極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

787は飛び立てるか

2013年04月20日 | 日々草々

 

 

 





ボーイングは3月15日、都内で会見し、787 型機の運航再開時期は数週間後との
見方を示したという。米国連邦航空局(FAA) が12日(現地時間)にボーイング
が示したバッテリーシステムの認証計画と試験飛行を承認したことで、若干の問
題が生じても数日程度のずれで承認が得られるとの自信を示し、米国家運輸安全
委員会(NTSB)や運輸安全委員会(JTSB)が一連のバッテリートラブルで発生し
たとする「熱暴走」という表現については「定義は人により異なる」と主張して
いたが、米連邦航空局(FAA)は米国時間19
日、バッテリーの重大トラブルで 今
年1月以降運航停止となっている米ボーイング787型機について、 改良されたバ
ッテリーシステムを承認した。



ボーイング社の改善策は、バッテリーのセル単位での発生防止と、不具合が生じ
た際の拡散防止、機体への影響防止の3段階で構成。ショートにつながる結露な
原因として考えられる約80項目を4グループに分け、包括的に対応できるもの
だと
いう。それによるとセルとバッテリーは、設計や製造工程、製造時テストを
見直
し、(1)セルを絶縁テープで囲み、隣り合うセルでショートが起きないよ
うに
し(2)使用される絶縁体も耐熱性や絶縁性を改良し、バッテリーのフレー
ムに
蒸気の排出口、(3)充電器も電圧を見直し、充電時の上限を低く設定して
バッ
テリーへの負荷を減らし、下限を高めて過放電を防止。これで、新たにバッ
テリーを
収めるケースと排気システムを採用し、出火要因を排除(類焼防止?)。
仮に出火した場
合も、燃焼が続かない構造とし、バッテリーから電解液が漏れた
り熱や圧力が発生した場合はケース内にとどめ、煙や異臭は機外に放出する。圧
力はこれまでに予想されたものの3倍の値(具体的な数値は?)に耐えられ、ケ
ース自体の試験は6万時間以上行っているという。

NTSBやJTSBがバッテリー内で発生したとする熱暴走については、シネット氏は「
熱暴走の定義は人により異なり、熱や圧力、炎が機体を危険にさらす状態、と定
義しているが、ボストン・ローガン空港も高松空港でのトラブルも、ボーイング
社はそのレベルではなく、バッテリーに過充電も見られなかったとの見解を示し
ている。また、認証試験は3分の1ぐらい進んだ。6週間以上設計の詳細につい
て検討を行い、試験結果では問題なく火災が起きないことを実証したと改善策に
自信を示す。就航から15カ月間の不具合についても、深刻な問題は787の方が777
よりもはるかに少ないとし、既存機と比べて信頼性で遜色がないことを強調して
いる。さて、飛行テストが不十分との批判があるなかでの再運行という。はたし
787はこの事故を克服することができるのか。全世界が注目している。また、
国際分業システムの安全・品質管理の有り様が試されている。


※リチウムイオン電池を採用するメリットの一つが、従来のニッケル・カドミウ
ム(ニッカド)電池と比較して軽い点だ。改善策を反映した新しいバッテリーシ
ステムについては、重量が約150ポンド(約68キログラム)増加する。重さ以外
にも、高電圧や高電流などのメリットがありリチウムイオン電池は継続して使用
することを前提として再開する。

※ http://www.faa.gov/about/office_org/headquarters_offices/ash/ash_progr
ams/hazmat/aircarrier_info/media/Battery_incident_chart.pdf

 

【ウォーターローイングマシン】 

 

これは誇張し過ぎかも知れないが、マイホームでのフィットネス文化をかえるか
もしれない。ドイツのノルトホルンで手作り生産したHOHrD社の木製フィットネス
機器がそれだ。ウォーターローイングマシン、ダンベルなどを用意して、インテ
リアとの調和がとれていて、金属がぶつかる雑音を減らし、なおかつ、部屋のイ
ンテリにふさわしいという(『中山道仮想ローイング』で使っているものは油圧
式だが、これは水抵抗負荷方式だ。しかも、情けないことにいまは開店休業中?
で使ってもいないほど忙しい。これではメタボは元気対できないぞ!?)。この
ウォーターローイングマシンは、メーカいわく完璧な上体のトレーナーで、肩、
首や腕の筋肉を鍛え、トネリコ、桜、クルミの樹木を使い理想的なトレーニング
や緊張をときほぐすことができるとか。それにしても、ドイツというか北欧の文
化にあらためて感心した。


 




さて、告別式で生駒を往復してわかったのだが、眼精脳神経疲労がやはり強く影響する。
したがって、今夜はブログを打ち込むことをやめようと思ったが結果はこの通り。
さて、村上春樹の小説とか、百目尚樹の『海賊と呼ばれた男』とかが話題となっている。
たまにはじっくりと小説でも読んでみよう。後者はテレビでも前宣で出演しているが面白
そうな作家だ。

 

  

コメント
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