『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 台風 と “ヘボ”ちゃんの飛行について考える・・・ 』

2009-10-08 15:54:02 | Weblog
              


猛烈台風:18号は、アッと言う間に各地へ大被害を齎して過ぎ去った。

予報通り日本列島を縦断する形で北海道沖に向かっている。
知多半島に上陸。 長野県・飯田に抜け、伊那谷を遡り、諏訪に出て、群馬~福島~岩手へと・・・
当然の事ながら、18号は、進路の東側に多くの被害を齎した。 yの地域は台風の眼の中にあったが、強い雨だけでそれ程の被害もなく、“ヘボ”ちゃんに餌の用意をしている最中に通り抜けた。

被害にあった方々には不謹慎な話だが、台風が近づくと気になる事がある・・・
それは、真っ昼間の通過である。
謹厳実直で生真面目な“ヘボ”ちゃん、途轍もない雨であろう!と、吹き飛ばされそうな風であろう!と、子孫繁栄と自分の餓えを防ぐ為外役に出掛ける。
台風の通過が真っ昼間だと目も当てられない? 突風の中での外役は、想定外の地域に吹っ飛ばされ体内時計や自身のGP(方向感覚)を狂わせ、帰還出来なくなる。 これは取りも直さず働き蜂の死を意味する。
幸い、yには、このような経験はないが、岐阜・愛知の蜂狂の多くは、これまで体験してきたらしい?
台風後、働き蜂が極端に減少し、コロニーが滅んだ!!!と・・・ だから、真っ昼間、台風が近付くと、入り口に蓋をしたり、生掘り時によくやる脅し「ドンドン」を加え、巣内に働き蜂を閉じ込めさせるという手だ!
yの所は、南は南アルプス、中央アルプス、眼先には3000m級の北アルプスを控えているので、大型台風と雖も、これ等の山にブツカリ勢力を落とす事が多い! つまり、雨や風が弱まるのである。
強い台風が来た事もあったが、その時は、幸いにも夜間であった。 だから、コロニー壊滅の羽目にあった事が無い!

今回も夜間だったので助かった。 昨日のドド~~ン、ババ~~~ンの通い時であったなら間違いなくかなりの距離吹っ飛ばされていたに違いない! 上空20~40mを飛行しているのだから有無を言わさず数10m~数100mスッ飛ばされる!!! 夜間から朝方に掛けてで助かった。
愛知や岐阜の蜂狂仲間の所はどうだっただろうか?

この件は、故西尾先生の「ヘボ騒動記」P.195:“台風”を読まれると格好よく書かれているので参考になるだろう・・・当に、その通りだと思う・・・

昨日から騒がれていた台風、不謹慎ながら手前勝手な“ヘボ”如きの困り事に焦点を当ててしまった。     
被災者の皆様には謹んでお悔やみ申し上げます。   

(注): 挿絵は、今井さんが「ヘボ騒動記」に寄進したもののコピーです。雰囲気がよく解る!