日々是チナヲチ。
素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)





 私にとって、チナヲチ(素人の中国観察)は最大の娯楽です。観察めいたことをして、それを観察日記として当ブログに記しておく。これで娯楽が完了します。

 ところが娯楽だけに、基本的には余暇があってはじめて成立するものです。本業副業で手一杯のときは遊んでいられません。あと2週間くらいで「年末進行」という、そういう苦しい季節に突入します。

 それから娯楽だけに、他の娯楽に浮気することもあります。墨堤散歩(ウォーキングというほどのものではありません)はもはや日課なのでいいとして、「俺は,君のためにこそ死ににいく」のDVDが出たりすると、ついそっちにのめり込んでしまいます。

俺は、君のためにこそ死ににいく

TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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 ちょうど「十七大」(中国共産党第17回党大会)関連のことが一段落した時期ということもあり、ちょっとお腹一杯の気分もあって別の娯楽につい流れてしまいます。本格的に忙しくなる前に楽しんでおこう、ということもあります。

 出来心というのもあります。何カ月か前に、

「1年ちょっと経ったら使えなくなりました。やっぱ何とかタイマーってやつですかねえ」

 とさる筋に因縁をつけたら新品のプレステ2を送ってくれたので一時期「サカつく」にハマった時期がありました。いまは「空母戦記」です。皆さん御存知ないでしょうが私にとってはプレステ時代の輝ける名作のひとつ。

 先日ついCDの山の中からそのディスクを発見しまして、試しにプレステ2に入れてみたら動いたのです。おおお、と血が騒いでのめり込みました。いまも遊んでいます。これはいいものです。

空母戦記

アンバランス

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 その一方で「俺は,君のためにこそ死ににいく」とか「ザ・コックピット」とか最近入手したDVDを観ています。私の場合、「俺君」を観ると「月光の夏」も観たくなります。あと「ホタル帰る」とかを読まずにはいられなくなります。それに特攻つながりで回天の「出口のない海」のDVDと原作本(私の中では結構ポイント高いです)。同時期ということで『彗星夜襲隊』も読み返してしまいます。

TOKUMA Anime Collection『ザ・コックピット』

徳間書店

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月光の夏

ポニーキャニオン

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ホタル帰る―特攻隊員と母トメと娘礼子
赤羽 礼子,石井 宏
草思社

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出口のない海

ポニーキャニオン

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出口のない海 (講談社文庫)
横山 秀夫
講談社

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彗星夜襲隊―特攻拒否の異色集団 (光人社NF文庫)
渡辺 洋二
光人社

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 特攻隊が一段落すると今度は無性にガダルカナル戦に飛びたくなるので、『ガダルカナル戦記』(全3巻)を読みます。「戦争の本で何か一冊」と言われたら私は迷うことなく同書を推薦します。これは必読です。

ガダルカナル戦記〈第1巻〉 (光人社NF文庫)
亀井 宏
光人社

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ガダルカナル戦記〈第2巻〉 (光文社NF文庫)
亀井 宏
光人社

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ガダルカナル戦記〈第3巻〉 (光人社NF文庫)
亀井 宏
光人社

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 それからガ島ではありませんけどコミックなら水木しげるの『総員玉砕せよ!』がイチ押しです。これも必読。……で、ガ島関連で『遠い島 ガダルカナル』とか『ルンガ沖野戦』(名作!)それに『海上護衛戦』を読んでようやく一段落となります。

総員玉砕せよ! (講談社文庫)
水木 しげる
講談社

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遠い島 ガダルカナル (PHP文庫)
半藤 一利
PHP研究所

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ルンガ沖夜戦
半藤 一利
PHP研究所

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海上護衛戦 (学研M文庫)
大井 篤
学習研究社

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 ……などと雑談(楊枝削りではありません)に逃げてしまい申し訳ありません。ここ数日、中国問題で気になる出来事がいくつかあったのですけど、材料不十分ということで転がして置いたらつい「俺君」DVDから一巡してしまった次第。きょうは「連合艦隊」と「二百三高地」を観てしまいました。ようやく一段落したところです。

連合艦隊

東宝ビデオ

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二百三高地

東映ビデオ

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 楊枝削りではありませんけど、『ガダルカナル戦記』は是非御一読頂きたい名作です。以前にも紹介したことがありますが、これはいわゆる「戦記」ではなく、ガ島戦について一兵卒から大本営参謀、海軍関係者にまで数多くの人に取材したルポルタージュで、この種の作品では群を抜いたものとなっています。むろん、これを読むことで日本と日本人に思いをこらすこともできるのです。

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 別の娯楽に浮気してしまうとチナヲチへの戻り方が実に難しく、いきなりハードな話で入るのも小ネタでお茶を濁すのも苦手です。という訳で、こういう形で復帰報告ということにさせて頂きます。m(__)m。

 ちなみに今回のタイトルは意味ありげですが単にここ数日、私の頭の中で鳴っていたオンガクというだけです。「ノンシャランに街角で」でもよかったのですけど。

 ……雑談のつもりがこれだけ商品を並べてしまうと「閑話」などと澄ましてはおれません。やはり「楊枝削り」ということにしておきます。(^^;)




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