恋の繁きに」
      (萬三七六七)の「タマシヒ」は「メシヒ」や「ミ
      ミシヒ」などの所謂サマ名詞・コト名詞ではなく、
      モノ名詞と解されるからである。「タマシヒ」を「
      クマ」+「シヒ」といった語構成で捉えるのは現代
      人の語構成意識であって、問題がない訳ではない。
      筆者は「たましひ」の語構成は「クマ」+「シ」+
      「ヒ」であると考え、『神道大辞典』第二巻の「タ
      マシヒ」の項にあるように「言語的には魂之霊であ
      らう」と解する。西宮氏は取り上げなかったが「魂
      之霊」(タマシヒ)の「霊」(ヒ)は甲類であり、
      「多麻之比」の「ヒ」が甲類であるのと一致する。



      では「たま」(魂)と「たましひ」(魂の「霊」)、
      即ち「たま」と「ひ」とはどのような関係にあるの
      であろうか。本質論としてはこの両者は決してハツ
      キリと切り分けられるものではないが、表現形式と
      しては明確に「自己(ひ)」対「他者(たま)」と
      して語られ、他者としての「たま」を鎮めることで

      自分の「ひ」が顕われる、つまり自己が絶対的な秩
      序の中に位置づけられるという関係にあるというこ
      とができる
      。「たま」を鎮めることによって、同時
      に「ひ」の本来の能力を発揮・活動を開始するとい
      う関係である。既に述べたように「たま」は集合表
      であるが、「たましひ」は個体表象であるといえ
      よう。「たま」は総称的単数であるが、個々人は「
      ひ」という固有名をもって存在しており、この「ひ
      」はそれぞれの自己においては「たましひ」という
      存在形態でしか存在し得ないのである。個々人が互
      いに正しく「ひ」を保ちあっている時、つまり各自
      が世界の秩序の中で「与えられた能力」を十分に発
      揮している状態にある時に、世界は目的と意思を持
      った有機的秩序と見なされ、この状態が「弥榮」と
      いう状態
      であるということができよう。

                渡辺勝義『神道と日本文化』


      ┌─祭り型神道┬─宮中神道→宮中の祭祀
      |       ├―
      神社神道→通常の神社の祭祀
      |       ├―民間神道→道祖神・田の神など
      |       └―陰陽道系→土御門神道など
      └-教え型神道┬―学派神道┬―復古神道
           |    ├―
      理論神道→伊勢神道など
           |   ├―神仏習合

         |    └―神儒一致系
           └―
      教派神道―-┬―山岳信仰
                ├―霊示系→天理教など
                ├―伝統神道系→出雲大社教など
                └―新思想系→
      神道天行居など


      渡辺勝義は「霊魂の行方」について、本田親徳の教
      え(→古代に存在したとされる帰神-人に神を降ろ
      す法-の復元を図り、鎮魂帰神を中核とする本田霊
      学、①神や霊を人に降ろす方法である「帰神法」、
      ②帰神を実現するための精神統一の修行法である「
      鎮魂法」、③鎮魂で得た力の応用としての「禁厭」
      から構成)を紹介しつつ「葬送儀礼は死体から死者
      を分離し、生者のカテゴリーに組み入れる行為」と
      して、肉体は<亡骸>だからといって生ゴミとして処
      分してはいけないと解説するが、「霊魂の行方」の
      死後の参考文献がないとしながらも、本田親徳に習
      い、それが如何に困難な道行きであろうとも、幽冥
      貫徹せずんば止まずとの強固な覚悟と信念・情熱を
      持って、優れた師に就き、自ら日夜の厳しい行を積
      み、倦まず弛まずの霊的修行・鍛錬を経て後、霊肉
      分離の高き境地を体験自得し、瞬時にこの現象世界
      を離れて己が霊そのものと成りきって実存(存在・
      神霊)世界に入り得てこそ、霊は霊に通じ、今まで
      は到底わかり得なかった幽冥の事情もよりよく了解
      し得ると括るが、ここでも重い言葉を残し終わる。
      明日は、正月儀礼と訪(おとな)ひについて考えて
      みる ^^;。





      昨日のパスタを家で再現しようと彼女が腕を振るう。
      アンチョビとオーリーブ、そしてガーリックにえぇ
      ~っと、なにか足りないというので、ジェノバ風味
      がしたので松の実を入れてみてはと返事すると、そ
      れはないとの返事。早速頂く。おぉ~っ、最高だと
      歌う。パイナップル(学名:Ananas comosus 英:pin-
      eapple
      、中:鳳梨、菠蘿)は、熱帯アメリカ原産の
      パイナップル科の多年草。単にパインと略して呼ば
      れることもある。また、果実だけをパイナップルと
      呼び、植物としてはアナナスと呼ぶこともある。名
      前の由来は、果実の形が松かさに、味がリンゴに似
      ているのでパイン(松)+アップル(リンゴ)とい
      う説のほか、パインは松かさを意味するが、アップ
      ルはリンゴではなく単に果物という意であるという
      説がある。果物の「パイナップル」。花言葉は「あ
      なたは申し分ない」。

       

      パイナップルは多年草であり、実を収穫後、根茎か
      ら再び芽を出し、これが成長すると先端部に結実す
      る。しかしながら、収穫ごとに実が小さくなってい
      くため、株を3年以上用いることは少ない。パイナ
      ップルの果実といわれる食用部分は伸長した花序の
      軸の周りに排列した小果実の付け根の部分が軸もろ
      とも融合肥大し、多量の汁を含むようになったもの
      で、真の果実は表面へ螺旋状に並んだ、硬化して食
      べられない疣状の部分から果肉の表層までの部分で
      ある。多くの市販品を生産している農園では遺伝的
      に同一個体のクローンである同一品種ばかりを植え
      るので、自家不和合性によって受精が、ほとんど起
      こらず、果実内に種子ができていない。

      コメント

      インドゴムノキと不知哉川の雪

      2009年12月17日 | 近江歴史回廊


      めを凝らし まだ見ぬを 見んとせん 弥栄の郷土 印度護謨の木


      Ficus elastica1.jpg

      インドゴムノキ、クワ科イチジク属の常緑高木。
      北西インド(アッサム地方)からインドシナ(ス
      マトラ、ジャワ)の原産。幹に傷をつけると出て
      くる乳液をゴムの原料とすることもあるが、今日
      の天然ゴム原料はパラゴムノキから採られる生ゴ
      ムが中心であり、インドゴムノキは主に観葉植物
      として栽培されている。イチジク属のベンガルボ
      ダイジュの仲間の木本で、生長すると樹高は30~
      40m、稀に60mにも達する。ずんぐりとした幹は直
      径2mほどになる。多くの不定根が生え、気根・支柱
      根として、幹を地面に固定し太く重い枝を支える
      はたらきをする。

      葉は楕円形で光沢があり、通常は長さ 15~35cm
      5~15cmある。若い木ほど葉は大きく、長さ45
      cm に
      達することもあるが、老木ではずっと小さく
      普通10cmほどである。葉は頂部の分裂組織におい
      て生長するあいだは「葉鞘」とよばれる赤いサヤ
      状のものに包まれており、成熟して葉が広がると
      ともに葉鞘はとれて落ちる。

      MacBook  1984 Apple's Macintosh Commercial


      食えなくはない飽食のこの郷土(くに)。相対的
      貧困が拡大の一途だし金が回らない。ならば、回
      す方法や仕掛けに精を出す以外にない。頭上の天
      使が、不肖な吾と吾が身に降臨する気配がないが
      精進をしたいものだと反問し歌う。他のイチジク
      属の植物と同様に、花が受粉するには共生関係に
      ある特定種のイチジクコバチを必要とする
      。この
      共生関係のために、インドゴムノキは他の媒介者
      を引き寄せる必要がなく、鮮やかな色彩や芳香の
      ある花を作らない。果実は黄緑色で長さ1cm程
      小さな楕円形で、食用には適さない。種子にはイ
      チジクコバチが入っていることがある。観葉植物
      の「インドゴムノキ」。花言葉は「永久の幸せ」。



       Nicolas Bourbaki

      コンパクト空間

      mathcal{O} をその開集合系とする位相空間(特に距離空間
      (X,mathcal{O}) の部分集合 A に対して、


      A subset bigcup_{lambda in Lambda} O_lambda
  quad(O_lambda in mathcal{O})

      となるならば、かならず有限個の λ1, λ2, ...,λn
      ∈ Λ を選んで

      A subset bigcup_{k=1}^{n} O_{lambda_k}
  quad(O_{lambda_k} in mathcal{O}) 

      とすることができるとき、AX のコンパクト
      集合であるという。

       

      母親がショートスティさせ部屋の大掃除を済ませ
      ランチを「ル・ヴァン・ド・ヴェール」でとるた
      め車を走らせると、湖岸の伊吹-比良山系は冠雪
      を戴き一面の冬景色。実に美しい。何度も思うの
      だが、世界広しといえども、人口が密集している
      とこで、秀麗なコンパクト景観は世界一やねと彼
      女と話しながらレストランに向かった。アンチョ
      ビのアーリオーレと気仙沼産牡蠣のクリーム煮の
      パスタと宮沢さんの林檎と胡桃サラダと世間話で
      ひとときを過ごし、彦根万葉集を読む会が、結成
      30周年を記念し彦根駅東口前広場に万葉歌碑を建
      立したというので見学に向かう(12日除幕式)。

        藤井五郎「淡海万葉の世界」


      淡海路の鳥籠の山なる 不知哉川 日のこのごろは 恋ひつつもあらむ

                               斉明天皇


      鳥籠(とこ)の山は彦根を通っていた東山道の近
      くにあった山で、不知哉川は滋賀県東部の霊仙(り
      ょうぜん)山に発し、彦根市を流れて琵琶湖に注ぐ
      芹川(せりがわ)(大堀川)の古名で、鳥籠と対と
      した枕詞で、不知哉(川)の「いさや」が下の句
      の「恋」にかかる掛詞だ。詳しくは『淡海万葉の
      世界』に記載されている。東口乗降階段を降りた
      ところに建立されていて、近江鉄道のミュージア
      ムやケーズ電気が見える。因みに「東山道」の歌
      の代表として『古今六帖』から一首。


      あぢきなや 伊吹の山のさしも草 おのがおもひに 身をこがしつつ


        「天智天皇の国防構想」
      東山道

      それから、帰宅しネット検索や調べごとを行い気
      がつくと、もう夕暮れている。気分転換にタクシ
      ーで、居酒屋『さんかく』へご機嫌伺いに。しこ
      たま酒を飲み帰宅し、就眠とあいなったが、行き
      しの運転手が北海道出身ということで、雪のこと
      や帰省のことで話しが弾み、年に車で二回程帰省
      するのだが、一旦、陸路で新潟まで行き、そこか
      カーフェリーで小樽まで行くのが一番良いとい
      うことを聞きつけ、来年はそのコースを辿り北海
      道を周遊することに。

        小樽→新潟
      新日本海フェリー フェリーあざれあ 接岸風景 新潟港 新潟港




      ところで、居酒屋での話しは、いつものように無
      精を質っすることからはじまり、売り上げに協力
      せんとこの店は潰れると(耳にたこができるぐら
      い聞き飽きたのだが)、不況ぶりの嘆き節が続く。
      「ひこにゃん効果」が上がっているのだが、地元
      には金が回らないというので、合いの手で、その
      通りで、京都、大阪(東京)の業者が仕事を奪っ
      ていると宮世話仲間の話しを紹介する。そうこう
      する中に老人会の忘年会の宴会が始まって満席に
      なったので引き上げることに。忘年会や新年会を
      やってくれというが、2月までは忙しくて駄目だ
      と断りを入れ、これで今年最後の食事?であるこ
      とを告げ帰宅する。


      In the days of Neo-Yayoi


      「ドルの潜在危機が高まっているのに、日本がド
      ルに合わせて円を弱くするのは危険だ」と田中宇
      は指摘する。<金融緩和をやめる>経済状態に世界
      最速で入る意欲はあるのか?そのために、効果あ
      る内需拡大を実行することだ。「みんなの党」を
      出口論として組み込んで同時展開することだ。そ
      のプロセス論のヒントは『
      梅もどきと双頭の狗鷲
      』に掲載したが、そんなことは、国民の大半は気
      づいている。国民も、政治家もまだ見ぬものを見
      る勇気と精進を絶やさぬことだ
      (【文化深層:ご
      託宣とはなにか
      】)。村上春樹の小説『風の歌を
      聴け』の世界は文学だが、過ぎ去った後で、歌を
      聴くようでは政治ではないと。

                   




       
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      アンスリウムと「媚中派 vs. 媚米派」

      2009年12月16日 | 神道物語


      強烈な アッパーフック 躊躇なく アンスリウムは 打ちすえ砕く 





      【平成天皇と東アジア共同体】

      「日中両国の交流は、二千年の歴史を誇っておりま
      す。1972年、私が師と仰ぐ先達の方々のご協力によ
      って、念願の日中国交正常化がなされて以来、両国
      の関係は、隆々と発展の一途を辿っており、誠に喜
      ばしい限りであります。とりわけ、日米関係のさら
      なる発展と並んで、日中両国の平和友好は、アジア
      の安定と、世界の平和の為に、極めて重要な意義を
      持ちます。2007年12月、日中国交正常化35周年を記
      念して、民主党の「(日中)交流協議機構」と日中
      至誠基金の「長城計画」の合同で「(日中)交流協
      議機構大長城計画方中団」派遣が決行されました。
      第1回長城計画は、1986年中華全国青年連合会、日中
      中国青少年交流協会の協力を得て開催されました。
      本年、第16回目を迎える「長城計画」が、一昨年に
      続き民主党の「(日中)交流協議機構」との合同で
      さらに日中の裾野を深めることができるに至り、感
      無量です。日中両国に平和と友好の為の、永遠の『
      長城』が築かれんことを切に願い、皆様と共に参加
      するこの「(日中)交流協議機構・長城計画」が両
      国民の心と心の交流を、さらに深めていく大切な役
      割を果たすものと確信しております」(『
      (日中)
      交流協議機構・長城計画」訪中団のご案内
      』)

       


      国事行為の政治的中立性をめぐり、保守派と保守派
      が小競り合いを展開している。前者
      から見れば小沢
      一郎は「土下座外交」(=
      冊封外交)のように映る。
      後者からすると「
      白村江の戦い」から「支那事変

      のトラウマの 派の反動と映る違いな
      い。その意味
      では谷垣自民党総裁の言うように、象
      徴天皇のポジ
      ショニングは微妙だ  ^^;。




      「韓国は米国とのFTAを強く望んできたが、米議
      会の反対でまだ実現していない。
      米韓より先に中韓
      のFTAが締結されると、韓国は経済面で対米従属
      を離れ、東アジアに統合される傾向が強くなる
      。来
      年は、日中韓の東アジア3ヵ国間の協調関係が強ま
      りそうだ。6カ国協議が進展すると、日朝問題でも
      何らかの動きがあるだろう。ボズワースは訪朝帰り
      に東京で『北朝鮮は拉致問題などに関する日朝対話
      に前向きだ』と言っている」と「媚中 vs. 媚米」の
      構図と関係なしに世界は動いていると田中宇は解説
      している(『
      強まる日中韓の強調』)。それが正し
      いなら日本の保守政治委員は時代の流
      れから取り残される格好になるが。

      ※いわゆる、
      昭和維新派の硬直したものでなく、象
       徴天皇を含めた広範な天皇親政を是とする
       をここでは意味する。



      【文化深層:ご託宣とはなにか】

      さて、昨日のブログのつづきを。

      託宣の「託」字は日本最古の漢和辞書である『新撰
      字鏡』によれば「伊乃留。又久留比毛乃伊不。又口
      波志留。」とあり、即ち「祈る。また、狂い物言ふ。
      また、口走る」との意であるというのである。森田
      康之助博士はこの『新撰宇鏡』をもとに、「神を祈
      る」と「神に祈る」のその違いについて次のように
      述べておられる。

       祈ることによって、神霊は活動を開始するので
       ある。その活動が「狂ひて物いふ」とか「口ば
       しる」として把握されているのであって、狂っ
       て物いったり口ばしるということは、神霊や精
       霊が人に憑依して自己の意思や思考を表明して
       人に伝えている状態を指しているのである。で
       あるから、神を祈るということは、神の意志や
       思考を表明して人に伝えている状態を指してい
       るのである。であるから神を祈るということは、
       神の意志や思考を実際にその眼で見、その耳で
       聞いて確認しようとすることであって、今日わ
       れわれが神に祈って拝礼したとしても、実際に
       神の意志や思考を確かめることができず、おそ
       らくはたぶん聞き届けてくださるのだろうと自
       ら慰めるのとは、ここに大きな差違のあるのを、
       見てとらねばならぬと思うのである。

       
      単に助詞「を」と「に」の一字の違いなのであるが、
      神を折る」という場合には神霊の降臨を乞うとい
      うこと、姿なき神霊の顕れますのをひたすらに願う
      ということであるが
      、「
      神に祈る」の場合には対象
      的・具象的に既にそこに坐ます神に祈ることになり

      神とは「我に対する汝」というように人に相対して
      存在する
      ...という考えとなり 両者のその意味内容
      は大いに相違する、と森田博士はいわれるのである。
      仏教渡来以降、神の社殿が営まれるようになって以
      後、神はいつも社殿に鎮座されているのだと考えら
      れるようになったというのであり、これは、それ以
      前とは異なって、新しい考え方というべきであり、
      ここに神霊と人との関係に大きな変化が生じたとい
      うべきであろう。『万葉集』には「神を祈る」とは
      あっても「神に折る」という例は見出せないからで
      ある。

                渡辺勝義『神道と日本文化』

       

      神懸りによって神霊の託宣を乞う宗数的儀礼の背景
      には、《世界の実存的開示》という状況が存在する。
      素人がたまたまこれに修行もなく、万が一にも不用
      意に直に触れるとすれば、恐らく発狂するか死んで
      しまうかもしれない
      。「託宣」とは実存的世界の開
      示の場面に出会うことを指しており、これは
      極めて
      危険なのだということを知っておいて欲しい
      。従っ
      て、実際は神霊は人を選んで現れるものなのであり
      なによりも自らの真正なあり方を見分ける力を持つ
      仲介の人(メディア)を通して、神霊の意向を伝え
      ようという人に立ち顕れてくる
      。その人自身はそれ
      が真正のものであるかどうか判断がつきかねること
      がある。それを判断する立場の人を「
      審神者(さに
      )」と呼ぶ。幕末から昭和期にかけて起こった民
      間宗教の世界においてさえ、例えば天理教の中山み
      き女や大本数(現、大本)の出ロナヲ女のように、

       

      当初、己に憑依した官物が何者なのか、果たして狐
      か狸か神か、神ならば正神であるのか邪神であるの
      か、優れた審神者無きためにその判別に苦慮したこ
      とが知られている。出ロナヲ女は自分に憑依した霊
      物の正体を知ろうとして、天理教や金光教の教会な
      どを訪ねている。自分の身に起こったことについて
      知ろうとして、如何に真剣に悩み抜き且つ混乱状態
      にあったかがわかる。常に人は良き師を求めねばな
      らない。なによりも疑ってかからねばならないのは、
      例えば優れた師を持たずに滝場などで修行している
      うちになんらかの憑き物が憑依した時に、それが果
      たして真正な神霊か、妖魅・邪霊の類か、死霊かそ
      の判断もつかないのに、勝手に神仏の言葉と称して
      その憑き物のことばを語ることであり、それは悲惨
      な結果しかもたらさない


      最後の括りは重く感じて受け止める。
      オウム真理教
      の麻原彰晃などとダブらせて理解した。
       
      さて、古典を真面目に研究した者ならば、神道にと
      って「
      神懸り」が如何に重要且つ不可欠のものであ
      るかがわかる筈であるのに、賀茂真淵や本居宣長な
      ど国学者らが古訓の解釈のみに終始して、肝腎の神
      懸りに対しては手も足も出なかったのは、既に彼ら
      が人間主義的合理主義に侵されていたからだと...
      葦津翁は重大な指摘をされた。神道の真髄は、国学
      者らのように単に理による解釈では到底わかり得ず
      身自ら行法を実践して神霊に直接する道を体験・体
      得する以外にないのである
      。だが実は葦津翁よりも
      ずっと以前に同様の指摘をしている者がいた。幕末・
      明治の優れた神典学者であり、また霊学中興の祖と
      して、神道行法の達人として宗教集団(大本教、三
      五数ほか)や神道界はじめ、その道を志す者に今日
      においても少なからず影響を及ぼしている本田親徳
      翁(薩摩藩士。通称九郎。文政五年正月十三日、鹿
      児島県川辺郡加世田郷武田村生まれ)その人である。
      彼は、その著『難古事記』に次のように述べている。

       此の神懸りのこと本居平田を始め名だたる先生
       達も明らめ得られざりし故に、古事記伝、古史
       伝ともに其の説々皆誤れり。親徳拾ハ歳皇史を
       拝読し、此の神法の今時に廃絶したるを慨歎し、
       岩窟に求め草庵に尋ね、終に三拾五歳にして神
       懸三十六法あることを覚悟り、夫れより幽冥に
       正し現事に徴し、古事記日本紀の真奥を知り、
       古先達の説々悉く皆謬解たるを知り弁へたりき。

      幽冥に正し、神霊の教えを受けなければ、『古事記』
      や『日本書紀』の深奥は決してわかるものではない
      ...と本田親徳翁はいうのである。残念ながら 本田
      翁が古典を元にして生涯賭けて苦心の末に再興した
      ところの神霊と直接し神教を受けるためのすぐれた
      皇法と霊学(鎮魂法・帰神術)は今日、神社界では
      全く知られていないというか、無視されているとい
      うのが現状
      である。古神道行法を身を以て実践し、
      真にその奥の堂に入るためには、すべてを投げ打っ
      て徹底して神界への奉仕者たらんとする覚悟はもと
      よりの事、専心何十年という長期の(生涯をかけて
      の)積み重ねの修行と「霊学は浄心を以てもととな
      す」といわれる如く、世俗の名利等一切に囚われな
      い徹底した「浄心」の持ち主でなければならない。
      神界に己が真心を捧げ且つ認めて頂くためには、こ
      うしたことが必須の条件であるために、並みの者で
      は到底動まらず、従って誰もが何もなし得ずに終わ
      ってしまう(後略)。

                渡辺勝義『神道と日本文化』

      簡潔に要約すれば、ご託宣を得る資格、厳しい修行
      を経なければ無理だし、中途半端では破滅するとい
      うことになるが、幽体分離の語り(「実存的不安と
      託宣」P.90)など、凡庸なわたしなど理解もできな
      い世界が解説されていて、少々閉口気味に消化する
      こととなる(→「正木ワールドへようこそ」の「
      二部 不思議な現象
      」に幽体分離が紹介されている
      )。きょうはこんなところで終わるとしよう。
                          




      アンスリウム(Anthurium) は、サトイモ科アンスリウ
      ム属の非耐寒性多年草です。作りが、造花のように
      見えますが、生花です。緑色の葉はサトイモの葉に
      似ています。 花色は、赤や、桃、白、緑、茶色。
      これは本当は花ではなく、ぶっぽうえん(仏炎苞)と
      呼ばれるもの。苞は、カラー(Calla)や、スパティフィ
      ラム(Spathiphyllum)に似ている。


       播州ラーメン

      数年前、開発試作品の検収で西脇に出張した折、長
      谷川穂積の応援横断幕を見て興味が惹かれ、それ以
      来、彼のボクシングに余り熱心ではないファンでい
      た。「この男はいずれ世界一になる」と。もう、と
      うに消えた情熱を呼び戻すかのように即興歌を詠む。

      アンスリウム属(Anthurium)とは、サトイモ科の属
      の一つ。ベニウチワ属ともいう。熱帯アメリカ原産
      で六百種以上ある。葉や苞(花に見える部分)が美
      しいものや、観葉植物として栽培されるものがある。
      別名ベニウチワの「アンスリウム」。花言葉は「熱
      情」。

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