スモール・スモール ヘボ・サミットで特筆すべき事が何点かあった。
yと、時々、蜂追いをするOさんのトバシの技術力の高さは色々な場面で紹介してきているので、今更、取り上げるのもどうかと思うが、群を抜いている・・・
最近、烏賊団子のノウハウを確立し、申し分のない力量になってきた。
初回のトバシのみ、紙縒りが、まだまだ、長いが、此処さえ気を付ければ何も言う事はない。
第一、彼の脚力にはy等と全然違い、惚れ惚れする。何処でも走り捲れる脚力がある。
心配なのは、怪我だ!!!
昨年、yは、妙も無い所で転び、腰の骨を骨折しているからナァーーー
勢子に専念した東白川勢の眼力、透かしも大した物だ!!!
日頃、綿やテッシュでやっていると言うから小さい目印馴れているから、紙縒りを追う能力がついたのでは???と推察した。
これは、付知の蜂狂についても言える・・・小さくて、ヒョンヒョン飛び捲る紙縒りに付いて行けるのだ!!! 慣れと言うものだろうか?
そして、透かしに関しても素晴しい眼力を持ち合わせている。
一昨日は、結果的に、目的地は荒らされていて、超難所のみのヘボしか付かなかった。
場所を移ろうかと思ったが、対岸勢は、これにドップリと食いついてしまった。
これにIさんも加わり、言ってみれば、yだけが、孤立、挙句の果てに迷子になってしまった。
大川の対岸に別れたために起きた事なのだ?・・・
無線から、どうやら、そう遠くないヘボを構っているらしい情報が、時々、伝わってくる。お宮の屋根を越えたとか?行った、行ったとか?
その内に、ゲットの声が聞こえてきた。
東白川勢、遣るネェーーー
この地域の地理は殆ど頭に入っているので、『東白川勢、只者ではないぞ!!!』と、一瞬、思った。
昼飯後、燻しにかかって、現場に着いたが、そう簡単に見付けられる場所ではなかった。直感的に思った通り、Iさん、Mさん、唯の蜂狂ではなかった!!!
夫々の蜂狂が遊んでいる環境は、皆違うので、長い間に、そこの環境に適応した蜂追いを知らず知らずの内にマスターしているのだろう・・・
一度づつ、足助と東白川で遊ばせて貰った事があるが、此処の環境はyにとって楽勝の山だった。
が、付知は手強かった!!! 信州レベル!!! まるでジャングル・・・
こうして、偶にの交流ではあるが、お互いのノウハウが確かめ合えるのがすばらしい・・・と、感じた小さな、小さな蜂追い・サミットだった。
所で、数日前に燻して来た巣盤からこんな昆虫が出て来た!!!
まだ、名前は特定出来ないが、寄生蜂である!!!
幼虫は、ヒョコヒョコ動き回る蛆虫で、ヘボが繭化すると繭の蓋の下でヘボの体液を吸い、成長する。
コイツは、頭の先がチョンと黒く、一寸、グロテスクな蛆虫である。
コイツが羽化すると、このような寄生蜂になるのだ・・・
明日は、コイツがどんな正体か?一寸、分析してみたいと思っている・・・