ゴエモンのつぶやき

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障害者おしゃれ楽しもう 大分市講座

2018年09月26日 12時06分17秒 | 障害者の自立
 衣服に悩みを持つ障害者や家族らを支援しようと、大分市が今年度から、障害者向けの服づくり講座を開いている。「一人ではボタンを留められない」「左右の腕の大きさが違い、自由に服を選べない」といった悩みを解消し、おしゃれを楽しんでもらおうという取り組みだ。
 
「ボタンが難しければファスナーにして、着やすくなるように工夫しましょう」

 今月8日、大分市のコンパルホールで開かれた7回目の講座。同市の服飾デザイナー鶴丸礼子さん(62)の助言を聞きながら、受講生たちは真剣な表情でメモを取ったり、ミシンを動かして布地を縫ったりした。

 「障がい者の『着る』ことなんでも相談&ファッション講座」は、今年5月にスタート。講師の鶴丸さんは高齢者や障害者の体に合ったオーダーメイドの服を手がけ、講座は来年3月までに計20回開かれる予定だ。服づくりに興味があるという41人が、自分でデザインした服を作り、脱ぎ着しやすくする工夫や縫製のポイントなどを学んでいる。

 市によると、障害者らの生活相談などの際、衣服に関する悩みが多く寄せられていた。このため、ニーズに合った服づくりの知識や技術がある人を養成しようと、初めて本格的な講座を企画。講座の修了後には、希望者を市のアドバイザーとして登録し、衣服に関する障害者らの支援や相談への対応に当たってもらう計画だ。

 11月23日には、別府市で受講生の作品を紹介するファッションショーも開かれる予定。

2018年09月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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